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レモンの木や葉が枯れる原因とは?枯らさない為の育成方法とは?

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レモンの木が枯れる原因は主に下記の4つが多いです。

  • 寒さが原因
  • 病気や害虫
  • 根腐れ・水分不足

インド原産のレモンは土の中の温度がー3度ほどに冷えると枯れ始めます、しっかりとした越冬準備をしてあげましょう。

一番多い病気は「かいよう病」です。春から秋にかけて多くなりますので選定などの際に褐色の斑点ができていないかよく見てみてください。

水やりがほぼ必要のないレモンはたくさんの水を必要としません、この記事で説明する水やり管理で適量を与えてみてください。

この記事では、

  • レモンの木や葉が枯れる原因と対策方法とは?
  • レモンの木を枯らさない適切な育て方とは?
  • レモンの収穫時期と増やし方とは?

といった内容をまとめてみました。「レモンの木が枯れた…」「レモンの木が枯れそう!」という方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

レモンの木や葉が枯れる原因と対策方法とは?

まずはレモンの木が枯れてしまう原因を下記の4つが多いです。

  • 寒さが原因
  • 病気や害虫
  • 根腐れ・水分不足

 

それぞれ説明しますね。

 

寒さが原因

レモンは寒さに弱く、-3℃以下で枯れてしまいます。レモンは「インド原産の果物」と聞くとなんだか納得してしまいますね。

 

外気温が-3℃になったらすぐに枯れるわけではありません。土の中まで-3℃まで冷え切ると枯れ始めるので、短時間であれば低温に耐えられますよ。

 

庭植えの場合は、寒冷紗という被覆資材で木全体を覆いましょう。寒冷紗はホームセンターだと1500円程で購入できますよ!

 

白色のものを購入するのが無難でしょう。不織布でも代用可能ですよ。

霜が降るような寒冷地では木の根元にわらを敷き詰めて対策をするのがおすすめです。

 

鉢植えの場合は室内の日当たりの良い場所に移してあげればOKです。

 

自宅にスペースがなく、室内への移動が難しい場合は、レモンを植えている鉢をそのまま少し大きな鉢の中に入れて土を敷き詰めましょう。「二重鉢」と呼ばれる手法です。服で例えると厚着のイメージですね。

 

「冬季は室内にいれて大丈夫なら一年中室内で栽培してもいいの?」と思ってしまいますが、正直なところおすすめしません。

 

害虫や病気のリスクは減りますが、土や肥料をかなり工夫しなければコバエなどが発生するので余計な手間が増えてしまいます。

https://twitter.com/sizuku0322/status/1343009157331357696

 

病気や害虫について

実はレモンの木は様々な害虫や病気に晒されています

 

病気について

レモンの木がよくかかる病気は「かいよう病」というものが春~秋にかけて多くなります。枝、茎、葉に褐色の斑点ができていたら、かいよう病を疑ってください。

 

雨風によって細菌が付着することで発症するので、あまり雨風に晒されないようにビニールシートで雨除けを設置するなどの工夫する必要があります。

 

感染部位は剪定し処分しましょう。

 

害虫について

害虫は下記の5種が代表的です。

  • アブラムシ類
  • カイガラムシ類
  • ハダニ類
  • アゲハチョウの幼虫
  • エキカムシ

 

それぞれ説明しますね。

 

アブラムシ類

酢が原料の特定防除資材を散布しましょう。

アブラムシ類が多数発生してしまった場合はアブラムシ類に効果があると明記されている殺虫剤を使用しましょう。

カイガラムシ類

木の古い枝は剪定し、風通りを良くするのが効果的!

