現代の日本の車の普及率は、一世帯に一台と言われており、車がいかに身近な存在かがよく分かりますね。
ちなみに、都市部での普及率は、一世帯に一台を割り込んでおり、田舎に行けば行くほど普及率が高い傾向があります。
まぁ、都会は交通手段がいくらでもありますからね。
私は田舎者なので、車がない生活なんて考えられません。
バス停ですら、車で行かないとしんどい距離にあると言う、本末転倒ぶりです。
さて、そんな身近な存在である車ですが、時折メンテナンスが必要です。
車も消耗品ですからね。
車検は、二年に一度するように義務付けられており、怠ったまま運転してしまうと、違反になってしまいます。
二年に一度って意外と短いものですが、アレ!?車検いつだっけ!?
となるのはあるあるです(私だけ?)。
そんな時に役立つのが、『車検期間シール』です。
フロントガラスの上部に貼ってあるアレです。
軽自動車の場合は黄色で、それ以外の車のシールの色は、青色です。
ちなみに、丸い形をしたシールがフロントガラスの端に貼られている事もありますが、これは、『定期点検シール』なのでお間違えの無いように。
車検シールの、見方や貼り方に注意が必要です。
まずは見方。
表(外側から見る方)と裏(車内から見る方)で、表記が異なっています。
表には、車検が満了する年と月のみが記載してあり、日付までは記載されていません。
大きな数字の方が月、小さい数字の方が年を表しており、例えば、平成30年5月が満了であれば、大きい数字が5、小さい数字が30と記載されます。
裏には、年月日の全ての記載があり、「平成○年○月○日に満了する」と、日付まで確認する事が出来ます。
車検の満了日は、必ずしも月初や月末と決まっている訳では無い為、注意が必要です。
日頃から確認しておくと良いでしょう。
続いて、貼り方。
そもそも、シールを貼り忘れると、違反になります。
シールを貰ったら、失くしたり忘れる前に、必ず貼りましょう。
貼る場所ですが、ルームミラーがある車は、ミラーの前面。要するに、中央。
ルームミラーが無い場合は、運転席から一番遠いフロントガラスの上部。
フロントガラスの上部に着色がしてある場合は、色が付いていない位置までズラした先程の位置。
と、色々決まっています。
まぁ、ほとんどの場所は、車屋さんが勝手に貼ってくれるので、貼る事は少ないと思いますが、知っておいて損はありませんね。
では、シールの事はこれで理解が深まりましたが、肝心な車検はどの様にすれば良いのでしょうか。
車検の予約ってどうしたらいい!?方法を徹底解説!
まず、予約の方法ですが、主に2つあります。
インターネットと、電話予約です。
最近は、何でもインターネットで
予約するものが増えてきましたね。
その流れもあり、インターネット予約が主流になりつつあります。
しかし、電話予約の方が、聞きたい事を
色々確認してから申し込めると言うメリットはある為、
時と場合で使い分けましょう。
インターネットでの予約に限り、
割引きが効くといった場合が増えて来ましたし、
24時間対応していますので、
そちらの方がオススメではありますよ。
すごく田舎では、車検が出来る場所が限られて来ますが、
ある程度の街であれば、大手のカー用品店や、
車検専用のお店がたくさんありますので、
安く車検に出し易くなります。
さて、大手メーカーや車検専用店だと安いとは言いましたが、
車検の費用はいったいいくらかかるのでしょう。
車検費用はどのくらいかかる?業者でも変わってくる費用の相場
車検は、決して安いものではありません。
どの車屋さんも、車検を必死でオススメして来ますよね。
純粋に、利益が非常に高いかつ、義務付けられているので、
悪い言い方をすると、顧客の足元を見やすいのです。
中には、余程な故障箇所があった場所を除いて、
法外な費用を請求する業者もいる為、最低限の知識は必要です。
車検の相場ですが、車種や、業者によって変動があります。
ディーラーでの車検の場合、
軽自動車は約7万円で、
1500ccクラスのコンパクトカーであれば、約10万円です。
そして、カー用品店の場合は、
軽自動車は約5万円、
1500ccコンパクトカーなら約7万円と、数万円の差があります。
しかし、カー用品店の方が、
ディーラーより整備能力が劣っていたり、
車を取りに来たり持って来たりなどのサービスはありません。
安いのはそれなりの理由があっての事です。
安さを求めるならカー用品店、
精度やサービスを求めるなら、ディーラーを選ぶなど、
こちらも予約同様に、時と場合を考える必要がありますね。
車検は大事!!
車検は費用と時間がかかるやっかいなものですが、
しないといけないのはそれなりな理由があるからです。
もし整備不良だった場合、事故発生率が非常に高くなります。
そして、事故を起こしてしまった場合、
時間とお金を浪費してしまうだけではなく、
自分や事故に巻き込んでしまった人の
『命』がかかっているのです。
たった数万円で命が助かるのであれば、安いものです。
皆さんも、シールを時折確認して、
私のようにいつか忘れてしまって、
焦らないようにしなければいけませんね。
車検は必ず受けましょう!!