コープデリとパルシステムにはそれぞれの特性やメリット・デメリットがあります。
パルシステムのメリットは、担当地域が多く食の安全性と品質が高い、そしてクレジットカードが使える事です。コープのメリットは取り扱い商品の豊富さ、価格が安めという点です。
主に下記の4つが違いとして挙げられます。
- 所属団体の違い
- カタログ・取り扱い商品の違い
- 環境への取り組み
- 価格
それぞれ詳しく解説していきますね。
今回の記事では、
コープデリとパルシステムのメリット、デメリット、特徴の違い、乗り換え方法などをご案内していきますので、自分にあっているのはどちらか最後まで読んでみ極めてみてください!
コープデリとパルシステム|乗り換え前に違いやメリット・デメリットとは
コープデリもパルシステムも生活協同組合(生協)が行っている食材の宅配サービスです。
それぞれのメリットが違うのでご検討の際に参考にしてみて下さい。
パルシステムのメリット
- 担当地域が多い
- 食の安全性と品質が高い
- クレジットカードが使える
担当地域が多い
コープデリと比べてパルシステムは4県多く対応しています。
詳しくはこちら!
共通取り扱い地域
(東京・埼玉・千葉・群馬・茨城・栃木・新潟・長野)
パルシステムしか対応していない地域
(山梨・静岡・神奈川・福島)
静岡、山梨、神奈川はおうちCO-OPという独自の配達システムを使っていますが福島に関しては独自のものは見つかりませんでした。(2023年1月現在)
対応地域が多いのは現時点でパルシステムです。
食の安全性と品質が高い
コープデリの取り扱いよりも「おいしさ」「安全性」にこだわった製品が多くラインナップされています。
特に添加物の種類と遺伝子組み換えについてはパルシステムの方がこだわりが強い印象があるので、安全な食品を食べたい方はパルシステムを選ぶ方が良いかもしれません。
クレジットカードが使える
パルシステムは決済にクレジットカードが使えます。
コープデリも一部サービス「指定日お届けコープ」のみクレジット対応ですが、他のコースでは口座振替のみ対応(2023年1月現在)
以下の方はパルシステムの方が良いでしょう。
- クレジットカード決済でポイントを貯めている方
- 家計簿アプリなどで家計管理していて、クレジットで決済をまとめている方
私個人としてはある程度食費としてまとまったお金のやり取りがあるのにクレジットのポイントを貯められないのはちょっと痛いように感じます。
きっちりポイントを貯めたい方は現時点ではパルシステムの方が良いでしょう。
コープデリのメリット
- 取り扱い商品が多い
- 価格がパルシステムに対して安めのものが多い
取り扱い商品が多い
日用品やスーパーでも取り扱っている商品もあり、商品数はパルシステムよりも多いです。
沢山の商品の中から選びたい方はコープデリの方が良いでしょう。
@kunndai パルもコープデリもやってるけど、コープデリのが安くて品数豊富よん。スーパー平日寄れないからフル活用(⊙◞౪◟⊙)
— とに とにこ (@tonitter17) October 17, 2011
価格がパルシステムに対して安めのものが多い
価格もパルシステムに比べてやや安めの傾向があります。価格重視で食材を購入したい人にオススメです。
安くて大丈夫?と不安になるかもしれませんがコープデリの商品はスーパーに並ぶ商品と同等以上のモノを集めているので食の国が定める安全基準もクリアしています。
パルシステムは国が定める安全基準をクリアしてなおかつさらに選び抜いた商品という感じ。
そのため高めのモノが多い印象です。
コープデリとパルシステム|の違いとは
そもそもコープデリとパルシステムの違いは何なのでしょうか?
