クチナシは種から育てることができる!気を付けることや大事なポイントとは?

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クチナシを種から育てるにはパームブロックと呼ばれる天然ヤシ繊維でできた土のブロックに蒔く方法(パーム蒔きと呼びます)がおすすめです。パーム蒔きの手順は次のとおりです。

  1.  パームブロックをお湯につけてふやかす
  2. 土をしぼってジップロックに入れる
  3. 種をメネデール水につける
  4. 土の入った袋に種を入れる
  5. 初夏まで冷蔵庫などの冷えた場所で保管する
  6. 鉢に植える

この記事では、

  • クチナシは種から育てることができる!気を付けることや大事なポイントとは?
  • 知っておきたいクチナシの害虫と病気の原因と対策とは?
  • 知っておきたいクチナシのこと
  • クチナシが枯れる原因と対策方法とは?

といった内容をまとめてみました。クチナシを種から育てる方法について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

クチナシは種から育てることができる!気を付けることや大事なポイントとは?

クチナシを発芽させる方法と、育てるときのポイントを紹介します!

• クチナシを発芽させる方法
• クチナシの花の咲かせ方
• クチナシの増やし方

クチナシを発芽させる方法

クチナシを発芽させるにはパーム蒔きがおすすめです。
パーム蒔きの手順は次のとおりです。

  1.  パームブロックをお湯につけてふやかす
  2. 土をしぼってジップロックに入れる
  3. 種をメネデール水につける
  4. 土の入った袋に種を入れる
  5. 初夏まで冷蔵庫などの冷えた場所で保管する
  6. 鉢に植える

それでは詳しく説明していきます!

1.パームブロックをお湯につけてふやかす

水で増えるパーム土を水かお湯でふやかし、下準備をします。
時間がかかる場合があるので、前日までに済ませるか、お湯を使用することをおすすめします。

※ダイソーなどでも売っていました(「水で増える園芸土」110円(税込み))

2.土をしぼってジップロックに入れる

土をしぼり、封ができる袋に入れます。ジップロックがおすすめです。
このとき、レンジで30秒ほど温めて殺菌しても良いですが、その後は常温になるまで待ちましょう。

3.種をメネデール水につける

メネデール水とは、メネデールという活力剤を水で薄めたもので、発芽を促してくれます。一晩以上つけるようにしましょう。

また、心配な方は種をエタノールで消毒してもいいです。

4.土の入った袋に種を入れる

袋の中の土が常温以下になったら、種を入れましょう。

5.初夏まで冷蔵庫などの冷えた場所で保管する

クチナシが発芽するのは、気温が25度程度まで上がる初夏です。
それまではある程度湿った土で寒さを経験させます。
冷蔵庫など頻繁に観察ができて、寒い環境を作れる場所で保管しましょう。

6.鉢に植える

発芽したら、4〜6、9〜10 月ごろに植え付けをしましょう。
湿り気があり、腐葉土が混ざっているとよく育ちます。
適度に日当たりがいい場所に置き、水をたっぷりあげましょう。

クチナシの花の咲かせ方

クチナシの受粉方法と、花がどのように咲くのかを説明します。

クチナシの受粉方法

クチナシは自家受粉をするため、必ず人工授粉をさせる必要はありません。
もし人工授粉をする場合は、花粉を筆にとって他の花につけることで受粉させます。
複数の花で何度か受粉させると、実のつく確率が高くなります。

花の咲き方

クチナシは6〜7月に花を咲かせます。
咲き始めは真っ白ですが、時間と共にクリーム色になります。
花の寿命は短く、繊細な点が特徴です。

また一重咲きは実をつけますが、八重咲きの場合は実がならないことが多いです。
クチナシにはいくつか種類があり、大実クチナシなどは盆栽用に使用されることもあります。

クチナシの増やし方

クチナシを増やす方法は2つあります。

• 挿木
• 株分け

それぞれやり方を紹介します。

挿木

挿木は一般的な方法で、5〜7月に行います。

  1. 今年の枝を15cmほどで斜めに切り、根本に近いほうの葉をとる
  2. 根本を1時間ほど、水か活力剤入りの水につける
  3. 赤玉土、鹿沼土、ピートモスのいずれかを用意し、枝をさす
  4. 水を十分に与え、日陰に置く

ポイントは、土の表面が乾いたら水を上げることと、
1ヶ月前後で根が出たら植え替えを行うことです。

株分け

株分けは3〜4月に行いますが、株分けで増やせるのは枝が地面を這って成長するものに限ります。
方法は簡単で、株を土から出して根本から2つに分け、別々に植えるだけです。
そのあとは、苗を育てたときと同じように管理しましょう。

知っておきたいクチナシの害虫と病気の原因と対策とは?

