洗濯槽のワカメの正体は、黒カビです!洗濯槽のワカメを何度洗濯槽洗浄をしても無くならない時の対処としては、下記の3つがポイントとなります。
- 何回も洗濯槽洗浄を繰り返す
- 洗濯機メーカー専用の洗浄剤を使う
- 専用業者を呼んで分解洗浄
業者を呼ぶのは最終手段として、この記事では正しい洗濯槽の掃除方法を紹介しているので参考にしてみてください。
そしてワカメを発生させないための予防法は、以下のようになります。
- 洗濯機を使わない時は蓋を開けておく
- 洗濯槽の中に洗濯物を入れっぱなしにしない
- 洗剤は使用量を守る
- ゴミとりフィルターをこまめに掃除する
- 定期的に洗濯槽クリーナーで槽洗浄する
細かいことですが、こちらの予防法を守ることでカビの発生頻度や量がかなり変わってきます。めんどくさがらずに取り入れることで後々楽ができますよ!
今回の記事では
- せっかく掃除をしたのに洗濯槽のワカメがなくならない時の対策とは?
- 洗濯槽のワカメが発生する原因と予防方法とは
- なんどきれいにしてもワカメがなくならない…そんな時に検討したい事
などを紹介していきますので、洗濯槽カビでお悩みの方はぜひ最後までご覧ください!
せっかく掃除をしたのに洗濯槽のワカメがなくならない時の対策とは?
洗濯槽清掃をしてもワカメのようなゴミが浮き続けるときは次の方法を試してみて下さい。
- 何回も洗濯槽洗浄を繰り返す
- 洗濯機メーカー専用の洗浄剤を使う
- 専用業者を呼んで分解洗浄
何回も洗濯槽洗浄を繰り返す
1回の洗浄で洗濯槽の汚れが落ち切らず、中途半端に汚れが浮き上がってくると「ワカメ」が際限なく発生し続けます。
そんな時にまずやってほしい方法が洗浄を2~3回繰り返す事。
一度目の洗浄で浮き上がってきた汚れが再度クリーナーを入れて洗浄を行う事ではがれ切り、取り切る事ができるかもしれません。
実は洗濯槽クリーナーには種類があり、大きく分けてその主成分が2種類に分かれます。
それらは「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」。
酸素系漂白剤よりも塩素系漂白剤の方が強く、汚れを落とす効果が高いです。
酸素系漂白剤を使ってワカメが出続ける場合、次は塩素系漂白剤が主成分のクリーナーを使うのも手です。
ただし、塩素系はしっかりとすすいで成分を流し切らないと臭いが強いため要注意!
場合によっては洗濯物の色落ちをしてしまう事もあるのでしっかりとすすいでください。
また、酸素系漂白剤が主成分のクリーナーを使った場合でも、お湯を使うと効果がUPします。
もし水で溶かした場合、次はお湯を洗濯槽に張って試してみてはいかがでしょう?
洗濯機メーカー専用の洗浄剤を使う
各洗濯機メーカーはメーカー専用の洗浄剤を販売しています。
市販のクリーナーで何回も洗浄してもワカメが浮き続ける場合はメーカー専用のクリーナーを使う事も検討してください。
実はこのメーカー専用洗浄剤はとても洗浄力が強く、それぞれの洗濯機の素材や構造に合わせたクリーナーなので、汚れの除去効果が強いのです。
通販サイトなどで簡単に購入できるのでオススメです。
ただし、ドラム式と縦型で分かれている場合があるので購入の際は注意して下さい。
専用業者を呼んで分解洗浄
通常のクリーナーで何回も洗浄してもダメ、メーカー専用のクリーナーを使ってもダメな場合は業者を呼んで分解洗浄という手段もあります。
洗濯槽の裏まで汚れが蔓延している場合は分解して洗浄をかけない限り洗浄クリーナーでは汚れが取り切れないのです。
専用業者を呼ぶと費用が大きくかかりますが、洗濯機を新しく買うよりは安い場合がほとんど。
洗濯機の稼働年数や、買い替えるべきかなどを総合的に判断して洗浄業者を呼ぶかを検討してください。
洗濯槽のワカメが発生する原因と予防方法とは
洗濯槽のワカメが発生する原因はズバリ「黒カビ」です。
あのワカメのようなものは洗濯機内で発生した黒カビの層が洗浄時に剥がれ落ちて浮いてきたもの。
黒カビは「酸素」「栄養」「水分」がある場所で増殖します。
酸素は空気中のどこにでもあるし、洗濯機内は水分が残りやすい場所。
また、カビの栄養素となるものは洗濯物についている「皮脂」「汚れ」や「洗剤・柔軟剤の残り」なので、これらの条件が揃う洗濯槽内では黒カビは増殖しやすいわけです。
黒カビの発生を予防するにはこの「酸素」「栄養」「水分」のうちどれかをつぶせばいいんです。
予防方法として有用な方法はこちら!
