コンビニエンスストアでは、スーパーマーケットのように多種多様な商品が並んでいる訳ではありません。そのため、お好みの商品や特定の味を探すことが少々難しい場合があります。
例えば、ふとカレーを作りたくなったときに限って、カレールーが家に不足していたり、そもそもなかったりすることはよくある話です。
さらには、よく行くスーパーが遠方にあったり、すでに閉店していたりすることもありますよね。
このような場面で役に立つのが、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンといったコンビニエンスストアです。予期せぬ食欲をすぐさま満たしてくれる利便性を提供してくれます。
本稿では、コンビニでカレールーを選ぶ際の注意点と、主要なコンビニチェーン別のカレールーの取り揃えについて、理解しやすい形でご紹介します。
コンビニ選びのカレールー:選ぶ際の重要点
コンビニエンスストアでは食料品の購入が手軽に行えるものの、スーパーマーケットに比べて種類は限られています。特に限定されたスペースでは、人々の支持を集める製品に焦点を当てているためです。こちらでは、満足のいく買い物をするための重要なアドバイスをご紹介します。
コンビニで見つかるカレールーのバリエーション
コンビニの狭い棚では、いくつかの代表的なカレールーのみが取り扱われています。通常、ハウス食品のバーモントカレーのような人気商品が中心となり、一部はコンビニ専用ブランドの商品も扱っており、その結果、他の有名なブランドの選択は限られがちです。
カレールーを購入する最適なタイミング
商品の在庫補充は店舗ごとに異なり、特に新しい味や季節限定フレーバーはすぐに売り切れることがあります。そのため、新商品をゲットしたい場合は、速やかに訪れることが大切です。在庫更新の時期を聞き出して、新たに棚に並んだ直後を狙うのが得策かもしれません。
なぜコンビニでは中辛カレールーが主流なのか?
コンビニでは客の好みに応じて商品を選んでいますが、中辛カレーが特に人気です。以下のような辛さの中から選べる場合が多い中、甘口を好む方々にとっては選べる種類が限られることが多いです。
- 甘口
- 中辛
- 辛口
リンク先で甘口が見つからない場合は、他の調味料で風味を調整する手もあります。ただし、コンビニのオリジナルブランドでは、甘口や辛口も含めた幅広い選択を取り揃えている可能性がありますので、見逃さないようにしましょう。
甘口カレーはバーモンドとかこくまろとか色々使ってるけど、セブンプレミアムのが多分一番甘い。ちょっとの辛味も苦手なお子さんは良いと思う!
大人はこれが好き🫶 pic.twitter.com/FBQ3YNroeh— ちーかま@6y +3y (@3112mizuki) December 28, 2023
コンビニカレールーパッケージの規格に関する傾向
日本のコンビニエンスストアでは、小規模世帯やシングルの男性に適した6食入りのカレールーパッケージを見かけることがよくあります。一人暮らしの男性や少人数の家庭では少量パックを好む傾向にあり、これがそのようなサイズが主流となっている理由です。
- それらの製品を手に取る人々は大半が30歳代から50歳代の男性とされています。
- 大きなパックよりも小分けになっている製品を選んで買うことが一般的です。
一方で、コンビニのプライベートブランド製品として、少し大きい8食分のパッケージが市場に出回ることもあります。
コンビニにおけるカレールーの価格帯
コンビニで見かけるカレールーの価格は、以下の通りです:
- 一流メーカーから出ているカレールー(6食入り)はだいたい200円前後。
- プライベートブランド商品(8食入り)は約130円程で購入可能です。
スーパーマーケットの価格と比較すると、コンビニ内での販売価格は少々高めに設定されているケースが多いため、節約志向の消費者にとっては少し驚きの価格かもしれません。
コンビニ各店でのカレールーの種類をチェック!
私たちが良く利用する日本のコンビニチェーンには、多種多様なカレールーが陳列されています。それぞれの店舗で扱われているカレールーにどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
セブン-イレブンのカレールーバリエーション
セブン-イレブンは、消費者の好みに合わせて多くの種類のカレールーを提供しており、多彩な選択肢を用意しています。
- ハウス食品「バーモントカレー」: 中辛で定番の味わいが広い年齢層に受け入れられています。
- セブンプレミアム「味わい深いカレー」: 食材本来のおいしさを活かす中辛ルー。
- セブンプレミアム「マイルドなカレー」: 甘口設計で小さな子供や辛い物が苦手な方向けです。
- セブンプレミアム「スパイシーカレー」: 強い辛さが特徴で、辛味が好きな人にはたまらない一品です。
これらはどれも127円(税込み)で提供され、その量は8皿分もの大容量です。中でも「スパイシーカレー」は、その辛さのバランスがハマると多くのSNS上で話題になっています。
今、カレールーも価格爆上げ中
以前からのセブンイレブンのカレールー、レトルトカレーはそこそこの価格で美味しい
今は格安スーパーよりも全然安い
気づいたひとが増えたのか欠品してるお店もあるそれとは反対にお弁当、あれ1個で足りるの?みんな痩せますね pic.twitter.com/taNotFeaIw
— だいすけ (@jiji_daisuke) October 29, 2023
ファミリーマートでのカレールーの取り扱い
一方ファミリーマートでは、自らのブランドのカレールーの取り扱いは行なわず、カレー系商品として以下のアイテムがあります。
- 多様な種類のレトルトカレー
- 独自ブランドによる「こだわりカレー」のカレーライス弁当
- 店内で作られたカレーパン
ローソンのカレールー取り扱い状況
ローソンは過去に独自ブランド「ローソンセレクト」を通じてカレールーを提供していましたが、2024年時点でその販売は終了し、現在は主に知名度のある大手メーカーの製品を扱っています。
特筆すべきは「100円ローソン」の存在で、手頃な価格で様々な商品を提供し、カレールーもその中の一つとなっています。
コンビニ選びのカレールー購入ガイド
コンビニでカレールーを購入する際に気をつけるべき点を紹介します。
- 限られた品ぞろえで、特に中辛のラインナップが多めになっています。
- 小さいパッケージが多く、通常よりも価格が割高になっている傾向があります。
しかし、セブン-イレブンが提供する自社ブランドのカレールーは、辛さのバリエーションが豊富で、8皿分もの量がありながらコストパフォーマンスも良いため、選択肢として魅力的です。スーパーマーケットの商品と比較しても、値段に大きな差は見られず、わざわざ足を運ぶ価値は大いにあります。