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栗の木が枯れる原因と対策方法とは? 気を付けたい|害虫|病気|剪定|まとめ

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栗の木が枯れる理由は、害虫か病気の可能性が高いです。

  1. クリタマバチ、クリタマムシ、カツラマルカイガラムシによる害虫被害
  2. 実炭そ病、うどんこ病、斑点病、葉枯病、黒根立枯病など病気による被害

それぞれ詳しく原因と、対策方法を説明していきますね

この記事では、

  • 栗の木が枯れる原因と対策方法とは?
  • 栗の木が枯れないように気を付けたい病気
  • 栗の木が枯れないように気を付けたい剪定のこと
  • 知っておきたい栗の木の特徴と育成方法

といった内容をまとめてみました。栗の木が枯れる原因と対策方法について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

栗の木が枯れる原因と対策方法とは?

栗の木が枯れる理由は、3つあります。対策方法も含めて説明しますね。

クリタマバチによる被害

クリタマバチは中国からきた害虫です。クリタマバチが栗の木の葉や芽を刺激すると、こぶのように肥大したり縮小したりします。これを「虫えい」、または「虫こぶ」といいます。
この被害にあうと、樹や枝、すべての葉が枯れ落ちます。しかし、枝だけは枯れずに残ります。

対策方法

チュウゴクオナガコバチというクリタマバチの天敵を放飼することです。
20年ほど前から全国的に広がってはいますが、各都道府県の地域によっては、広がっていない場所もあります。
クリタマバチの被害にあった際は、各地方自治体に報告・確認を行うほうが良いでしょう。

クリタマムシによる被害

クリタマムシは、小枝に指折の太さほどの卵を産み付けます。
そして、その枝を栄養源とするので、小枝全体が枯れていきます。
枝が黒くなって樹液が流れているようでしたら、クリタマムシの被害である可能性が高いです。

対策方法

卵を見つけたら、トラサイドA剤(100倍)という農薬を卵を産み付けられた枝に塗ってください。
優れた殺虫効果を発揮し、クリタマムシから枝を守ります。

カツラマルカイガラムシによる被害

カツラマルカイガラムシは、栗やクヌギ、ブナなどに寄生する害虫です。5月~10月にかけて枝や幹に張り付いて、樹液を吸収します。
樹液を吸い取られた枝からは、実ができないことが多いです。
また枯れた枝の特徴として、朱色の小さなキノコのようなものが付着します。

対策方法

冬の間に、マシン油乳剤(30倍)という農薬を枝に塗ってください。
害虫防除として、優れた効果を発揮します。

栗の木が枯れないように気を付けたい病気

栗の木は害虫による被害に加え、病気も数多く存在します。人間と同じ様に、生き物なので仕方がないですね。
なんの病気にかかっているかを理解することは重要ですので、説明していきますね。

実炭そ病

実炭そ病は、カビが主な原因の病気です。葉や茎、枝に黒ずんだ円形の斑点が見られます。栗の実の場合ですと、先端部分が黒くなります。
栗の実の先端が黒くなっていたら、売り物にはならないので、被害としては深刻ですね。

対策方法

原因となるカビを発生させないことが重要です。
水やりは葉っぱに水がかからないように、根元の部分に与えるであったり、葉をハサミで整えて風通しを良くしたりするなどの工夫が必要です。

うどんこ病

葉がカビの影響で白くなる病気です。葉の裏に白い粉状の菌が発生することもあります。

対策方法

1週間前後の間隔を空けて、薄めた酢(酸性)や重曹(アルカリ性)をスプレーします。酢の酸性や重曹のアルカリ性に葉に触れさせることで、自然治癒します。
症状が重度である場合は、被害部分を切り取る必要があります。

斑点病

葉の表面に黒い点が現れる病気です。カビが活発化する梅雨時期に多く見られる症状です。

対策方法

対応している農薬を使用しましょう。
その理由は、薬剤を使わずに土壌中から原因となる菌を完全に除去することができないからです。
銅イオンの殺菌効果を利用した毒性の低い「サンボルドー」という農薬がおすすめです。

葉枯病

葉全体が淡褐色から褐色になって枯れてしまう病気です。
この病気の特徴は、伝染することです。一枚の葉が病葉となったら、すぐに除去しなければ、どんどん病葉が増えてしまいます。

対策方法

見つけ次第、すみやかに殺菌剤をまきましょう。
ダニコール1000やジマンダイセン水和剤などの農薬が有名です。

黒根立枯病

根が黒く腐敗する病気です。土の中にある糸状菌が原因とされています。
この菌も高温多湿を好むため、梅雨時期に活発化します。

対策方法

有機質分が少ない用土を使用したり、窒素肥料を与えすぎないことが対策です。
高温多湿の状況を避けるために、間引きや剪定を行うことも有効です。

栗の木が枯れないように気を付けたい剪定のこと

栗の木を枯れないようにするためには、剪定が重要です。
剪定について、学ぶ機会はなかなかないと思いますので、解説していきますね。

栗の木の剪定の必要性

栗の木は、放っておくととても大きな木に成長します。

大きいものだと、このようなサイズまで大きくなります。

大きくなると、枝が重なって混みすぎたり、葉っぱに日が当たらなくなります。
そうなると、病気や害虫発生の原因となるのです。

剪定をすることで、栗の木の環境を整備することができます。
健康で丈夫な栗の木に育てたいのであれば、剪定は必要不可欠です。

栗の木の剪定時期について

地域にもよりますが、葉っぱが落ちる11月~3月頃が剪定時期です。

栗の木の剪定方法

木を剪定する上で、木の高さを3m~4m以内に抑えることを意識してください。
高すぎると、作業効率が悪くなり、事故の危険性が高まるからです。

栗の木をスッキリみせたいのであれば、必要以上に伸びた枝は全て切り落としましょう。
栗の実を実らせたいのであれば、若い新枝は、あえて残します。

木を切る際は、「日陰にならない」ことを考えて切るのがコツです。
枝と枝の重なりは、日陰を生むので重なりを見つけたらどんどん切っていきましょう。

「間違えて切りたくなかった枝を切ってしまった」となっても大丈夫です。
栗の木は、切った箇所からどんどん新芽が生えますので、安心して作業してください。

知っておきたい栗の木の特徴と育成方法

栗の木をご家庭で育てる際のポイントを説明します。
鉢植えと庭植えで方法が異なるので、チェックしていきましょう。

植える場所

栗の木は、日光を好むので植え付け場所・鉢植えの置き場は日当たりが良好な場所にしてください。

この方のような場所であれば、最適ですね。

水やり

鉢植えの場合、土の表面が白く乾いたら鉢底の穴から少し流れ出るくらいたっぷり与えます。
庭植えの場合、よほど乾燥しない限り、水やりの必要はありません。

肥料

鉢植えの場合、2月、5月、10月に有機質肥料か速効性化成肥料を施します。
庭植えの場合、2月と10月になります。

用土

栗の木は、基本的に土を選びません。水はけと水もちの良いものであれば、より適していると考えれば大丈夫です。
市販の用土であれば、赤玉土小粒7~8、腐葉土3~2の配合土がおすすめです。

植え付けと植え替え

12月~2月が最適な時期です。通常であれば2年に1回は、植え替えが必要です。

収穫時期

8月下旬~11月といわれています。
栗の果実は、自然に落下してイガが割れますので、軍手やトングを使って収穫しましょう。

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