毎日お疲れさまです、女性のみなさん。
今年一年も仕事をがんばった自分へのご褒美として、お正月休みを楽しみにしていることでしょう。そうです、仕事の後は忘年会が控えています。
20代や30代の頃はおしゃれをして参加したものですが、40代や50代になると、忙しさのあまり、前年の忘年会で何を着たのかさえ記憶にないと悩む方も少なくないはずです。
職場も家庭もこなしつつ、健康や介護などの心配ごとも増えてくる年代でもあります。だからこそ、せっかくの忘年会は日常を忘れて存分に楽しみましょう。
忙しくてファッション雑誌を見る時間もないというあなたのために、ここでは40代の忘年会コーデの要点、50代の忘年会コーデの要点、そして40代~50代が輝ける忘年会ファッションのおすすめベスト3をご紹介します。
40代女性のための忘年会ファッションのコツ
歳を重ねると体型も変わるもの。ふとした瞬間に増えたお肉を発見して、「えっ、ここにも?」と鏡の前で溜息が出ることもありますよね。
変化する体に自己嫌悪を覚え、服を選ぶのも「どれも似たり寄ったりでしょ?」と勝手に納得させてしまいがちです。しかし、ここはひとつ、40代の新しい魅力を見つけるチャンスと捉え、前向きになりましょう。
服装選びで意識したいポイント
- 知性と品格を引き立てる上品なスタイルを心がける
- シンプルな中にも個性を映し出すファッションを選ぶ
- 流行に流されすぎず、アクセサリーや小物でおしゃれを楽しむ
40代女性にぴったり!忘年会で輝くファッションベスト3
年末の素敵な一夜を彩る、おすすめのスタイルをご紹介します。
40代女性にお似合いの忘年会ファッションを、人気のある3種類に絞ってピックアップしました。
どんな会場でも自信を持って楽しめるような、おしゃれで洗練されたコーディネートを目指しましょう。
第1位:シックな黒のワンピース
どの年代にも愛され続ける黒のワンピースは、忘年会のドレスコードにもぴったり。
スレンダーなシルエットでエレガントさが際立ちます。アクセサリーや小物で個性をプラスすれば、一層華やかな印象になりますよ。
第2位:華やかなトップスとパンツの組み合わせ
キラキラとした装飾が施されたトップスに、シンプルなスラックスを合わせるというスタイルも素敵です。
このコーディネートなら動きやすさも抜群で、忘年会の盛り上がりにも最適。ゆったりと楽しむことができますね。
第3位:上品なプリーツスカートとブラウス
ちょっとした上品さをプラスしたい時には、ふんわりとしたプリーツスカートとブラウスの組み合わせがおすすめ。
温かみのある素材を選べば、冬の寒さにも負けず、忘年会の親しみやすい雰囲気にもマッチします。
第1位:やはり「ワンピース」
ワンピースは年齢を問わず愛され続けています。仕事から友人との集まりまで、様々な場面で活躍してくれます。
しかし、重要なポイントがあります。20代~30代の頃に愛用していたワンピースとはこの際、思い切ってお別れした方が良いでしょう。
過去のアイテムを取り出したり、若向けのデザインを選んだりすることは避けましょう。残念ながら、それらはむしろ年齢よりも上に見えてしまう場合があります。
40代にふさわしいワンピースは、控え目な露出と落ち着いたカラーを選択するのが鉄則です。
ダークカラーが物足りないと感じる場合には、ネックレスやバッグなどのアクセサリーを少し華やかなものにして、特別感を演出してみてはいかがでしょうか。
お次にご紹介するワンピースでは、袖の長さや着丈を選べるだけでなく、ご自宅で気軽に洗濯できる点も魅力的です。
第2位:パンツスーツで洗練された印象を
通常、スーツが持つイメージはビジネスライクですが、昨今では多様なファッショナブルなスーツスタイルが登場しています。
年齢を重ねるごとに、以前は気にもしなかった足の疲れやむくみが気がかりになり、スカートスーツでは心配事が尽きません。
そんな時は、クールなパンツスタイルで颯爽と現れるのがおすすめです。パンツドレスのバリエーションも豊富で、お店の雰囲気に合わせていろいろ選択肢が増えるのが魅力です。
仮にオフィス用のスーツを着回したい場合でも、工夫次第で大丈夫。オシャレなインナーや、ブローチ、スカーフなどの小物をプラスすることで、ぐっと華やかさが増します。
様々なアレンジが可能で、しかもパンツのウエストがゴム仕様なら、長時間のお食事会でも楽ちんです。
第3位:ニットトップスでおしゃれに
年末の集まりと言えど、それぞれの会場に合わせた装いが必要です。高級レストランやホテルでは上品なドレスコードが期待されるでしょう。
一方、常連の居酒屋やカジュアルなバーでは、あまりにフォーマルすぎると浮いてしまう恐れがあります。そんな時にはニットウェアがおすすめです。
カーディガンを合わせたニットのアンサンブルなら、様々なボトムスに合わせやすく、選択肢も豊富です。
さりげないアクセサリーを加えて、忘年会の雰囲気を楽しんでください。しかし忘れてはならないのは、あくまで年末の宴会ですので、装いはカジュアルに偏らないよう注意しましょう。
ビジューがあしらわれたアンサンブルなどは、華やかさをプラスするのにぴったりです。
50代女性に贈る忘年会スタイルのコツ
