生後4ヶ月くらいの赤ちゃんが睡眠退行した際に上手に寝かしつけるには「睡眠環境」「ルーティーン」が大事です。
寝かせる時はいつも同じ環境、同じ生活サイクルで寝かせるようにしてあげるとお子さんも安心して眠れるようになりますよ。
この記事では、
- 生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠退行期の原因と対処方法とは?また上手に寝かしつける方法は?
- 睡眠退行が続く期間はどのくらい?
- 生後4ヶ月の生活のリズムとは?
- 4ヶ月以降の成長の変化は?
といった内容をまとめてみました。生後4ヶ月くらいの赤ちゃんが睡眠退行した際に上手に寝かしつける方法を知りたい方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
生後4ヶ月の赤ちゃんの睡眠退行期の原因と対処方法とは?また上手に寝かしつける方法は?
赤ちゃんが生まれてしばらく、ママは睡眠をほとんど取れないくらい赤ちゃんは数時間に一度起きますよね。これも赤ちゃんによる個人差も大きいところはあります。
しかしだいたい生後4ヶ月くらいになってくると睡眠サイクルができてきて落ち着き始めると聞きますよね?
ところがこのタイミングで睡眠退行期が起こる赤ちゃんもたくさんいるんです。
その睡眠退行期になる原因と対処法、上手に寝かしつける方法などを紹介していきます。
まずは睡眠退行の原因なのですが、睡眠退行は月齢によって原因が違います。
1歳までの睡眠対抗の主な原因
4ヶ月頃
五感が過敏になってきている
7カ月頃
脳の発達により感情ができたり、歯の発達で違和感があったりという成長によるもの
1歳前後
睡眠が足りず疲れすぎている
4ヶ月くらいの赤ちゃんが睡眠退行する理由に、赤ちゃんの五感が敏感になっているからというのがあるのです。
耳に入る音、目に見えるもの、鼻に感じる匂いなどが発達してきているので、外界に気になるものが多くできるのです。
そうなるとなかなか寝付けなかったりするのも納得ですよね。
睡眠退行の対処方法
4ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠退行をなるべく起こさない用にするには、睡眠環境を整える事と、ルーティンを回していくことです。
睡眠環境
寝る時は定位置で、暗さや温度、音などもいつも一緒な状態にしてください。
この状況になったら眠ると言うのがインプットされていきます。
オルゴールや無音の状況、視界もいつもと同じ天井、温度感も同じということで安心感が芽生えて寝付きやすくなりますよ。
ルーティン
例えばご飯を食べて、みんなの話声が聞こえて、ママの話声だけになって、お部屋が暗くなったら寝る。
のような生活サイクルのルーティンを身に付けることです。
これもリズムが掴めるようになるので、寝付きやすくなる方法です。
上手に寝かしつける方法
寝かしつけがスムーズになると、ママの負担も少なくなるし、赤ちゃんにとって健康的だし、良いことづくめですよね!
でも寝かしつけって、正直これが効果的!というものは残念ながらないのです。
・・・というのも赤ちゃんによって全然違うからです。
例えばうちの子は真っ暗で無音で寝たいタイプ。
でも甥っ子は電気がついていてオルゴールで寝たいタイプ。
これだけでももう睡眠環境は違いますよね?
ですので寝かしつけに正解なんてないんです!
目的は、赤ちゃんが健康のため必要な睡眠時間を確保することなので、神経質にならずに、睡眠時間確保できる方法を考えていきましょう。
• 昼寝を夕方までに2回する
• 夕寝をする
• 朝と昼の間にもう一度寝る
• 朝起きた後に疲れさせるほど刺激を与える
などなど。やって見ながら自分の赤ちゃんに合いそうなものを見つけてみましょう。
赤ちゃんに合った方法と見つけたならあとは前項で説明した
• 睡眠環境
• 睡眠ルーティン
を決めて、それを繰り返すことで赤ちゃん体と頭で覚えていきます。
睡眠退行が続く期間はどのくらい?
睡眠退行期の期間ってどのくらい続くものなのか気になりますよね?
結論から言うと、赤ちゃんによって違います。
1週間くらいの子もいれば、1ヶ月以上かかってしまう子もいます。
しかしいろんなところでお伝えしていますが、睡眠退行だけではなく4ヶ月前後の子は様々なことがおこり始めます。私もたくさん経験しました。
• 急に下痢が始まり1週間続いた
• 今まで、「あー、うー」など声を発していたのに急に声をださなくなった
などなど。
初めての育児だと心配だらけなんですよね。
でも今振り返ると本当に一時期のことで、いつの間にか終わっているということばかり(笑)
長い目で見て、「そんな時期もあるさ」とゆったり構えられるのが理想です。
ただ、心配になる気持ちもとてもわかるので、神経質になりすぎないことママのストレスが赤ちゃんのストレスになると思って、気にしすぎないようにしましょう。
生後4ヶ月の生活のリズムとは?
生後4ヶ月くらいの生活のリズムを紹介します。
しかしはじめに言いますが、あくまで一例であり、赤ちゃんによって全然違ってあたりまえなのでそれは前提にしておいてくださいね。
まず生後4ヶ月に必要な睡眠量は12時間~16時間です。
生後4ヶ月頃から幼児までは、夜の睡眠は10〜12時間がおすすめです。就寝から起床まで、11〜12時間確保するのがちょうどいいです。朝早く起きても、起床時間までは「夜中」と考えて対応しましょう。
— もりたま@夜泣きDr (@MarikoMoritaCHL) September 20, 2018
夜に10時間前後寝ているなら、昼に2~4時間前後というところですね。
生活パターンとしても、
朝起床→離乳食、授乳→遊び→昼寝→遊び→お風呂→歯磨き→就寝
というのがだいたいのパターンです。
この遊びが赤ちゃんの成長に大事になってきます。
• うつぶせ寝
• お座りの練習
• 本を読む
• 歌を歌う
• 赤ちゃんの真似をする
• 何か触って遊ぶ
など刺激をたくさん与えてください。
その刺激が成長にもなるし、適度に疲れるので毎日の睡眠の質もあがります。
4ヶ月以降の成長の変化は?
生後4ヶ月を過ぎてきたら、成長にどんな変化があるでしょうか。
おはようございます。生後4ヶ月を過ぎて、だいぶ睡眠時間も長くなってきました(そして次女に良く似てきた)。しかし、「7時まで寝れるな」と思っていた時に、6時過ぎに起こされてしまうこの無念感っ!あと1時間寝たかった!本日は参議院本会議にて、補正予算案の採決が行われます。 pic.twitter.com/PaqPAJIeUr
— 音喜多 駿(日本維新の会 政調会長・参議院議員) (@otokita) December 20, 2021
授乳について
• 遊び飲みが始まります。
• 授乳の一回の量が増えます。
• 授乳回数を増やすように求めてくるようになります。
離乳食について
5ヶ月くらいから離乳食を始めるのが多いと思います。
離乳食を取り入れるとまた成長し体力がついてきて、夕方に寝ることが無くなるのです。
このころからおしゃぶりの卒業や、ほ乳瓶の乳首の変更などもしてもOKですね!
ちなみにうちの息子は1歳すぎてもおしゃぶりしていましたのでその子のペースでOKです(笑)
歯の形が変になるとか、育児書であんまりよくないとか読んだりしては心配しましたが、
今は何事もなく5歳になりました!
ようするに育児書もネットも参考のひとつであり、答えは赤ちゃん自身に合わせるのが一番だということです!
他の子はこうだから、本にはこう書いてあるからと気にしすぎずに、大事なわが子をよく見て育てていってください。