ダリアが枯れる原因は、日当たりの悪さ、風通しの悪さ、水はけの悪さがあげられます。また霜が降りてしまうと枯れてしまいますので霜も大敵といえます。
まずは枯れないように日当たり・風通しを確保し、常時土壌が湿潤状態とならないように水やりは回数が多くならないように実施することが大事です。
ダリアは湿潤状態を嫌う植物の為、水やり後に鉢受け皿に水が溜まっている場合はすぐに水を捨てましょう。
この記事では、
- ダリアが枯れる原因と対策方法とは?
- ダリアを上手に育てる方法とは?育て方のポイントは?
- 知っておきたいダリアのこと
といった内容をまとめてみました。ダリアが枯れる原因について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ダリアが枯れる原因と対策方法とは?
ダリアが枯れてしまう原因は、日当たりの悪さ、風通しの悪さ、水はけの悪さがあげられます。また霜が降りてしまうと枯れてしまいますので霜も大敵といえます。
霜が降りたら枯れるということでご近所のお花好き仲間にダリアを頂いた。
小さい頃からお花大好き。人にプレゼントしたことはあっても頂いたことはあまりないのでとっても嬉しいです!幼稚園の時の卒園式に1本づつカーネーションが配られ凄く嬉しかったのにそれを先生に渡すという儀式が辛かった思い出 pic.twitter.com/4hBvRyqUpR— 目国内くん (@mekumnai) October 16, 2020
また水を与えすぎてしまっても良くありません。根腐れを起こしてしまい枯れてしまう原因となってしまいます。
確かに、夏季よりも冬場のほうが私のハルオ(Haworthia)は生長していたし、
根腐れするのは真夏の高温多湿のとき。
— Elly Tinkerbell (@EllyDrakebane) April 5, 2022
まずは枯れないように日当たり・風通しを確保し、常時土壌が湿潤状態とならないように水やりは回数が多くならないように実施することが大事です。
ダリアは湿潤状態を嫌う植物の為、水やり後に鉢受け皿に水が溜まっている場合はすぐに水を捨てましょう。
また枯れる原因の一つに病気や害虫があげられます。アブラムシやヨトウムシ等が代表的な害虫ですが、葉に穴が開いていたり茎部分に傷みが見られたり、また小さなフンが見つかった場合は害虫が巣くっている可能性が高いといえます。
見つけたら取りのぞいたり、殺虫剤を使うことが対策ですが、植え付けの際に浸透性の殺虫剤を一緒に蒔いておくと害虫の発生を防止することが期待できます。
また水は適宜与えているが葉がしおれてきたり、変色などが見られる場合は病気が疑われます。
薬剤などで改善できるケースが殆どではありますが、やはり普段から日照・風通しを確保し適切に水を上げていくことが病気を予防する行動であるといえます。
残念ながら虫に食われたり変色が見られたりする葉などの部位が見られたら、他の部位の生育の為にも取り除くことが重要となります。
さて、それでは上手にダリアを育てる方法についていくつかのポイントをご紹介していきます。
ダリアを上手に育てる方法とは?育て方のポイントは?
植え付け場所
成長を促すには日当たりが重要、花の付き方が悪くなってしまうなどの不具合が生じますのでまずは日当たりの良い場所を確保することが第一です。
しかし高温は大敵、真夏の直射日光や西日、コンクリートの照り返しなどが起きる場所に設置することはお勧めできません。
その為、日当たりが良いという条件をクリアしながらも高温にならない場所を選定することが重要となってきます。
水やり
水分を与えすぎると根腐れの原因にもなってしまいますので、頻繁な水分補給は適していません。土の表面が乾いてきたらたくさんの水を与えることが目安となります。
また花や蕾に水をかけてしまうとカビにより花が枯れてしまうことがありますので水やり時は水勢が強くなり飛び散らないように注意が必要です。
ダリアは多湿も苦手としますので、地盤が湿潤状態とならないよう気を付けましょう。
肥料
立派な花を咲かせるためにも栄養は重要です。地中から様々な栄養分を吸い上げていきますが、土自体に栄養素を作る能力はありません。
栄養の偏りが出ないように、人の手で肥料を与えることが立派な花を咲かせるための重要な要因となります。
肥料には速効性・遅効性・緩効性と効きの速度が異なるものがありますが、ダリアは開花期が夏から冬の初めあたりまでと長いことから、緩効性・遅効性の肥料が適しています。
まずは植え付け時に土に緩効性や遅効性の肥料を混ぜ込む【元肥】を行います。そののちの追肥は夏の暑い時期は避け、涼しくなり開花準備に入る9月頃から速効性や緩効性の肥料を与えて開花を促進させましょう。
植え付けから1か月ほどを経て成長が思わしくないと感じた場合も追肥を行って成長を促進させましょう。
様々手間をかけて美しい花を咲かせたときには感激もひとしお!ですよね。ダリアは美しい花を咲かせることで人気ですが、簡単にその特徴などをご紹介していきます。
知っておきたいダリアのこと
ダリアの語源はスウェーデン人の植物園延長であったアンデシュ・ダール氏に由来していおり、日本では牡丹に似ていることから和名では【天竺牡丹】と名付けられています。
花サイズは多岐に渡っており、色も白・橙・ピンク等多種と古来より人の歓心を得てきた植物、なんとあのナポレオンの時代にはその美しさを巡り争いが起こっていた程です。
花言葉は色それぞれに付けられており、赤のダリアは【華麗】、白は【感謝】、黄色は【優美】と字を見るだけでもその優美さが伝わってきますよね。
しかし前述のダリアを巡る争いから【裏切り】という不名誉な花言葉もついてしまい、美しさは変わらずとも人の心により捉え方は変わってしまう、なんとも罪深い花ともいうことが出来るのではないでしょうか。