ひな祭りのイベントというのは、先生たちが雛人形を飾って園児たちはお歌を歌い、お菓子を食べておしまいってことが多いです
しかし好奇心旺盛な保育園児ですとそれだけだと満足できないかもしれませんせっかく飾った人形をポイポイしだす、なんてことになる前にみんなで遊べるゲームで発散させてあげたいですよね
今回はひな祭りにできる遊び、食べ物について調べてきましたひな祭りイベントの企画を考えている方、参考になればと思います
ひな祭りにすることとは?子供と一緒に行事を学ぼう
まず由来を知ってもらいたいというなら絵本が一番です
ひな祭りの絵本を読み、楽しみながら学んでもらいましょう
つづいて当てっこ遊びを入れた歌がおすすめです
園児たちを5人くらいのグループに分け
1グループずつひな祭りのお歌を歌ってもらいます
ポイントは予めその中に
お歌を歌っているフリをしている子を仕込みましょう
これを当てっこする遊びです
お友達のお歌を聞いてくれるし
いたずら好きな園児たちにウケること間違いなしです
あとは雛人形を園児たちに作ってもらいましょう
おすすめは紙コップで作るお雛様です
顔も着物も全てお絵かきしてもいいですし
着物や装飾品は折り紙や厚紙を貼るのもいいでしょう
低年齢のお子さんですと
立体的な紙コップにお絵かきするのは難しいかもしれません
そのときは顔だけは予め先生が書いておき
折り紙やシールを貼るだけ、という方法を選ぶといいです
あとは飾り方としては、中から画びょうを刺せば
壁に飾れるので簡単です
壁に段を模したテープを貼り、その上に人形カップを飾っていくと
段飾りも作れます
和柄のマスキングテープがおすすめです
お雛様とお内裏様だけは先生がつくり、下に飾る人形を
園児たちに作ってもらえば、壮大な段飾りができそうですね
また、上からひもを通して吊るし雛にするという方法なら
保育室でも家に持ち帰っても省スペースで飾れます
年長さんクラスの場合、もうハサミもお絵かきも
上手にできると思います
提灯やひし餅、桃の花といった装飾品まで
作ることができるかもしれません
お雛様が作り終わった子たちには
どんどん難易度の高い工作にチャレンジしてもらってください
きっと夢中になって取り組んでくれるはずです
ひな祭りのイベント食を子供たちと!食べるものならゼリーがおすすめ
工作に夢中になったあとは、おやつタイムです
工作でテンションの上がった子たちにガッシャーンとされないよう
するっと食べられるものがいいです
この時期ならゼリーをおすすめします
色んな色のゼリーなら子供たちの目も楽しませてくれます
桃色が多くなりがちなひな祭りのお菓子の中では貴重です
期間限定ではありますが
ひし形で三色のひし餅風ゼリーというものも売っています
手作りでも作れます
簡単にレシピもご紹介します
・ひし餅風ゼリー
15×15cm程度の容器1つ分材料:牛乳500ml
ゼラチン15g、水290ml、砂糖50g、食紅(赤・緑)少々
下準備:ゼラチンと水90mlを混ぜてふやかします
鍋に水と砂糖を入れて火にかけ、砂糖を溶かし
ふやかしたゼラチンを入れて混ぜます
これに牛乳を加え、沸騰する前に火を止めます
ボウルを3つ用意し、1/3ずつに分け
1つは食紅の赤、1つは食紅の緑を入れる。
緑のゼリー液を混ぜ、とろみが少しついたら容器に注ぎ
冷蔵庫で30分ほど冷やします
緑が固まったら白も同様にして、30分冷蔵庫で冷やします
白も固まったら赤も同様にして、冷蔵庫で30分冷やします
全て固まったら型から外してひし形に切って完成です
イチゴをミキサーにかけたり
野菜ジュースを使ったりといったレシピもありましたが
素材が違うとゼラチンや水の量も異なり、手間がかかります
また固さも味もバラバラです
味が色々あると食べないお子さんもいらっしゃいます
そのため食紅を使うレシピをご紹介しました
まとめ
以上がひな祭りにできる遊び、食べ物でした
簡単に要約すると…
・由来は絵本で、お歌は当てっこ遊びを取り入れる
・ひな祭りにおすすめの工作は紙コップで作るお雛様
・飾り方は壁に段飾り、もしくは吊るし雛
・おやつでおすすめなのはゼリー
・ひし形ゼリーは家庭で作るのにおすすめ
立派なお雛様の良さがまだわからないお子さんも多いと思います
自分で工作することで、お雛様に親近感を持ってもらえるはずです
ぜひ試してみてください