虫を見つけたら、柔らかい歯ブラシなどで木を傷つけないように擦り取りましょう。

ハダニ類

酢が原料の特定防除資材を散布しましょう。小さくてみつけにくいのですが、葉の裏に寄生しています。

葉の色が悪くなっている場合や、糸が絡んでいるような葉を見つけたら注意して観察しましょう。

アゲハチョウの幼虫

成虫が木に産卵できないように防虫ネットをかけておくのがいいですね。

幼虫は見つけ次第、速やかに駆除しましょう。

エキカムシ

レモンの葉が丸まっていたらエキカムシを疑いましょう。

新芽が好物で、葉の中に潜り込み、新芽を食べ進めていきます。

食べられた新芽は成長が止まり、木が弱ってしまう原因になるので、発見したら取り除きましょう。

 

根腐れ・水分不足

レモンは庭植えの場合は雨水のみで十分!水やりがほぼ不要な果物なのです。

みずみずしいレモンを育てるためには水やりを一生懸命やるぞ!と思ってしまいますが、それは根腐れの原因になってしまうので注意が必要です。

 

他には、ずっと小さい鉢を使っていると根が詰まり酸素不足を起こし根腐れを起こすことがあります。

 

対策としては、庭植えでは水は炎天下が1週間続き、雨が降っていなかった場合のみに水やりをしましょう。

 

鉢植えでは土の表面が乾いたタイミングで水やりをしておけば、頻度としては十分です。

鉢植えの注意点として、2年目以降は1年目より1回り大きな鉢に植え替えることによって、根の酸素不足を回避することが出来ますよ。

 

枯れてしまいそうなレモンの木の回復方法

冬の間に葉が落ちてしまい、枯れかけてしまった…。

そんなときでも諦めないでくださいね!

 

少し暖かくなってきた時期(関東圏だと3月頃)に適切な対策を取れば、枯れかけた木を回復できる可能性が残されています。

 

まずは枯れてしまった部分の枝を剪定ばさみで切り落としましょう。枝に緑色が残っている部分はまだ生きているので参考にしてくださいね。

 

枯れた部位の剪定が済んだら、それぞれの枝の根元から2~3個に芽を残し、それ以上先の枝は切り落としましょう。

 

枝が長いと十分に栄養が行きわたらないので、可能な限り枝は短く剪定してください。

最後にカルスメイトなどの癒合材を枝の切り口に塗布して完了です。

 

レモンの木を枯らさない適切な育て方とは?

正しい知識を持って準備が出来れば、レモンの木を枯らす心配もなく、安心して栽培することができますよね。

ここからは庭植えと鉢植えそれぞれに合った育て方や知っておくと役に立つ情報をご紹介します!

 

レモンの木を栽培する場所

庭植えの場合

日当たりが良好な場所であり、土の水はけがいい場所を選びましょう。

風が強く吹き付ける場所は避けたほうがいいですね。

 

鉢植えの場合

日当たりの良い場所であれば室内でもOK!エアコンの風が当たるところは避けましょう。

 

レモンの苗木の植え付け方法

植え付けの目安は少し暖かくなってくる3~4月頃ですね。

 

庭植えの場合

腐葉土、赤玉土(小粒)、粒状肥料(柑橘・果樹用)を用意しましょう。

植穴は50cmの深さがあれば十分です。

腐葉土と赤玉土は7:3での混合が目安。掘った土を混ぜ込むのもいいですね。

苗木は浅植えになるように意識し、接ぎ木部分が土から出るように調整してくださいね。

 

鉢植えの場合

庭植えと基本的に同じで大丈夫です。

園芸初心者は、果樹用の培養土を用土として使用しても大丈夫ですよ!

 

レモンの木への水やり方法

庭植えの場合

目安として、雨が1~2週間降らない場合には水やりをしましょう。

 

鉢植えの場合

土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

鉢底から水が流れ出てくる程度がちょうどいい量ですね。

 

レモンの木の肥料・追肥

植え付けの時は粒状肥料をおすすめしましたが、定期的な追肥では錠剤肥料をおすすめします。効果が2か月ほど持続するので手間がかからず楽ですよ!

