足のむくみ解消のため「壁足上げ」をして足がしびれるのは、「壁足上げ」のやり方が間違っているからです。足がしびれる原因は、主に下記の2点です。
- 血液やリンパが一気に足から少なくなるため
- 神経に負担がかかっているため
長時間やってしまったり、間違った姿勢で行うとしびれが出てしまうので、この記事で紹介する正しいやり方で「壁足上げ」をすればしびれはなくなります。
壁足上げを正しくすると次のような効果を得られます。
- エクササイズ
- 深い眠り・リラックス効果
- むくみの解消
- 腹筋のゆるみ効果
- 消化の改善・便秘解消
どの効果もとてもうれしいものですので、ぜひ正しい壁足上げの方法をマスターしましょう!
今回の記事では
- 壁足上げをしていて足がしびれる原因と注意点
- むくみが取れる正しい足上げの方法
- 足のむくみの原因と予防方法
といった内容を紹介していきます。最後まで読んでいただくと確実に足がスッキリ爽快ですよ!
壁足上げをしていて足がしびれる原因と注意点
足のむくみ取り効果がある「壁足上げ」ですが、人によって足がしびれる事があります。
なぜか足がしびれてしまう原因は主に2つです。
- 血液やリンパが一気に足から少なくなるため
- 神経に負担がかかっているため
血液やリンパが一気に足から少なくなるため
壁足上げをすると足の逆立ち状態になるので、足の血液やリンパ液が重力で胴体の方に降りる効果があります。
実は、一気に血流やリンパ不足になると一時的に足のしびれを感じる事があり、これがしびれの原因になるのです。
この場合のしびれは痛みを伴わず、ある程度時間が経つと収まります。
ほとんどの場合、壁足上げをしていて起こるしびれはこの「血液やリンパの流れが急になる事」。
長時間壁足上げをし続けると足の血液やリンパ不足が顕著になるので、足上げをする時間にも気を付ける事が必要でしょう。
足先が真っ白になっている場合は血行不良が起こっているので足が白くならない程度に抑えておくことがオススメです。
神経に負担がかかっているため
きちんとした姿勢で壁足上げをしていなかったり、もともと腰に不調がある人が壁足上げをすると神経に負担がかかりしびれを感じる事があります。
この症状は痛みを伴う事もあるので、鋭い痛みを伴う場合はすぐに壁足上げを辞めた方がいいでしょう。
神経に負担がかかっている場合は、そのまま無理して続けると体を傷める危険性もあるので要注意です。
足がしびれず、むくみが取れる正しい足上げの方法
正しい壁足上げのやり方を守る事でしびれを予防する事が出来ます。
また、よりエクササイズ効果を実感できるでしょう。
正しい壁足上げのやり方はこちら。
- 壁にできるだけお尻を近づけて、足を垂直方向に伸ばします。
- 壁にお尻を接触させられる方は接触させて下さい。
体が硬い方はぴったり接触させられないのでできる範囲でお尻を近づけましょう。
この際に、しっかりとお尻が壁につかないと腰に負担がかかります。
- そのまま呼吸を止めないように深呼吸しながら1分キープして下さい。
- 膝を曲げてM字開脚状態にすることで股関節を伸ばします。こちらも1分キープしてください。
ポイントは2の手順で壁にしっかりお尻をつける事です。
体が硬いとこれが出来ずに腰に負担がかかるため、ケガにつながる事もあります。
むくみを解消したり、足の裏側や股関節のストレッチ効果を出す為には3、4の手順を1分以上続ける事が重要。
1分できない場合は、まずは1分を目標に徐々に秒数を伸ばしましょう。
できるようであれば5分程度まで時間を伸ばしても構いません。
では、実際に壁足上げをすることの効果はどんなことがあるのでしょう。
5つの効果を紹介します。
- エクササイズ
- 深い眠り・リラックス効果
- むくみの解消
- 腹筋のゆるみ効果
- 消化の改善・便秘解消
エクササイズ
実際にやってみるとわかるのですが、壁足上げは筋力を使います。
ストレッチだけでなくエクササイズ効果もあるのです。
深い眠り
壁足上げよって血流やリンパの流れが良くなり、さらに深呼吸をしながら行う事で酸素も体中に行きわたります。
また、副交感神経も優位になるためとてもリラックスした状態になるでしょう。
眠る前に行う事で脳がしっかり休める状態ができあがり、深い眠りが期待できるのです。
むくみの解消
血液やリンパが足から減るため、むくみが短時間で解消します。
腹筋のゆるみ効果
体の反対側にあるお腹側の筋肉も緩む効果があり、これによって生理痛の痛みも緩和にもつながる事があります。
消化の改善・便秘解消
壁足上げは腸の動きも活発にします。
それによって、消化を改善してくれるので胃腸が悪い方も続けると良いでしょう。
胃腸の調子が良くなるので結果的に便秘にも効果が期待できます。
足のむくみの原因と予防方法とは
足のむくみの原因はズバリ「細胞の隙間などに水分がたまる事」です。
リンパ液や血液などが一定の場所に停滞するとその水分が細胞のすきまに溜まりむくみが発生します。
足がむくみやすい理由は、一日中体の下の部分にあるため重力によって血液やリンパ液が停滞しやすいからです。
また、デスクワークなどで動かない場合はさらに足の血行が滞り、むくんでしまう事に…。
そのため、足のむくみを取るためには、「滞った血液とリンパを流す」事が重要。
壁足上げ以外にも、マッサージやお風呂に入る事で解消するのはそのためなのです。
また、足のむくみの予防にも血液とリンパを流すことが重要です。
デスクワークをしている方は定期的に歩いたり足を動かすだけでも効果があります。
また、足を組んでしまう人は足を定期的に組みなおすだけでもむくみ解消に効果があるようです。
【豆知識】座っているときに足を組むクセがある人は、5分以内に逆の足に組み直すようにすると、むくみを予防できます。長時間同じ姿勢でいると、血行やリンパの流れが悪くなり、むくみの原因になります。座布団に座っているときも、足の姿勢をちょくちょく変えることをおすすめします。
— ダイエットbot1982387 (@llcc3344) October 15, 2022