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アニサキスを見つけたらその刺身は食べられない?対処法と確認の方法

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スーパーから買ってきた魚や釣ってきた魚にアニサキスを見つけた場合、アニサキスを取り除くことで食べることができます。
アニサキスは食べても毒性はありませんので下記のいずれかの処理をすれば食べることができます。(アニサキスアレルギーの方は別です)

  • -20℃で24時間以上冷凍する
  • 60℃1分以上加熱する

買ってきた魚にアニサキスがいた場合は、アニサキスが死んでいる場合でも生きている場合でも店員に申し出れば別のものに変更してもらえます。(スーパーによって対応が異なる場合があります)
交換に出向く手間はかかりますが、まずは電話で相談してみてください。

魚にアニサキスを見つけても対処さえしてあげれば、食べることは可能です!
また、魚についている虫はアニサキスだけではないのでそちらも詳しく紹介していきますね。

この記事では、

  • 刺身にアニサキスを見つけたときの対処方法とは
  • スーパーで買った魚にアニサキスが付いていた時の対応方法
  • そのほかにも注意したい魚についている寄生虫とは?

といった内容を詳しく解説しています。魚にアニサキスがついているのを見つけた方には参考になると思いますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

刺身にアニサキスを見つけたときの対処方法とは

アニサキスは寄生虫の中では比較的大きく肉眼でも確認が可能です。

魚の切り身や内臓を良く観察すると2~3㎝程度の白色の線虫として確認でき、場合によっては動いている個体もいるでしょう。

せっかく買った刺身や料理屋で出された刺身にアニサキスがいた場合の正しい処方はこちら。

適切な処置をして安心して刺身を楽しみましょう。

  • 返品してもらう
  • 冷凍処理
  • 加熱処理

返品してもらう

スーパーや料理屋で提供された刺身にアニサキスがいる場合はアニサキスが死んでいる場合でも生きている場合でも店員に申し出れば別のものに変更してもらえます。

アニサキスをみたら残りの刺身が気持ち悪くて手につかない方は多いはず。

遠慮せずに店員に声をかけると良いでしょう。

私も実際に料理屋でアニサキスを見つけて料理を新品と交換してもらった経験がありますが、お互いに快く返品してもらえ満足しました。

冷凍処理

わざわざ返品が難しい場合はアニサキスを殺すことで食中毒を防げます。

アニサキスは-20℃で24時間以上冷凍すると死に至るので冷凍保存してから食べると良いでしょう。

加熱処理

アニサキスは加熱処理でも死にます。

刺身ではなくなってしまうのですが、加熱して食べる事で対処可能。

60℃1分以上の加熱で十分です。

刺身を焼き魚や煮物、汁物にすることで対処できます。

 