害虫と病気について、それぞれ紹介します。

クチナシの害虫

クチナシは香りが強いため、害虫が付きやすいです。
代表的な害虫と、対処法を紹介していきます。

オオスカシバの幼虫
• オオバハゴロモ

オオスカシバの幼虫

オオスカシバの幼虫は主に5〜9月に発生し、葉と似た色をしているため見つけにくいです。成長速度が早いため、あっという間に葉を食べ尽くしてしまいます。
殺虫剤を使用して駆除しましょう。

オオバハゴロモ

オオバハゴロモは4〜10 月に発生し、通気性や日当たりの悪い場所を好みます。
また、葉に似た見た目をしているので見つけにくいです。
彼らは植物の栄養分を吸って成長を妨げるので、取り除き、殺虫剤を撒きましょう。

クチナシの病気

クチナシの代表的な病気は以下の通りです。

• すす病
• さび病

これらの病気にかかると、葉・茎に黒い粉のようなものが付いたり、葉に斑点が表れたりします。

クチナシは通気性の悪い環境で様々な病気にかかりやすいです。
剪定を正しく行い、育てる場所に気をつけることであらゆる病気の対策をしましょう。

知っておきたいクチナシのこと

そもそもクチナシとはどのような花なのでしょうか。
魅力的な初夏の花、クチナシの基本情報を紹介します。

名前の由来

クチナシの漢字は「梔子」と書きますが、名前の由来は「口無し」にあるという説がもっとも有名です。
多くの植物の実は、熟れると表面が割れますが、クチナシは割れません。
それを口が無い様子に例えて、クチナシと名付けられました。

クチナシの特徴

クチナシの特徴は以下の通りです。

• 香りが強い
• 染料として使用される
• 漢方薬として使用される

それぞれ詳しく説明します。

香りが強い

クチナシは、ジンチョウゲ、キンモクセイに並ぶ三大香木の1つで、香りが強い樹木とされています。
英語名がケープジャスミンと付くほど、ジャスミンに花に似た甘い香りをしています。

染料として使用される

クチナシの実は主に黄色の着色素として栗きんとんやタクアンに使用されます。
その他にも、青色色素や赤色色素、またそれらを混ぜ合わせて、緑色や紫色として使用されることもあります。

漢方薬として使用される

クチナシは、漢方処方にも多く使用されています。
止血、解熱、鎮静などの効果があり、吐血、充血、黄疸の症状に効くとされています。

クチナシが枯れる原因と対策方法とは?

クチナシが枯れたり花が咲かなかったりする時は、以下の原因を疑ってみましょう。
あわせて対策方法も紹介します。

枯れてしまう原因

• 葉焼け
• 冬の冷たい風

葉焼け

葉焼けとは、葉が日焼けすることです。
葉焼けをすると葉の中の細胞が壊れ、白くなったり茶色く枯れたりして株ごと弱ってしまいます。

対策方法は、できるだけ強い日を避けることです。
日光に当たる場所で育てる場合、葉が日に当たる時間を少しずつ長くして慣らしてあげましょう。

冬の冷たい風

クチナシは寒さと乾燥に弱い植物です。
冬の冷たい風に当たれば枯れてしまうこともあるので、育てる場所に注意しましょう。

対策方法は、土が乾いていたらすぐに水をたっぷりあげることです。
また、寒い地域で育てる場合、地植えではなく移動できるようにしましょう。

花が咲かない原因

• 正しく剪定できていない
• 根詰まり

正しく剪定できていない

剪定の時期を間違えると、枝と一緒に花芽を切り落としてしまうことがあります。
また、放置すると葉が増えて通気性が悪くなりますが、反対に葉や枝を切りすぎても翌年の花に影響が出てしまいます。

対策方法は、花が咲き終わったらすぐに剪定を行うことです。
太くて健康な枝を優先して残すようにし、内側に伸びる枝や細い枝から間引くようにしましょう。

根詰まり

根が伸びすぎて鉢の中で行き場がなくなると、根から栄養を取り込むことができなくなってしまいます。
植物の成長スピードや、土・葉・花の状態に異変があったら、根詰まりを疑いましょう。

対策方法は、植え替えをすることです。
地植えの場合は必要ありませんが、鉢で育てている場合は2~3年を目安に植え替えをしましょう。その際、長い根を切り消毒することをおすすめします。

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