キューバパールグラスが枯れる原因は下記の5つです。
• 環境の変化
• 環境があっていない
• 藻の付着
• 食害
• 葉の生え変わり
水槽の引っ越しや植え付けがうまくいかない、水温が低い、光量が足りない、水草を食べてしまう生物と一緒に飼っていると弱って枯れてしまいます。
まずは一時的に外の生物と離して様子を見てみましょう。
この記事では、
- キューバパールグラスが枯れる原因と対策方法とは?
- キューバパールグラスを上手に育てる方法とは?
- 知っておきたいキューバグラスのこと
といった内容をまとめてみました。キューバパールグラスが枯れる原因について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
キューバパールグラスが枯れる原因と対策方法とは?
キューバパールグラスが枯れる原因は下記の5つです。
• 環境の変化
• 環境があっていない
• 藻の付着
• 食害
• 葉の生え変わり
それぞれ原因と対策方法をくわしく紹介していきます。
環境の変化
主に、水槽から水槽への移動の環境の変化で枯れる事があります。
他にも、植え替えで枯れてしまうことも。以前の環境があっていたということでしょうね。
対策:できるだけ以前に近い環境にすることと、基本の飼育の仕方を守ることです。
環境が合っていない
水温が低い、光、二酸化炭素が足りない、水質が合わないなどなどキューバパールグラスを飼育する上での問題で枯れてしまいます。
対策:のちに詳細は書きますが、育て方の基本を守ることが枯らさないポイントです。
藻の付着
藻が付着するから枯れるというより、藻が付着することで光が当たらなくなってしまうと言う点から枯れるのです。
対策:藻を取り除いて光が当たるようにすることです。
食害
掃除をするタイプの生体や、水草を食べる習性の魚により食べられると言う食害で枯れていきます。
対策:水草を食べる習性のある魚と一緒の水槽にしないことです。
葉の生え替わり
水上葉→水中葉への生え変わりや寿命がきた古い葉の生え代わりなどで枯れます。
これは自然現象に近いものですね。
対策:枯れているものは取り除くというシンプルな対策でOKです。
キューバパールグラスを上手に育てる方法とは?
それでは、キューバパールグラスを上手に育てる方法を紹介しますね!大切なことは下記の6つ
• 水の環境
• 光の状態
• 肥料
• 二酸化炭素の条件
• キューバパールグラスの植え方
• キューバパールグラスのトリミング
水の環境
• 水質は、中性~弱アルカリ性
• 中硬水
• 水温は20℃~28℃ほど
光の状態
光の量ですが例えば水槽の大きさが45㎝だったら、だいたい750~1,000lm(ルーメン)が普通くらい、1,500~2,000lm(ルーメン)が限度の光量ですね。
1灯でもキレイに育つと言われています。奥行が長かればLEDライト2灯が無難ですね。
肥料
追肥は基本的に必要です。
差し込み型の固形肥料を3ヶ月くらいで使いましょう。
葉が白くなってきたりしたら早めに追肥で投下していくことがおすすめです。
二酸化炭素の条件
キューバパールグラスは、成長がゆっくりな水草です。
二酸化炭素の添加はかなり重要で、育つスピードが全然変わってきます。
キューバパールグラスの植え方
1㎝の小分けにして、埋め込むように植えていくようにしましょう。
隣とは約1㎝幅ほど間隔をあけていくことが理想です。
ただ、キューバパールグラスは埋め方が浅いと浮いてきてしまうことがよくあるのです。
キレイに埋め込むポイントとしては、
① ちぎって底床に一部の葉っぱが見えなくなるくらいに埋め込む
ちぎって床底に埋め込む、これはとてもめんどくさい方法なのです・・・。
② タイル状のまま底床に植える
これはラクチンですよね!ただ、しっかりトリートメントはしておきましょう。
③ ミスト式で水槽を立ち上げる
ミスト式というのはレイアウトが完成するまで、水槽に水を張らずに作る方法のこと。
水を張ることがないので、浮くこともないです。
しかもキューバパールグラスは、エビなどから引っこ抜かれるということもあるんです・・・。だからちゃんと根付いてから生体を入れる事をお勧めしておきます。
キューバパールグラスのトリミング
キューバパールグラスをちょこっと刈りました。厚み出過ぎちゃってたのでやっぱり白くなっちゃってましたが、まぁじきに緑に戻るでしょう☺️
2枚目:就寝中のオトシンちゃんにちょっかいを出すヤマトさん
3枚目:隅っこで添い寝オトシン
4枚目:夜間はヤマトさんのベッドと化す流木 pic.twitter.com/pqfSL4ap7K— アク川カニ蔵(旧エビ蔵)NoWar (@aquakawa_ebizo) April 10, 2022
キューバパールグラスは、葉っぱが重なっていくように育ちますので、トリミングは定期的にしたほうが良いです。
重なっていくと下の方の葉が枯れてしまうので、こまめにトリミングすることをお勧めします。
知っておきたいキューバグラスのこと
キューバパールグラスという水草をさらに詳しく知ってみましょう。
キューバパールグラスの特徴
• 葉の大きさは約2~3mm
• 葉の色はライトグリーン
• 絨毯のように葉っぱが覆いかぶさって育っていく
• 育つのにCO2と強い光量が必須
キューバパールグラスの種類
パールグラス
葉っぱは、先が尖っていて、反っていくように曲がっています。
四方に葉を出すのでボリューム感がでます。
直線上に向かって育っていきますね。
ラージパールグラス
ラージパールグラスは見た目丸い葉っぱです。
横に広がるのではなく、まっすぐ伸びて育っていきます。
中景~後景向きだと言われます。
ニューパールグラス
ニューパールグラスは見た目はパールグラスと似ています。
ただ葉っぱの枚数が2枚ということで見分けを付けます。