詳しいアニサキスの知識と食中毒の防ぎ方

アニサキスはそもそもどのような寄生虫なのか基本情報はこちらです。

  • 最終宿主と生態
  • 発生が多い魚と部位
  • 食中毒が多い時期
  • アニサキスアレルギー

最終宿主と生態

実は人間に寄生するアニサキスは「幼虫」なのです。

自然界ではクジラやイルカなどの海洋哺乳類の胃の中に成虫がおり、その糞便から卵が排出されて他の生物に寄生していきます。

オキアミなどの小型プランクトンに卵が取り込まれ、それを餌にする魚介類の体内で幼虫になる。

それがクジラやイルカに食べられて成虫になるというライフサイクルを繰り返す生き物だと覚えておきましょう。

https://twitter.com/Masuika_Maruka/status/1433913824973770756

ここ数年クジラが保護されていることによってクジラの個体数は増えています。

それによってアニサキス症の発生件数も増えているという説もありますが、未だその相関性は解明されていません。

発生が多い魚と部位

アニサキスは青魚に特に多いです。

特にアニサキス症の原因になった魚種はこちら。

「サバ、カツオ、サンマ、アジ、イワシ」※多かった順となっています。

また、アニサキスは魚の内臓に多く生息しているので調理前に内臓を取り除く事が大事だと覚えておきましょう。

食中毒が多い時期

アニサキス食中毒は3月と10月にピークを迎えます。

特に10月は毎年1年で最も多い患者数が出るので「秋には特に注意する」という事を覚えておきましょう。

アニサキスアレルギー

まれにアニサキス自体にアレルギーを起こす人がいます。

このアレルギーはアナフィラキシーショックを起こすこともあるほど危険なアレルギー。

発症してしまった人は安全のため魚介類を食べることを規制されてしまうほど。

アニサキスは青魚に多く寄生しているのですが、基本的にどの魚介類にも寄生している可能性がある生き物です。

そのためどの魚介類でも食べるとアレルギーを起こす可能性があると覚えておきましょう。

もし魚介類を食べて蕁麻疹や呼吸困難が起こる場合はすぐに病院で診断を受けることをオススメします。

スーパーで買った魚にアニサキスが付いていた時の対応方法

スーパーで買った魚のアニサキス対策はこちらです。

  • 鮮度が良い状態で調理する
  • 返品、冷凍、加熱

鮮度が良い状態で調理する

魚を1尾丸ごと買った場合は鮮度の良い状態で調理する事を心がけましょう。

アニサキスは魚の内臓に多く潜んでおり、魚の死後時間をかけて筋肉などの可食部に移動します。

そのため、魚介類は鮮度の良いうちに食べる事が重要。魚だけでなくイカなども同じです。

返品、冷凍、加熱

食べてしまう前であればアニサキスが見えるようにして店員に説明すれば返品可能です。

それが面倒な場合は目に見える範囲でアニサキスを取り除き、加熱や冷凍でアニサキスを殺しましょう。

ただし、アニサキスアレルギーをお持ちの方は加熱や冷凍、取り除いただけではアレルゲンが残っていて発症します。

アレルギーの方は医師の許可が無い限りは魚介類を食べない事が一番です。

そのほかにも注意したい魚についている寄生虫とは?

アニサキス以外の魚介類の寄生虫とその対策法をまとめました。

  • ニベリニア
  • ブリ糸状線虫
  • テンタクラリア
  • サンマヒジキムシ
  • ディディモゾイド

ニベリニア

スケトウダラやマダラ、スルメイカに高確率で規制している条虫です。

人間に危害が無いため食べても問題ありません。

とても小さく気が付きにくい寄生虫で、つまようじの先ほどのサイズしかありません。

ブリ糸状線虫

その名の通りブリに寄生します。ブリの幼魚であるハマチやイナダも同様。

人間には食べても危害が無いのですが、サイズが5~60㎝と大きく気持ちが悪く、可食部の筋肉に穴をあけて潜んでいるため調理するまで見つからない虫です。

販売者にとっては返品が起こりうる厄介者の虫です。

テンタクラリア

カツオの内臓や内臓付近の筋肉に多く生息している小さな条虫で人間は寄生しません。

ただし、小さくても目に見える程度なのでアニサキスと間違われる事があります。

小さく平たい場合はテンタクラリアなので、調理時に包丁で取り除いてしまいましょう。

サンマヒジキムシ

良くパック詰めされているサンマのお尻からひじきのような黒いモノが飛び出ているのを見た事はありませんか?それがサンマヒジキムシ。

実は体内に頭部を突き刺しており、この頭部は固くて食べるときに異物として認識されます。これらも人間には特に害はありません。

ディディモゾイド

人には寄生せず健康被害がありませんが、マダイやカツオにまれに寄生しており、集団で身の中に潜んでいる黄色の吸虫類です。

見た目が気持ち悪いため見つかると販売店ではその魚は廃棄処分となってしまいます。

あまりみかける機会は少ないレアな寄生虫でしょう。

このようにほとんどの魚介類の寄生虫が人間には害が無いです。

しかし、見た目の問題や気持ち悪さから返品などのクレームの原因になります。

販売者を困らせる厄介者であることは確かでしょう。

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