手軽なカルキを抜きの方法でペットボトルを振ることでカルキを抜く方法があります。
キャップを閉めて思い切り10秒ほど振ればカルキ臭を軽減させることができます。
手軽にカルキ抜きを行いたいときには最適な方法ですよね。
そんなカルキ抜きについて色々調べてみましたのでシェアします!
この記事では、
- ペットボトルに水を入れて振ってカルキを抜く方法とは?
- その他の8種類のカルキを抜く方法とは?
- 様々なカルキの抜く方法でどれが一番効果的でおすすめなのか?
- カルキの特徴、問題点とは?
といった内容をまとめてみました。カルキ抜きでペットボトルを振るとカルキが抜けるかどうか気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ペットボトルに水を入れて振ってカルキを抜く方法とは?
カルキ抜きの方法に「ペットボトルに水を入れて振る」方法があることはご存じでしたか?
カルキ成分は衝撃に弱いことから強く振ると自ら分離するため、キャップを閉めて思い切り10秒ほど振ればカルキ臭を軽減させることができます。
その他に様々なカルキ抜き方法がありますのでご紹介していきます。
その他の8種類のカルキを抜く方法とは?
カルキを抜く方法を様々ありますが、この記事では下記の8通りご紹介します。
• 紫外線を利用する
• カルキ抜きを使用する
• 汲み置き
• ビタミンCを使用
• 沸騰させる
• 炭を入れる
• 浄水器
• エアレーション
1つずつ詳しく紹介していきます
紫外線を利用する
日光に含まれる紫外線でカルキを分解させます。2リットルの水で約24時間日光を当て続ければ分解されますので、ペットボトルに水を入れたら日当たりの良い場所で2〜3日放置しておきましょう。
稀にUVカットのペットボトルがありますので注意が必要です。
カルキ抜きを使用する
カルキ抜きとは塩素中和剤のこと。金魚などをご家庭で飼われている場合はよくご存知であると思います。
カルキ抜きを入れて5分ほど待てばOKの簡単な方法ですが、飲料用ではありませんので観賞魚用に限定された方法となります。
汲み置き
水道水を空気に触れさせることで塩素を除去する方法です。置いておくだけなので楽ちんな方法と言えます。
2リットルの水で約24時間のため、日光に当てるのと同じ時間をかければ除去完了です。
ビタミンCを使用
ビタミンCには塩素を分解する効果があります。よくレストランなどでレモンスライスの入った水を提供するところがありますが、これはカルキ抜きのためとなります。
レモンに限らず、ビタミンCが含まれているものであれば効果があるので、例えばレモン味の飴やレモンエキスなどでも問題ありません。
沸騰させる
こちらも手軽にできる方法となりますが、注意点があります。50分ほど煮沸させなければなりません。
熱を加えることで塩素が発がん性を持つ別の成分に変化し、その成分を取り除くために長い時間が必要となります。
炭を入れる
木炭を水道水の中に入れ放置することでカルキ抜きが可能です。目安は5時間以上となりますが、日光に当てるとより早くカルキを抜くことが可能です。
ただしカルキ抜きに特化している訳ではありませんので、あくまで日光メインなどで補助的な方法として実施しましょう。
浄水器
アクアリウムでは専用のカルキ抜き浄水器を使用します。カルキ以外にも重金属や鉄錆など、水質の安定を邪魔する成分を取り除けるのがメリットです。
ただし本体代金やランニングコストほか、かかる費用も大きくなっていきますので導入には本当に必要なのかを考慮してからするべきでしょう。
エアレーション
エアーポンプにより水流を作りカルキを抜く方法です。水量によっては3日ほどかかりますが、薬剤も使わないし、屋外放置方法でゴミが入る心配もありません。
時間はかかりますが常時水流があることから水を傷めるリスクも少なくなります。
様々なカルキの抜く方法でどれが一番効果的でおすすめなのか?
色々とご紹介しましたが、どの方法が一番効果的なのでしょうか。
アクアリウムなどの水槽用では「カルキ抜き剤」を使用する方法でしょう。時間もかからずコスト面でも薬剤代程度です。
対して飲料用としては、レモンなどのビタミンCを入れておく方法が効果的ではないでしょうか。
カルキの特徴、問題点とは?
カルキとは「次亜塩素酸カルシウム」と呼ばれる塩素を含んだカルシウム質成分であり、殺菌効果などがあることから水道水には菌の繁殖を防ぐ目的で配合されています。
特にプールを利用するとツンとする独特の匂いに「カルキ臭い」という表現を当てはめることが非常に多く聞かれるのではないでしょうか。
プールはカルキ臭いだろ
— shorter (@shorter_dust0) February 10, 2022
その独特の匂いから水道水を飲むことに抵抗のある方も多いようです。
またカルキにはタンパク質を破壊する性質があり、肌のバリア機能が破壊され炎症を起こしてしまうこともあります。
また空気中のカルキ成分が鼻の粘膜や口中に作用し、呼吸器系にダメージを受けることもあったという有毒性も指摘されています。
そのため日本では水道水の安全基準を厳しく設け、人体に与える影響を極力少なくしています。
雑菌の繁殖を防ぐ効果の反面、人体への影響も考慮しなければならないと非常に難しい判断を迫られていると言えますので、気になる方は様々なカルキ抜き方法を試してみましょう。