節分の日に大豆を食べる習慣がついた由来と簡単調理法

スポンサードリンク
スポンサードリンク

福を呼び込み、豆を撒いて鬼を追い出す行事、節分。

でもどうして23日なのか、なぜ豆なのか、そもそも節分という言葉の意味って何なのか、知っていますか?

私は知らなかったので、ちょっと調べてみました!

 

節分が2月3日な理由

二十四節気の「立春」という季節の前日だからです。

季「節」を「分」けるための儀式のため、「節分」と言います。

 

節分が春な理由

なぜ春なのかというと、春は他の季節より重要視されているためです。

日本は年度の始まりを4月に定めていますし、植物サイクルも春スタートが多いので、春が大切という考えはわかりますよね。

 

そして最後、豆についてです。これにはいくつもの説がありました。

今回はそんな節分の豆についての由来や撒くのに最適な種類の豆、調理法についてまとめてみました。

ぜひ読んでみてください。

  

節分の日は大豆を撒く?!最適な種類と代わりになるもの

 

 

豆を撒く行事の由来、それは簡単にいうと

悪いものを追い出すためのものでした。

なぜ豆なのかというと、

色々な説があるのでご紹介します。

 

説その1: 

豆を含む五穀には邪気を払う力があるとされていたため

説その2: 

京都で鬼が出た際、豆を投げつけて鬼の目をつぶしたため

説その3: 

豆は魔滅(まめ)

つまり魔を滅ぼすという語呂合わせからきている

 

どれも説得力がありますね。

なぜ大豆が主流なのかというと、

豆まきの時期に入手しやすく、

撒くのに大きさが最適だったから、という説が有力のようです。

現代でも乾燥大豆はスーパーで300円くらい、

豆まき用シーズンになると

それ用の炒ってある大豆が

数百円と安く手に入りますよね。

 

しかし、大豆が最適かというとそうでない場合があります。

炒った大豆ってポロポロ皮が剥がれ落ちるので、

撒いたあと掃除が大変です。

あと撒いた豆を拾ってそのまま食べるのも嫌ですし、

捨ててしまうのもちょっともったいないです。

また大豆アレルギーのお子さんもいらっしゃるでしょう。

 

そのため、代わりになるものもご紹介します。

まずは東北や北陸、南九州の一部ではお馴染み、落花生です。

大きいので小さな子供の口には入りにくいし、

殻がついているので拾って食べるのにも衛生的です。

他には個別包装の豆や豆菓子を撒くという手もあります。

大豆アレルギーのお子さんには食べられないので、

形だけ参加ということになります。

なので一緒に食べるときは、

豆に近い大きさや形のお菓子を

予め買っておくのもいいでしょう。

 

 

節分の日に余った大豆も調理法を変えれば栄養を逃さず摂取できる

 

 

節分の豆は、たくさん撒いても、

家族みんなで年の数だけ食べても、

けっこう余りがちです。

大豆は栄養素が豊富ですので、

ぜひ調理して食卓に出しましょう。

おすすめレシピは豆ごはんです。

 

豆ごはんレシピ 作り方

1. 米4合に酒大さじ4、塩小さじ1

炒り大豆1カップ(80)入れる

2. 普通に焚けば完成

 

特徴としては、こうばしい風味が食欲をそそります。

豆も手間なくほくほくです。

溶け出した栄養素も炊き上がるときに

お米が吸収してくれます。

また、具材とだしを足して炊き込みご飯にするのも良いです。

具材としてお好みの野菜に加え、

ビタミン12が含まれている食品(魚介類、レバー、海苔など)

入れることをおすすめします。

大豆に含まれる鉄分や葉酸とビタミン12

これらが組み合わさると貧血予防

効果が期待できるためです。

 

 

まとめ

 

 

以上が節分の豆についての由来や撒くのに最適な種類の豆、

調理法についてでした。

まとめます。

・節分とは季「節」を「分」けるための儀式

23日なのは二十四節気の「立春」という季節の前日なため

・季節の中で春に行うのは、春を重要視しているため

・豆を撒く理由は諸説ある

・おすすめレシピは豆ごはん

(手間を惜しまなければ炊き込みご飯)

 

ただ何となく行ってしまいがちな風習。

しかし理由や由来を知ると、気持ちがこもります。

気持ちがこもった儀式のほうが効果ありそうな気がします。

今年の豆まき、もしかして何かご利益あるかも…?

タイトルとURLをコピーしました