結納金ってよく聞くけど、
それって何?と思われている方も多いと思います。
まずは、結納金について説明しましょう。
結納金とは簡単に言うと、
「結婚までに必要な支度金」になり、
男性側から女性側に送るものです。
金額は、地域によっていろいろと違いありますが、
相場としては100万や200万など、
キリの良い金額にします。
末広がりの80万とする方も多いようです。
そんな金額は準備できないと思っている方、安心してください!
結納金は必ず必要とするわけではありません。
両家が納得していれば、しなくても結婚に支障はありませんから。
結婚前に両家が揃う結納!時期の決め方やふさわしい日取りって?
両家で話し合った結果、結納を行うことになった場合に
気になるのが、時期や日取りについてです。
大安吉日などの良い日に合わせないといけないのでしょうか?
時期についてですが、多くのカップルが
結婚式の3ヶ月以内に結納を行っています。
この時期になると結婚式の段取りも大筋が決定していることも
多いので、顔合わせと同時に
結婚式の確認の場にも利用できます。
さて、日取りについてですが、
基本的には「大安」「先勝」などの
日程で行われることが多いようです。
ですが、今は式場が「仏滅」に
割引をしているところもあるようで、
あまり気にならないカップルは、
こういう日を利用しているようです。
ただ、本人たちは気にしていなくても、
年長者は気にされる方もいるので、よく話し合ってくださいね。
結婚するなら結納が必要?食事会との違いやそれぞれの特徴!
上記に書いたように結納しなくても結婚できますし、
なんなら最近は結納をしない人の方が多いです。
変わりに行うのが、両家の顔合わせを行う食事会になります。
結納と顔合わせの違いを見てみましょう。
① 目的
結納は「二人が婚約したことを周りに知らせる、
または、確認する行事」ですが、
顔合わせは「両家の親睦」となります。
② 費用
結納は式の費用(会場費・食事代)だけで15万円程です。
結納金や結納品などの諸経費を入れると、
100~200万円程が必要になります。
顔合わせは、基本的に食事代だけになるので2~5万円ほどです。
何か贈り物をするにしても、
それほど高価なものを選ぶ必要の無いでしょう。
③ 服装
結納の場合は、振り袖や紋付き袴などの
正礼装かブラックスーツや訪問着などの準礼装となります。
顔合わせは、ワンピースやダークスーツなどの
カジュアルな格好でも大丈夫です。
服装に差がでないように、事前にどのような服装にするかを
確認しておくことをおすすめします。
結納金や結納品が無いので、顔合わせは
結納式に比べると準備に時間がかからずに行うことができます。
金額にしても場所によってはお車代や
宿泊費が必要になりますが結納式よりも安価に行えますね。
まとめ
現代では、結納を行う人は年々減少しています。
私の友人や親せきも結納を行わずに、浮いた費用を
結婚式や新婚旅行、新居の費用、赤ちゃんの出産費用に
回した人はたくさんいます。
親の立場でも、結納はいろいろなしきたりがあったり、
準備するものが多くて面倒と思っている人もいるようです。
私の親は、もうやりたくないと言っていました。
仲人を立てて、本格的にすると本当に大変なようです。
ただ、結婚は当人だけの問題ではないので
自分たちだけでしないと決めるのではなく、
親の考えも聞いて判断することをおすすめします。
長い結婚生活のスタートにつまずかないように、
思いやりを持ってよく話し合ってください。
結納にしても顔合わせにしても、
2人で計画し実行することは、
お互いの距離を縮める良い機会になると思いますよ。