日本には「痛勤」という言葉があるくらい、
通勤が大変とされています。
毎日ストレスなく通勤している方は少ないでしょう。
車、電車、自転車など色々な交通手段ごとに
メリットとデメリットがありますし、
長距離かどうかや、信号の数によっても
通勤状況は大きく変わってきます。
この交通手段の中のどれが自分に合っているのか、
全部試すのは難しいですよね。
私も色々と試してみましたが、
自分にぴったりくる交通手段に出会うまで
結構時間がかかりました。
今回、そんな私が見つけた通勤手段の
選び方についてまとめました。
通勤手段を見直してみようかと考えている方、
ぜひ参考にしてください。
通勤距離における適正な交通手段とは? まずは凡その距離を測定してみよう!
まず通勤距離を測ることから始めましょう。
インターネット上の地図サイトを利用すると簡単です。
Googleマップ、NAVITIMEなどがおすすめです。
距離だけでなく、通勤手段ごとの距離と
かかる時間も調べられるためです。
こちらの2つのサイトでは基本的に
自動車、公共交通機関、自転車での
ルート検索ができます。
時間帯も指定できますので、
ご自身の通勤時間を設定して調べてみてください。
もちろん地図サイトのルート検索で、
交通状況を把握しきるのは難しいです。
以前私が自転車通勤を始めたとき、
朝より夜の方が人のいる街を通るルートだったため、
帰りの方がより長い時間がかかったことがありました。
そういったことがないよう
凡その距離と交通手段ごとの時間を把握したら、
実際に交通手段を試す必要があります。
次に、通勤手段ごとの特性も把握しておきましょう。
通勤手段1つ取っても距離の他にも限界事が…。乗り物毎のメリットデメリットとは?
交通手段それぞれにメリットとデメリットがありますので
それぞれ見ていきましょう。
1つ目は自転車です。
こちらのメリットはエコなこと、最短距離で行ける、
体を動かすことによって
健康への良い効果が期待できる点などです。
デメリットは慣れていない方には疲れるという点です。
自転車での通勤距離の限界は15kmくらいと言われています。
この15kmの距離を、信号があったら止まるという
ストップアンドゴーをしながら
時速20kmのペースで走ると、40分くらいかかるそうです。
この運動のあと仕事して、そして40分かけて帰ってくる
というのは慣れるまで大変です。
また天気や体調のすぐれない日などに備えて
別の通勤方法も考えておく必要もあります。
2つ目は車です。
こちらのメリットは疲れない、
よほどの悪天候でない限りは通勤ができる、
満員電車のような窮屈さがないという点です。
デメリットは自家用車なら走行距離が増える、
ガソリン代がかかる、渋滞に巻き込まれる可能性がある、
常に注意力を怠ってはいけないため気疲れするという点です。
ただ社用車を使えたり、
ガソリン代を会社が負担してくれたりする場合もありますよね。
3つ目は電車やバスといった公共の交通手段です。
こちらのメリットは到着時刻がほぼ毎日同じ、
自転車や自動車のときのような疲れがないという点です。
デメリットはやはり満員状態のときの窮屈さ、
路線と時間が限られている点です。
運賃についてはガソリンと同じで、
会社から支給される場合が多いですよね。
私は3つの交通手段すべてを試したことがあります。
個人的には車での快適な空間を楽しみつつの
長距離通勤が合っていました。
もちろん自転車でも心地よいサイクリングができたり、
公共の交通機関で睡眠時間が補えたり
といったメリットもありました。
そしてやはり3つすべてに上で
お話したようなデメリットもありました。
3つの交通手段のメリット、デメリットを
ご自身の通勤ルートに当てはめてみた上で、
自分に合っていると思う交通手段を試してみてくださいね。
まとめ
以上が通勤手段の選び方でした。
まとめますと・・・
・通勤距離、手段はインターネット上の地図サイトで
調べると分かりやすい
・自転車でのメリットはエコ、最短距離で行ける、健康に良い点
デメリットは慣れるまで疲れる、天候によっては使えないという点
・車のメリットは疲れない、天候に左右されにくい、
窮屈さがない点、
デメリットは車の走行距離が増える、
渋滞、注意力が必要な点
・公共の交通手段のメリットは到着時刻がほぼ毎日同じ、
デメリットは満員状態のとき窮屈、路線と時間が限定される点
毎日のことだからこそ、
ストレスなくスムーズに職場にたどり着きたいものです。
何を優先させるのかは難しい問題ですが、
よく見極めて自分にぴったりの交通手段を見つけてくださいね。