- 洗濯機を使わない時は蓋を開けておく
- 洗濯槽の中に洗濯物を入れっぱなしにしない
- 洗剤は使用量を守る
- ゴミとりフィルターをこまめに掃除する
- 定期的に洗濯槽クリーナーで槽洗浄する
洗濯機を使わない時は蓋を開けておく
洗濯機の蓋はドラム式、縦型どちらも使用しない時は開けておく方が黒カビ防止になります。
蓋を閉めて密封した状態では水分が蒸発せず中が湿った状態に…。
つまり「水分」が十分にカビに供給されてしまいます。
ただし、ドラム式に関してはペットやお子さんが入って中から蓋をすると内側から蓋があかずに窒息する危険もあります。
蓋をあけっぱなしにしても事故が起こらないかどうかを判断して管理しましょう。
ドラム式で乾燥機能を使っている場合は、中まで乾燥していてカビが生えにくい状態が維持されますので蓋は閉めっぱなしでも良いです。
洗濯槽の中に洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯槽の中に洗わない洗濯物を入れっぱなしにすると、その洗濯物についている汚れが原因でカビが増殖してしまいます。
カビに栄養素を供給してしまう状態に…。
洗濯物は洗濯籠に入れて、洗濯直前に洗濯槽に入れましょう。
洗剤は使用量を守る
適正量の洗剤や柔軟剤を使わないと洗剤や柔軟剤が洗濯槽に残ったり、汚れが落ち切らずに滞留したりします。
残った洗剤や柔軟剤も黒カビの餌になりますし、滞留した汚れも餌になります。
適正量の洗剤を使う事がカビ防止に繋がるのです。
ゴミとりフィルターをこまめに掃除する
洗濯機についているゴミとりフィルターも汚れが蓄積してカビの温床になります。
こまめにゴミを捨て、フィルター自体も漂白剤に漬けるなどして掃除しましょう。
ゴミがフィルター中間ほどまでに溜まったら捨てて掃除するようにすることをオススメします。
定期的に洗濯槽クリーナーで槽洗浄する
実は多くの洗濯機メーカーは洗濯槽洗浄を1ヶ月に一度行う事を推奨しています。
頻繁に洗浄する事で洗濯槽内の黒カビの増殖が抑えられ、清潔な状態が維持継続できるのです。
あまりにも頻繁に行う必要はありませんが、汚れが蓄積する前に洗浄する事。
これが最も手間のかからない予防方法でしょう。
正しく掃除できていないかも!?今一度確認しておきたい掃除方法とポイント
洗濯槽洗浄のやり方にはポイントがあります。
せっかく洗浄をしてもポイントがずれているとしっかりと汚れが落ちていない場合も…。
ポイントを押さえてしっかりと洗浄をしましょう。しっかりと抑えるべきポイントはこちら!
- 清掃頻度
- 酸素系漂白剤はお湯で溶かす
- 洗濯槽に貯める水の量
- 洗濯槽以外もカビの温床
清掃頻度
正しい洗濯槽洗浄をしていても、その頻度が延びすぎるとカビが増殖するスキを与えてしまいます。
月1回は洗濯槽洗浄をするのがベストですが、そうそう月1回もできないという人がほとんどでしょう。
通常の合成洗剤を使っている場合は2か月に1回程度でも洗浄頻度はOKです。
ただし、粉石けんを使っている場合は合成洗剤よりもカビの増殖がしやすいため1ヶ月に1回は掃除した方が無難です。
その他、ドラム式で毎回乾燥をかけている場合は半年に1度程度の洗浄でもカビが生えない事が多いです。
洗濯物に嫌な臭いが移らないか、洗濯槽からカビ臭さがしないかどうかを清掃頻度の目安にしてみて下さい。
臭いが出る手前に洗浄をかけるのがベストです。
酸素系漂白剤はお湯で溶かす
酸素系と塩素系の漂白剤を主成分にしたクリーナーがありますが酸素系のタイプを使う場合はお湯に溶かした方が洗浄と殺菌効果が高いです。
お湯の温度は40~45℃がベスト。
なるべく水でなくお湯にクリーナーを溶かす方が高効果なので試してみて下さい。
洗濯槽に貯める水の量
洗濯槽にはなるべく多くの水を貯めて洗浄した方が洗濯槽全体を洗浄できます。
縦型ならば槽いっぱいにクリーナーを溶かした水を張り、ドラム型ならば洗浄した際にこぼれない程度に水を張るのが一番良いです。
洗濯機に槽洗浄モードがある場合はそれに従えば一番いい位置まで自動で水を張ってくれます。
洗濯槽以外もカビの温床
洗濯槽をしっかりと洗浄しても、実は槽以外に残っていたカビがまた繁殖する事も…。
洗濯槽洗浄をするときは洗濯槽以外もしっかりと清掃しておきましょう。
気を付けるべき場所はこちら。
洗濯機の蓋の内側
埃をしっかり落とし拭き掃除してください
洗剤投入口
説明書を参考に取り外し洗浄してください。意外とカビだらけになっています。
ゴミとりフィルター
しっかりとゴミを取り、フィルター自体も漬け置き洗浄するとベスト。
排水フィルター
こちらも説明書を参考にしっかりと清掃しましょう。
なんどきれいにしてもワカメがなくならない…そんな時に検討したい事
洗濯槽洗浄を何年もしていなかったり、洗濯機自体を何年も使っているとどうしても自分で洗濯槽洗浄しただけでは洗浄不十分になる事も…。
そんな時は一度業者を呼んで分解洗浄してもらいましょう。
しっかりとワカメの原因のカビがリセットされます。
洗濯機を買い替えるよりもお手軽に安く済みますので、具体的方法をご紹介します
- 代表的な洗濯機洗浄業者と価格
- 業者に頼むメリットとデメリット
代表的な洗濯機洗浄業者と価格
ダスキン:14300円(税込)から
おそうじ本舗:縦型11000円(税込)、ドラム式:18700円(税込)
業者に頼むメリットとデメリット
業者に頼むことのメリットはこちらです。
- 業者が作業してくれるので立ち合いさえすれば自分の時間を確保できる
- もしもの時の保証をしてくれる
- 料金が通常の買い替えよりも安い
それに対してデメリットはこちらです。
- 業者によってはもしもの時の保証が無い場合がある
- スペースの問題で作業ができない事もある
- 料金が追加作業で増えてしまう事がある
こちらのデメリットに対しては、事前の打ち合わせをしっかりと行う事である程度避けられます。
しっかりと事前の電話や対談での打ち合わせで確認をしておくことが一番です。