「アフィリエイト広告を利用しています」

保育士の給料が安い理由を分析!給与事情を知っておこう!

スポンサードリンク
スポンサードリンク

保育士の給料は安いという話をよく聞きます。

平成30年に発表された平均賃金等の実態についていえば、

保育士の平均年収は342.1万円、

全職種では491.2万円なので安いといえます。

ただ保育士の平均年齢が35.8歳、全職種は42.5歳という点、

保育士の性別が9割近く女性という点に注目して

再度統計を見てみたいと思います。

対象を女性のみに絞ってみると、

保育士の平均年収は339.7万円(36.1)

全職種は377.8万円(41.1)となり、

年齢を考慮するとさほど変わらないということになります。

つまり女性の給与が全体的に安く、

保育士に若い女性が多いため、

給与が安いというイメージがつきやすい、

ということも考えられます。

今回はこのほかに考えられる保育士の給与が安い原因や、

法改正によって給与が上がるのかということ、

公務員保育士などについてまとめました。

現在の保育士の給与事情が気になる方、

今後保育士になろうと考えている方の参考になればと思います。

 

 

保育士の給料は本当に上がるの?給与改善はされるのか!?

保育士の給料が安い原因として歴史的背景も考えられます。

大戦前から続く、某有名人の言った「誰でもできる仕事」

というイメージが払しょくされないこと、

社会福祉法人による運営から民間企業の参入、

弾力運用などです。

簡単にいうと、誰でもできる(と思われている)仕事なので

安い賃金でスタートしていて、

運営団体も儲けを追求していないため高い給料が出せない、

民間企業の運営となっても給与のベースは

以前のものが引き継がれ、

営利を追求すると給料が上がらない(どころか削減される場合もある)

弾力運用によって労働量が増えていくという流れです。

弾力運用とはある一定条件を満たせば、

定員を超えて保育人数を増やせるという規制緩和のことです。

ただ近年状況は少しずつ改善しています。

2013年には「保育士処遇改善等加算」という制度から作られ、

保育士の給料が上がるようになってきたのです。

2015年に給与が3%上がったり、

2017年にも給与が平均2%改善、

全保育士のキャリアアップ補助という制度が始まったりしました。

キャリアアップ補助とは、副主任保育士や専門リーダー職に

キャリアアップすると月額4万円、

職務分野別リーダー職になると

月額5千円がつくという制度です。

2019年以降も保育士の処遇改善の動きがいくつかあります。

こういったことから、今後は保育士の給料は上がると考えられます。

 

 

公立保育士と私立保育士の給料事情!公務員保育士ってなに?

ここからは保育士の給料を分けるのは何かを見ていきましょう。

まず公務員保育士と私立の保育士では給料が違います。

公務員保育士とは保育士の資格と公務員資格の

両方を持った保育士のことです。

この二つの資格を持っていることで

自治体の運営する公立の保育所で働けます。

公務員なので給料が良いです。

平均年収でいうと

地方公務員保育士の場合555.9万円(平均年齢40.1)

私立の場合333.7万円(平均年齢35.8)と、大きく違います。

次に、自治体によっても保育士の給料は大きく変わってきます。

高い都道府県は、愛知県(平均年収416万円)

京都府(401万円)、神奈川県(361万円)などが挙げられます。

厚生労働省の統計調査のページで詳細を見ることができます。

もし働く地域を今から選べるようでしたら、

給与の高い地域を選ぶことも一つの手ではないでしょうか。

また、求人媒体によっても給与や条件は異なります。

ハローワークといった無料の求人サイトより

保育士専門の求人サイトのほうが、給与が高かったり、

専門性の高い条件が提示されていたり、

自分の求める求人を探したりできる

傾向にあると言われています。

最後に、キャリアです。

入ったばかりの新人の保育士より、キャリアを積んだ主任保育士や

施設長の方が当たり前ですが給与は高いです。

継続した勤務、向上心を持って勤めることで

給料が上がる仕組みになっているようです。

 

 

まとめ

以上が保育士の給料の実態、今後の予想などについてでした。

まとめます。

・保育士の給料が安いのにはいくつかの理由がある

(女性の給与が安い、歴史的背景等)

・保育士の給料は今後上がっていく見通し

・保育士の給料を左右する要素はいくつもある

(公務員保育士、自治体、求人媒体、キャリア)

 

保育士は子供の笑顔が毎日見られるステキなお仕事ですが、

まだまだ働きに見合った対価とは言えないのが現状のようです。

ただ給料が良くなる条件をクリアすることで、

他の職業と同等、それ以上の給料を得ることもできるようです。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
生活
shinchasoをフォローする
Every day
タイトルとURLをコピーしました