 

レモンの木の植え替え方法

庭植えの場合

庭植えの場合は根詰まりの心配がないので植え替えは必要ありません。

 

鉢植えの場合

鉢植えでは2年を目安に植え替えを。

根詰まりを防ぐことができます。3~5月に植え替えをするのがベストです。

 

「鉢植えの植え替え」の手順は次の通り

  • 一回り大きな鉢の底にネットと鉢底石を丁寧に敷きます。
  • 新しい土を入れ、根鉢ごと植えつけます。この時に軽く根鉢をほぐしておくのがポイント。
  • 緩効性肥料を茎や葉に付着させないように注意しながら蒔きましょう。これで完了です!

 

 

レモンの木の剪定・仕立て方法

木の成長を助けるために木の枝を切ることを剪定といいます。

剪定で風通しを良くして形を整えることで病害虫対策や成長速促進の効果が得られます。

 

レモンの剪定は3月に行うのが一般的。うっかり忘れてしまっていても5月頃までは剪定をしても大丈夫なので、焦らないで大丈夫ですよ。

 

仕立て方法は下記の2つのどちらかを選択しましょう。

  • 開心自然系仕立て
  • 半円形仕立て

 

どちらか迷う方はレモンの木に適している「半円形仕立て」にチャレンジ!

幹を中心に2本の枝を横に広げ半円形に見えるように仕立てる方法です。

 

「半円形仕立て」の手順は次の通り

  • 苗木が育ってきたら上から1/3あたりで切り詰めます。
  • 翌年の春頃に、メインとなる主枝と対になる亜主枝を決め、水平方向にそれぞれが開くようにワイヤーや紐で固定します。
  • 不要な枝を間引き、半円形になるまで根気よく仕立てましょう。

 

レモンの木の摘果

レモンの木は春から秋にかけて花を咲かせます。

 

その花が実をならすのですが、たくさん実をならしてしまうと養分の取り合いをしてしまい、「レモンの花は咲いたのに、実がならない」という事態が起きてしまいます。

 

春に咲いた花を残し、夏以降に咲いた花は小さいうちに摘み取ります。

そうすることで春に咲いた花に養分が行き渡り立派なレモンの実がなります。

この作業を「摘果」というので覚えておくといいですね。

 

1か所に集中して実が成っている場合は2つほど残して、他は摘果してしまいましょう。

 

レモンの収穫時期と増やし方とは?

収穫時期

レモンの品種ごとに微妙に収穫時期が異なります。

日本で主に栽培されているリスボン、ユーレカの品種は10月~12月を中心に収穫されます。

遅くとも3月までには収穫が終わります。

 

収穫方法

果実が緑から黄色にかわってきたタイミングで収穫しましょう。

手でもぎ取らず、はさみで丁寧に切り取って収穫してくださいね。

茎は1cmほど残して、はさみでカットするようにしましょう。

 

レモンの木の増やし方

木の増やし方には大きく分けて「接ぎ木」「挿し木」「種まき」があります。

「接ぎ木」で木を増やすのが一般的。

しかし、都市部や自宅のお庭でレモンの木を育てている場合には、接ぎ木で必要になる台木を探すのに苦労するかもしれません。

今回は1本からの木でもできる「挿し木」の方法を説明します。

 

挿し木の方法

  • 4月頃に挿し木に使う「挿し穂」を採取します。剪定した枝で大丈夫です!※葉が2~3枚残った10cmほどの枝が理想。
  • 下葉をおとし、葉を半分に切ります。
  • ナイフで挿し穂の先端を斜めに切り、先端の尖った部分をくさび状に切りましょう。
  • バケツなどに水を溜め、挿し穂を2時間ほど浸します。
  • 切り口に発根剤を塗り、鹿沼土の用土に挿します。プランターの場合は端側に挿すようにするのがベスト。
  • 数週間ごとに、軽く挿し木を引っ張ってみて発根しているか確認します。引っ張った際に抵抗を感じると発根していますよ。

 

挿し木の時期によって変動しますが、2~3か月で発根するので楽しみにしていてくださいね。

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