40代半ばを過ぎると、首のしわに意識が向くことが増えますよね。また、体型がボリューミーな方はお腹周り、スリムな方は皺や痩せた印象が気にかかることも。
服選びではつい「隠したい」心理が先行し、そればかりに注目してしまいがちです。
確かに露出過多は避けたほうが無難ですが、バランスが大切です。隠すことだけに重点を置くのではなく、見せる部分を意識して、不安なポイントを上手にカモフラージュしましょう。
日頃から値段を重視してファッション品を選んでいる方でも、きちんと素材感や質に目を向けると、50代特有の洗練された雰囲気を作り出せますよ。
50代におすすめの服装選びのコツ
- ファッションアイテムの素材に注目しましょう。
- 「隠し過ぎ」も「露出過ぎ」も避けるバランス感覚を。
- 色の選び方にも気を配りましょう。
50代女性の忘年会ファッション・ベスト3
第1位:パンツスタイルでの洗練された装い
上品なシャツやブラウスを選ぶ際は、生地が薄いタイプは避けることを推奨します。薄手の素材はオフィス的な雰囲気を醸し出しやすく、また、二の腕のラインなどが透けて見えることもあります。
やや厚手のしっかりとした生地を選択すると良いでしょう。
パンツはお手持ちのもので充分ですが、セットアップのシャツとパンツを組み合わせることで、コーディネートに迷う時間を短縮できます。
バッグと靴の色を統一するなどの小さな工夫を凝らせば、控えめな色合いのスタイルも一層魅力的に映ります。
第2位:様々なバリエーションのワンピース
簡単にスタイリングが完了するワンピースは、若い頃に愛用していた時とは異なるポイントに気をつける時期になりました。第一に、低品質な素材は避けるべきです。重要なのは、50代の品格を素材の良さでアピールすることです。
加えて、デザインがあまりにも風変わり過ぎるものも避けることが望ましいでしょう。若々しく見えることを狙うものの、流行を掴めていないと見なされかねません。
全てをモノトーンでまとめてしまうと、逆に老けて見えてしまうことがあるため、アクセサリーやバッグに一色加える「アクセントカラー」を取り入れると、より洗練された印象になります。
第3位:レースを巧みに取り入れる
現在、レースを利用したアイテムがたくさん登場しています。レースを施したバッグなどの小物を使えば、普段と違う特別な雰囲気を楽しむことができます。
一方で洋服にレースを加えることによって、見た目の美しさを高めたり、体形を巧みに隠したりする効果があります。しかし、全身レースで固めてしまうと、やり過ぎ感が出てしまいがちなので注意が必要です。
レースは部分的に取り入れるのがおすすめです。例えば、友人達とのカジュアルな忘年会へ行く際には、レースが施された羽織りやすいカーディガンを選ぶと良いでしょう。
折り目のつきにくい素材で、さまざまな色のバリエーションがあるため、とても便利です。
40代・50代におすすめ!シーンに合わせたファッションの選び方
若い頃はある程度のファッションの自由が許されますが、40代や50代になると、周囲の目も厳しくなります。若さに頼れない今だからこそ、場の空気に合った服装選びが求められます。
例えば、親しい仲間内の集まりでは、ちょっとした失敗も笑いに変えられるかもしれません。しかし、ビジネスの場やお子様の学校行事など、公の場での忘年会などでは、適切な服装が今後の人間関係に大きく影響を及ぼすことも。
特に格式の高いホテルやレストランで催されるイベントでは、まるで結婚式への招待を受けたかのような心構えで服装を選ぶことが大切です。生足を出すスタイルや派手すぎるブーツ、過度な露出や派手なアクセサリーは避けた方が無難です。
年齢を重ねたからこそ出せる、落ち着きや品格を服装にも表現しましょう。40代、50代ならではの大人の魅力を、ファッションでしっかりと演出することが肝心です。
ハンドルキーパーへの心遣いを
現代社会において、飲酒運転は社会問題として非常に重要視されています。そのため、忘年会などでお酒を楽しむ際は、自動車を運転することは絶対に避けましょう。自転車による飲酒運転もまた、同様に危険が伴いますし、法に触れる可能性があります。
代行サービスやタクシーの利用、または公共交通機関の利用が最も安全で理想的ですが、それが難しい状況もあるかもしれません。
お酒を控え、皆の安全を優先してくれる運転者(いわゆるハンドルキーパー)に対しては、感謝の意を表するべきです。わずかな言葉でも彼らの気持ちを温かくし、責任の大きさを和らげるでしょう。
感謝の気持ちを表す方法はいくつかありますが、例えばビール券をプレゼントすることも可能です。ただ、心からの「ありがとう」のひとことが、彼らを喜ばせ、笑顔を引き出す力を持っています。
まとめ
私はお酒を飲むのがとても好きです。ただ、忘年会となると、出かけること自体が面倒に感じることがあります。ただ今回は、服装を一つの楽しみとすることにしました。公式の忘年会ではないときは、友人たちとドレスコードを決めてみると、新たな楽しみが生まれるかもしれません。
これまでは、食事で服を汚してしまう事態を想定し、暗い色の服を選ぶことが多かったです。しかし歳を重ねた今、今年はちょっと明るい色合いのファッションに挑戦してみるつもりです。心置きなく飲んで笑って、清々しい気持ちで新年を迎えるのが理想です。