ハイターのつけ置き時間の目安は目的によって異なりますが、本来の使用用途である「除菌」「漂白」は以下のようになります。
- 除菌(消臭)の際は、約2分間
- 漂白(除菌・消臭)の際は、約30分
私も掃除に良くハイターを使うのですが、いつも時間は適当だったので、この機会にハイターの正しい使用方法について調べてみました
この記事では、
- キッチンハイターのつけ置きの時間と注意点は?
- キッチンハイターの除菌をするために準備する事とは?
- キッチンハイターでキッチン水周りを除菌する頻度や方法とは?
といった内容をまとめてみました。キッチンハイターのつけ置き時間について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
キッチンハイターのつけ置きの時間と注意点は?
キッチンハイターのつけ置き時間は、何を目的にするかにより変わります。
強い殺菌力や漂白力を持ち、台所・食器の除菌や漂白などさまざまな家庭で使用されているキッチンハイター。
つけ置きの目的別の時間の目安は以下の通りです。
除菌(消臭)
食器・まな板や子供の使った弁当箱、さらにはおしぼりなどの布製品まで除菌が可能で、水とキッチンハイターを混ぜた液体に約2分間つけ置きし、水ですすぎましょう。
漂白(除菌・消臭)
除菌と同様食器類からおしぼりなどの布製品まで、こびりついた汚れを漂白します。水とキッチンハイターを混ぜた液体に約30分、汚れがひどい場合はさらに長めにつけ置きし、水ですすぎましょう。
キッチンハイターは塩素系の漂白・除菌剤のため、使い方や用量を誤ると食器や布などを痛めてしまう場合があります。
風呂場やキッチンならキッチンハイターでしたが、
床や壁やと変色したり傷めるから悩んでたんですよ…!!!有難うございます!!!
— asuka (@asuka961117) July 29, 2019
それぞれの素材により使用量が定められている為、使用時には注意書きをよく読み使用量を守るよう注意しましょう。
また全ての食器などに使えるわけでもないためこの点でも注意が必要です。
例えば色柄のついた繊維製品、メラミン製の食器、天然石の調理器具や設備、漆製の食器
などには使用ができません。こちらも注意書きをよく読み、対象品が該当しないかを確認しましょう。
漂白・除菌実施時は素手で液体に触れてしまうと手荒れが発生しますので、作業時にはゴム手袋を着用しましょう。
キッチンハイターの除菌をするために準備する事とは?
キッチンは毎日使用するもので、さまざまな食材を調理することからも沢山の菌が潜んでいる場所であると言えます。
毎日水汚れを拭いてピカピカにしていたとしても、ある調査ではキッチン周りはトイレよりも汚染されている、という結果も出ているくらい雑菌の棲家であるそうです。
「キッチンはトイレよりも不潔」という話をご存知でしょうか。ある調査にて、キッチン周りはトイレよりも汚染度が高いことが判明したのです。台所の清潔度は食中毒の防止はもちろん、心の安定にもつながります。
キッチンの掃除術はこちらで紹介しております!https://t.co/N5WB92SPgV#家事 #掃除術— テラモト【公式】環境美化用品メーカー (@TERAMOTO_PR) June 25, 2021
食材を扱う場所なので怖いのは食中毒。大切な家族を守るためにも定期的な消毒でキッチンを清潔に保つことは大事であると言えますね。
キッチン周りで最も菌が付きやすいところと考えられるのは、肉や野菜などの食材をカットするまな板と包丁ではないでしょうか。
毎日使うものでもあり、毎日洗うものでもありますが洗剤だけでは除菌が足りないでしょうから、キッチンハイターも使用することでより確実な除菌を行いましょう。簡単で確実な除菌方法をご紹介いたします。
洗浄
使用後すぐに食器用洗剤で汚れを落とします。この際、60度以上の熱いお湯をかけてしまうと食材のタンパク質が固まってしまい取れにくくなりますので、水かぬるま湯で洗いましょう。
除菌
洗浄後はキッチンハイターで除菌をします。液体式は希釈などでタライを準備するなどの手間が煩わしいです。
「キッチン泡ハイター」であればスプレーをするだけですのでおすすめです。
茶渋にキッチン泡ハイター最強説、つけ置きより遥かに楽
— 晶 (@akila74531) February 15, 2022
まな板や包丁にスプレーし置いておくだけで除菌が可能です。
乾燥
所定のつけ置き時間が経過したら、水で良くすすぎ水気をよく切った上で乾燥させましょう。
キッチンハイターでキッチン水周りを除菌する頻度や方法とは?
さて、大半のご家庭で毎日キッチンを使用することは間違いがないでしょうが、特にまな板・包丁という調理前の食材に直接触れるものの除菌頻度はどれくらいが適切なのでしょうか。
目安としては、1週間に1回程度。しかし菌は高温・多湿を好むものであることから例えば梅雨・夏場の時期などはさらに頻度を上げることも選択肢の一つと言えます。
また食器用や台所用のふきんは水分を多く含んだり汚れを拭き取っていることからも、1日の終わりに除菌をしておく習慣をつけることをおすすめします。
食器類やまな板などと異なり、大きなつけ置き容器は不要ですのでさほど苦にもならないかと思います。キッチンハイターと水を混ぜた消毒液内に約2分間つけ、よくすすいで乾かしましょう。
そのほか食器洗いで使用するスポンジ、水をよく含むことからも菌が繁殖しやすい場所のため注意が必要です。
スポンジも汚れをしっかり落とした上で、キッチンハイターと水を混ぜた消毒液内に約2分間つけたのちよくすすいで乾かしましょう。
1日の終わりに、ふきん類とスポンジを一緒につけ置き消毒してしまえば楽ですね。