詳しく調査しましたのでこちらでご確認ください。
- 所属団体の違い
- カタログ・取り扱い商品の違い
- 環境への取り組み
- 価格
所属団体の違い
一口に生協と言ってもその地域ごとに複数の団体が活動しています。
コープデリとパルシステムは同じ生協でも運営団体が違うのです。
- パルシステム運営団体
「パルシステム東京」、「パルシステム千葉」、「パルシステム埼玉」、「パルシステム茨城栃木」、「パルシステム群馬」、「パルシステム福島」、「パルシステム神奈川」、「パルシステム山梨」、「パルシステム静岡」、「パルシステム新潟ときめき」
- コープデリ運用団体
「コープみらい」(東京・千葉・埼玉)、「いばらきコープ」、「とちぎコープ」、「コープぐんま」、「コープながの」、「コープにいがた」
このどれかに加入しないといけないので、ひいきになさっている団体がある場合はどちらのサービスを使うかどうかが変わります。
カタログ・取り扱い商品の違い
送られてくるカタログも毛並みが違います
- パルシステム:落ち着いた雰囲気でカタログが薄め。
- コープデリ:取り扱い商品も多く、カタログが厚い。
取り扱う商品の量が違うのでカタログのボリュームも全く違うのです。
実際に1回の掲載量はこんな感じ。
パルシステム:約1,500件
コープデリ:約6,000件 約4倍の掲載量になります。
主にどんな製品を取り扱っているかというとこんな感じ。
- パルシステム
自主基準を設けて作っている商品であるPB(プライベートブランド)商品が多いです。
そのため、国の基準以上の厳しい審査を突破した安全でおいしい商品が多いイメージ。
- コープデリ
コープ商品がメインになるのですが、こちらもコープ団体が指定した原材料を指定して「生協仕様」という形でメーカーが作った商品。
また、食品だけでなく日用品の取り扱いも多数あるため様々な用途の商品をみたい方はこちらの方が良いかもしれません。
環境への取り組み
パルシステムは。環境負荷の少ないパッケージへの改良取り組みをしています。
身近なゴミを減らす取り組みに関してパッケージのゴミが少ないのは助かりますね!
コープデリも環境への取り組みを対応しています。
食品ロスの削減や、安全性と環境配慮した商品、原料の使用への取り組みをしているのです。
コープデリもパルシステムも環境への取り組みをしているのですが、団体が違うので別々の取り組みをしています。
環境面の取り組みで決めたい方は両社ホームページから詳しく比較して決めてみる事をオススメします。
価格
基本的にカタログを比較するとどの商品群でもコープデリの方が安いです。
ただし、時期にもよると思いますが野菜に関してはパルシステムの方が安い事も。
また、ビールのようにほとんど値段も変わらない商品群もあります。
全体的に価格を抑えたいのであればコープデリ一択です。
コープデリからパルシステムへ乗り換える方法
では、コープデリからパルシステムに乗り換える方法をご紹介します。
逆にパルシステムからコープデリに乗り換える方法も同じなので、参考にしてみて下さい。
- まずは、乗り換え先の資料請求もしくはお試しセットを依頼
- 実際に乗り換えるか検討する
- 乗り換え前のサービスに電話し退会手続きをする
- 乗り換え先の手続きをする
- 2サービスの併用もOK
まずは、乗り換え先の資料請求もしくはお試しセットを依頼
本当に乗り換えるかどうかの前に資料請求またはお試しセットで情報を集めましょう。
資料やお試しセットはネットでも請求できます。
実際に乗り換えるか検討する
資料やお試しセットが届いたら実際に乗り換えるかどうかを検討しましょう。
この際にチェックするのはこちら
- 商品ラインナップ
- 価格帯
- サービス利用の流れ
また、その他気になる部分を検討して本当に乗り換えをするかどうか検討してください。
乗り換え前のサービスに電話し退会手続きをする
実際に乗り換えを決めたら現在使っているサービスの退会手続きをしましょう。
カタログに書いてある電話番号に電話し、退会の手順を踏めばOKです。
最後の注文、配達日がいつになるかも確認しておくと良いでしょう。
一応配達員の方に直接退会手続きを頼むこともできます。
ただし電話の方がスムーズになるので電話での手続きがオススメです。
退会前に乗り換えの際に今使用しているサービスのポイントを使い切る事を忘れないでください。
同じ生協のサービスですが、サービス間でのポイントの移譲はできません。
なるべくポイントもすべて使い、満遍なくサービスを利用してから乗り換える事をオススメします。
退会手続き後、生協から個人情報(クレジット・口座等の情報)が記載された用紙が届くそうです。
しっかりとすべて記載し、退会手続きを完了させて下さい。
乗り換え先の手続きをする
実際に退会手続きをしたら、それと同時に乗り換え先サービスの使用手続きをしましょう。
ここで重要なのがいつからサービススタートになるかです。
前使っていたサービスと配達がかぶってしまわないように調整してください。
2サービスの併用もOK
また、乗り換えたけどどうも前のサービスのいいところも使いたい!という方もいるかもしれません。
そういう場合は2つのサービスを同時に使う事もOKです。
一時的に2つのサービスを併用してどちらに絞るというのもOKですのでご検討下さい。