しらすって冷凍庫で保存可能だってご存知でしたか?
タンパク質やカルシウムがたっぷり含まれたしらすは、冷凍することで品質を長く保つことができるんです。
この記事では、しらすの上手な冷凍保存の方法や大事なポイント、消費期限の目安、解凍時のアドバイス、そして腐敗した際の見分け方についてもお伝えします。
もししらすを使い切れずに困っているなら、この情報が役立つはずです。
【冷凍】しらすの保存方法・賞味期限
しらすをできるだけ長持ちさせるには、適切な方法で冷凍保存をすることが大切です。ここでは、しらすの適正な冷凍方法や賞味期限について説明します。
しらすを長持ちさせる冷凍保存テクニック
しらすは鮮度を保つために適切な冷凍保存が必要です。下記は、しらすの保存方法の要点をまとめたものです。
- 購入後は開封せずにしらすのパックごと冷凍庫へ。
- 冷凍したらトレーを裏返し、しらすを取り出す。
- しらすがまだ凍った状態のうちに、小分けにしてラップで包む。
- 次にジップロック袋に移し、空気を抜いて密封する。
- 空気との接触を防ぐためしっかりと閉じ、冷凍保存する。
新鮮なしらすは傷みやすいため、購入直後に速やかに上記の方法で冷凍することが推奨されます。しらすが湿っているとトレーから上手に取り出せない場合があるので、一度未開封の状態で冷凍することで、その後扱いやすくなります。
しらすの保存法と賞味期限について
しらすを冷凍した場合の賞味期限は、一般的に約1ヶ月間とされています。一方、冷蔵での保存の際は賞味期限が大幅に短く、約3日間が目安です。そのため、しらすを長期間保存したい時は、早めに冷凍庫へ移すことを推奨します。特に気温が高くなる夏場等では、賞味期限がさらに縮むことが予想されますので、購入したら迅速に消費を心がけましょう。
冷凍したしらすの解凍方法
冷凍したしらすは、適切な手順で解凍すれば美味しさを保ったまま頂けます。解凍のコツについてお伝えします。
冷蔵庫でしらすを自然解凍する方法
しらすを上手に解凍するには、冷蔵庫を利用するのが効果的です。冷凍していた水分が逃げるのを防ぎつつ、しらすをふっくらとした状態に戻すことができます。これには、食べる約6時間前に冷蔵庫に移動させ、ゆっくり解凍するのがポイントです。
常温での解凍も実行可能ですが、時期に応じて注意が必要です。気温が低い季節は食事の2~3時間前、暖かい季節なら1時間前に冷凍庫から出しておくと良いでしょう。一方で、夏などの高温な期間は食材が腐りやすいため、日陰など涼しい場所で解凍することをおすすめします。
冷凍しらすを使った手軽な調理法
冷凍したしらすは解凍する手間なく、直接調理に利用可能です。例えば、卵焼きやチャーハンを作る際に、しらすを凍ったまま加えるだけで、美味しく仕上がります。また、少量であれば解凍することなく、サラダにトッピングとしても活用できます。解凍の必要がないため、調理時間も短縮でき、非常に便利です。
流水解凍の方法
冷凍されたしらすは、流水を利用して解凍することができます。解凍する際は、しらすが入っている保存袋を開けずに、水を十分に入れたボウルにそのまま置いてください。その状態で流水を15分程度かけ続けることにより、解凍が可能です。この時、しらすが水に直接触れないように、慎重に行うことが重要です。
電子レンジによる解凍は不適切
冷凍されたしらすを電子レンジで温める際の解凍方法は推奨できません。電子レンジを使用してしらすを解凍すると、しらすの内部の水分が失われ、本来の柔らかな食感が損なわれてしまい、ふんわりとした食感が得られなくなってしまいます。しらすを美味しく召し上がるためには、電子レンジは使用せず、自然に解凍させたり、冷凍のまま料理に活用すると良いでしょう。
しらすが腐るとどうなるの?
保存に敏感なしらすは、たとえ賞味期限内であっても保存方法によってはすぐに悪化することがあります。以下に腐敗したしらすの見分け方をいくつか挙げます。
腐ったしらすの特徴
- 水分が多量に出ている
- 生臭さや異臭がある
- 色が黄色く変わっている
- 身がぼろぼろになっている
冷凍保存していたしらすも、購入後時間が経過している場合は腐敗のリスクが高まります。しらすはとても傷みやすいため、適切でない保存条件下では冷凍状態でも品質が落ちることがあります。腐ったしらすは特有の臭いが強まるほか、形状も変わってきます。そのため、しらすを摂取する際には慎重に腐敗していないかを確認することが求められます。