今も子どもの人気の夢で必ずランクインされるのが
「幼稚園教諭」や「保育士」
しかし、少子化が進み、少ない子どもへのお仕事ということで、
一人あたりのもらえる給与額は減っているのでは？
これで長く働いていけるのかな？
と心配になっている人もいるかもしれません。
幼稚園教諭の給料っていったいどうなっているのでしょうか。
まず、わかっていてほしいのは、
「幼稚園教諭」と「保育士」の違い。
同じ就学前の子どもを見るのですが、
その違いはなんでしょう。
それは簡単に言うと、幼稚園は
幼児を教育する場のいわば「学校」
保育園は子どもを保育するための
「保育児童施設」であるということです。
そのため、幼稚園は「教育」保育園は「福祉」と
ざっくりとしたカテゴリーに分けることができるのです。
現在、保育士として常勤フルタイムで働く人の給与は
月２３万円で、ボーナスが６６，３万円（全国平均）です。
一方、幼稚園教諭は月２３，２万円で、
ボーナスが６３，８万円
年収で見ると、保育士が３４２，３万円なのに対して
幼稚園教諭は３４２，２万円と
ほとんど変わりがありません。
しかし、幼稚園教諭は「公務員」なので、
勤続年数が上がれば、
当然給与も増えてくるので、長い目で見ると、
幼稚園教諭の方が収入は多くなってくるのです。
保育士にも昇給制度はありますが、
公務員である幼稚園教諭の方が
昇給されやすいということです。
幼稚園教諭の資格取得可能な通信制大学を大解剖しちゃいます！
そんな人気の幼稚園教諭は国家資格である
教員免許を取得しないといけません。
ということは大学に毎日通学して勉強しないといけないの？
いえ、通信制の大学でも資格は取得できるんです！
通信制の大学は４月入学と１０月入学の学校が多いので、
思い立ったときに入学できるのがいいですよね。
そして学校に通わずに自宅で勉強することができます。
通信制大学では、入学したらまず幼稚園教諭になるために
必要な単位を確認し、テキストを購入します。
そのテキストを参考にしながら、
放送授業やオンライン授業を受けるのです。
大学によるのですが、基本的にはそこの授業や
教科書から学んだことをレポートとして提出します。
その後、単位取得試験がおこなわれます。
これはその大学や各地方での会場に
足を運ばなければいけません。
レポートと試験に見事合格して
初めて単位を取ることができるのです。
実務経験がない人はスクーリングといって
実際に大学に行って単位を取ることもあります。
国内で、幼稚園教諭の資格が取れる
通信制大学は２１校もあります。
立地や予算なども踏まえながら、考えてみてくださいね！
幼稚園教諭の資格を通信で取得する際の費用や取得までの流れ
さて、資格を取ることは決まりましたか？
取得するための費用や取得までの流れをお教えします！
通信制大学や学科がある大学は
２１校あるとさきほど話しましたが、
その大学によって費用やシステムも少し変わってきます。
別の大学に行っていて、この度
通いなおすという人に関しては、
平均して１００万円強となっています。
内訳は入学金が１５万円～２５万円
授業料は９０万円～１００万円という大学が大半でした。
単に取得までの流れは以下のようになっています。
入学書類と入学に必要な金額（入学金＋半期授業料）を
送って申し込みます。
入学許可が下りたら、教材やなどの書類が送られてきます。
そこで初めて、オンライン授業やテキストを見ながら
期限内にレポートを提出します。
そのレポートひょうかをもらいます。
もし不合格であっても、どこがいけなかったのか、
どこがいけなかったのかアドバイスも
合わせて送られてくるので安心ですね。
そして、単位取得認定試験が定期的に行われます。
これは、先に話したように、
大学以外でも多数の会場でおこなわれます。
教科書をばくぜんと勉強するというのではなく、
ある程度問題は絞られているので、
それに合わせて勉強します。
試験に合格で初めて単位取得ということになりますので、
その勉強を始めてその単位を取るまでに最低でも
２か月は必要だと思っていたほうがいいでしょう。
そして、幼稚園教諭にはスクーリングや教育実習があります。
実習に必要な単位があるので、
それをまず優先的に取っていったほうがいいでしょう。
そうして最終全ての単位を取得し、卒業の手続きをおこない、
大学卒業と同時に資格も取得できるという流れになります。
はっきり言って通信制で資格を取るのも
楽ではありません。
でもあなたが本当に幼稚園教諭になりたくて、
それが夢なのであれば、その夢に向かって
自分に合う学校を選びましょう♪
