5歳児の寝る時間が遅い、なかなか寝ない原因として下記の5つが考えられます。
- 親の帰宅時間が遅いため夜のルーティンが遅くなる
- 昼寝時間が多いから夜寝られない
- 寝る直前に入浴している
- 運動不足
- 寝る前に動画を見ている
「睡眠時間の確保」は5歳児の健康、成長にとって重要であり、睡眠不足は体の成長の遅れを始め、イライラしやすい、キレやすいなどの精神面にも悪影響を及ぼします。
我が家にも5歳児がいるのですが、共働きで寝るのが遅くなるとやっぱりちょっとイライラしていたりするんですよね。
この記事では、
- 5歳児の寝る時間が遅い原因と早く寝かせる方法やコツとは?
- 子供の睡眠不足はどんなリスクがあるの?
- 5歳児の理想の生活リズムと共働きでも実現できる健康的な生活習慣とは?
といった内容について紹介していきます。なかなか寝ない子供に困っているパパ・ママは必見です!
5歳児の寝る時間が遅い原因と早く寝かせる方法やコツとは?
5歳児を早く寝かせる方法、コツを先に紹介しますね!
- 昼間に体力消耗するまで遊ばせる
- 昼寝をしない
- 親が寝たふりをする
- 毎日の夜のルーティンを決める
- 寝室の環境を整える
昼間に体力消耗するまで遊ばせる
一番効果的な方法として、日中に体力が完全に消耗するまで遊ばせることです。5才ともなれば体力がかなりついてきていますので、なかなかの疲れ知らずです。
日中保育園や幼稚園から帰宅した後に公園や外遊びをして疲れさせる、もしくは水泳などの習い事に行くなどをすることで、夜の8:00~9:00あたりには眠ってくれます。
昼寝をしない
昼寝をしないのもマストですね。5歳になると昼寝は必要なくなる子が多いでしょう。しかし土日に昼寝する癖があるとどうしても夜に寝られなくなることがあります。
昼寝しそうなタイミングで楽しい遊びを一緒にすることで眠気を飛ばし、夜早い時間に寝るサイクルにしましょう。
親が寝たふりをする
寝室に入ってからが長い!という5歳児もよく見かけます。そういう時は親が「おやすみ」と言った後はもう寝たふりをしてしまうことです。
声をかけられても答えないでいると、いつの間にか寝ていきますよ。うちは子の方法が多いです
毎日の夜のルーティンを決める
毎日の夕方6:00くらいからのルーティンを決めてしまいましょう。
- 6:00夕飯
- 7:00お風呂
- 少し遊び
- 7:45歯磨き
- 8:00布団に入り本を読む
- 8:30就寝
毎日この流れを行っていると子供も歯磨きの声がかかったころから睡眠を意識し始めます。
ルーティンのようにこなしていると体が覚えていきますので、このルーティンで寝る時間を8:30あたりに定めてしまえば癖つきます。
寝室の環境を整える
寝室の環境もとても大切です。温度は26度前後にして、電気を付けず真っ暗な状態にします。
他の部屋からも音が漏れないようにしておくことも必要ですね。
その上でオルゴールの小さい音や、アロマのかすかな香りなどをつけておくことも早い睡眠を促す効果もあります。睡眠環境を整えることで大人も子供も寝つきがよくなりますよ。
そもそも5歳児の寝る時間が遅い原因はいくつかあります。
- 親の帰宅時間が遅いため夜のルーティンが遅くなる
- 昼寝時間が多いから夜寝られない
- 寝る直前に入浴している
- 運動不足
- 寝る前に動画を見ている
こういう理由が上げられます。しかし、確かに理想では夜の8:00~9:00に寝ることですが、5歳児の睡眠にとって大事なのは、「睡眠時間の確保」なのです。
何時に寝たかということより、何時間寝たかが大事ということです。
もちろん早い時間に寝るに越したことはないですが、私たちの帰宅時間によってどうしても難しい場合もありますよね。
そういう時に意識するのは、「睡眠時間をどのようにとるか」ということなので次の項から睡眠不足のリスク、睡眠時間の確保による生活習慣の整え方などを説明していきます。
子供の睡眠不足はどんなリスクがあるの?
子どもの睡眠不足は、以下のようなリスクがあります。
- 成長の遅れ
- 食欲不振
- 集中力の低下
- 易疲労感
- 多動・衝動行為
- 将来の肥満の危険因子
風邪を引きやすい子どもの特徴は睡眠不足だということ、体調不良の頻度が多いこは睡眠習慣が乱れているという調査結果があります。
睡眠時間の減少は免疫力を弱める結果になり、あらゆる感染症にかかるリスクも高くなります。
さらに、体調面だけではなく、情緒や問題行動なども睡眠不足との関連性がありイライラしやすい、キレやすい、集中力が持たない、先生のいうことが聞けないと言う特徴のある子どもは睡眠時間が短い傾向にあるということも言われているのです。
「5歳未満の夜間睡眠不足でその後の肥満リスクが約2倍に」、この記事の問題は、幼児は良く昼寝をするのでそれで代償されていそうなもんだが、昼寝はこの事象に影響がない、つまり夜更かしは昼寝で代償されていないという事に注目 http://ameblo.jp/inadages-aa/
— 稲田胃腸科・アンチエージングクリニック (@inada_antiaging) September 8, 2010
不規則な睡眠習慣は生体リズムを乱すのですが、生活リズムが不規則だと体内時計の時刻合わせがまちまちであるため、寝つき時刻もますます不規則になっていきます。
睡眠時間の確保のためにも、毎日の生活のルーティン化が大切です。
5歳児の理想の生活リズムと共働きでも実現できる健康的な生活習慣とは?
それでは5歳児に睡眠時間の確保をするためにも、5歳児の理想の生活リズムと共働きでもできる健康生活習慣を紹介していきます。
まず、5歳児の睡眠時間の理想は10~11時間です。
それを目処にすることで、朝起きるのが7:00なら夜の8:00~9:00に就寝したいところです。
朝7時までに起き夜9時までに寝る
成長ホルモンは眠っている間により多く分泌され、21~23時の間に作られて、22~翌2時の間に一番多く分泌されます。
この時間に眠っていることが一番成長できるということになりますので、夜の9:00には就寝となると必然的に起きるのは7:00までとなります。
夕食の時間は17時くらいが良い
お風呂は寝る時間の1〜2時間前が良い
お風呂にはいってだいたい1~2時間後に体温がスムーズに下がってくるので入眠しやすい体調になっています。就寝を夜の9:00にするなら、夜の7:00くらいにお風呂に入るのがベストです。
とはいえ、すべてを一遍にするのは共働きの家ではかなり難しいことだと思います。
一つ一つで実現できるところからゆっくり実践していくと良いでしょう。