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水草の残留農薬とバクテリアが生体に与える影響とは?対策と除去方法とは?

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ペットショップ等で流通している水草は海外で生産されている場合が多いです。
国内に持ち込むことから検疫上の問題で農薬を使わないといけません。

水草に外来種の生物が付着して国内に入る事を予防しているのです。
この農薬ですがはっきり言って水生生物には「毒」です。まず影響が出やすいのが「エビ」です。

エビなどの甲殻類は魚類よりも農薬の影響を受けやすく症状が真っ先に出ます。
症状としては、ひっくり返る。動かなくなる。最悪の場合死んでしまいます。

 

この記事で詳しくまとめているのでチェックしてみてください。

この記事では、

  • 水草の残留農薬とバクテリアが生体に与える影響とは?対策と除去方法とは?
  • 農薬の付着している水草としていない水草があるの?
  • 水草を水槽に入れる前にしっかりケアをしよう!

といった内容をまとめてみました。水草の残留農薬とバクテリアが生体に与える影響について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

水草の残留農薬とバクテリアが生体に与える影響とは?対策と除去方法とは?

アクアリウムで水生生物を飼育している時に水草の影響で生物が弱ったり死んでしまう事があります。
原因としては「農薬」と「バクテリア」が大きいです。
それらについて詳しくご紹介します。

  • 水草の残留農薬の影響
  • バクテリアの影響

水草の残留農薬の影響

ペットショップ等で流通している水草は海外で生産されている場合が多いです。
国内に持ち込むことから検疫上の問題で農薬を使わないといけません。
水草に外来種の生物が付着して国内に入る事を予防しているのです。
この農薬ですがはっきり言って水生生物には「毒」です。
まず影響が出やすいのが「エビ」です。
エビなどの甲殻類は魚類よりも農薬の影響を受けやすく症状が真っ先に出ます。
症状としては、ひっくり返る。動かなくなる。最悪の場合死んでしまいます。

このような症状が出たらすぐに水草を取り除いて水替えをして下さい。
早い段階で対処すれば水生生物が死んでしまう事態を防げるかもしれません。

バクテリアの影響

アクアリウム内は様々な微生物がお互いに関わり合って成り立ってゆきます。
良い微生物の状態が維持できているアクアリウムでは水草も生物も良く成長します。
特に「硝化菌」はとても重要です。
硝化菌の働きは水中のアンモニアを分解する事です。
この働きが鈍ると水中生物の排泄物に含まれるアンモニア濃度がアクアリウム内で増えてゆき生物に悪影響を与えます。
硝化菌は水草や生物に付着しており、それらが増える事でアクアリウム内の環境が保たれるようになります。
しかし、新しい水草を入れた時に付着していたバクテリアが現存の有用に働いているものを倒してしまう事もあります。
そういった時にアクアリウム内の微生物環境が乱れてしまい結果として水生生物に悪影響を与えます。
そのような時は水草の交換や硝化菌剤を投入して有用なバクテリアを増やしてあげましょう。

農薬の付着している水草としていない水草があるの?

水草内の残留農薬の有無は水草の種類というよりもどのような環境で育てられたかによって決まります。
残留農薬の危険が高いものとそうでないものをご紹介します。

残留農薬が多い水草

  • 海外で生産されているもの
  • 鉢植えされているもの
  • 良く売れているもの

海外で生産されているもの

海外で生産されたものは基本的に残留農薬が多く含まれると思ってください。
検疫の関係上農薬の使用は義務化されています。
生産国がわからない場合もあるので、その場合はショップ店員に聞いてみましょう。
ほとんどの水草は東南アジアや中国産が多いです。その他にヨーロッパ産のものも出回っています。
ヨーロッパ産のものは他のものよりも農薬濃度が低いものが多いようですが農薬を抜く処理が必要です。

鉢植えされているもの

水草の鉢植えに根を張るためにグラスウールが使われています。
このグラスウールですが農薬を吸着しやすいのでアクアリウムに入れた時に吸着した高濃度の農薬が悪さをします。
鉢植えの水草は基本的にグラスウールを取り除いてからアクアリウムに入れるようにしましょう。

良く売れているもの

水草に含まれる残留農薬は水槽に長い時間入れていると抜けてきます。
良く売れる水草はペットショップで水槽に入っている時間が短くなりますのでその分農薬が抜けきっていない可能性があります。
ショップで水槽に入れている時間を聞いてみるのもいいでしょう。

残留農薬が少ない水草

  • 国産
  • 組織培養されたもの
  • 長期保管品(売れ残り)

国産

国産の水草は検疫の心配がないため農薬をあまり使っていない場合が多いです。

組織培養されたもの

水草の中には無菌室で組織培養されたものもあります。
そのようなものは、農薬を使う必要もなく害虫の心配もありません。
ただし、こちらは流通量が少ない事が欠点です。

長期保管品(売れ残り)

長期保管されていれば農薬が抜けている可能性が高いです。
ショップ店員に保管期間と残留農薬処理の必要性を聞いてみましょう。

水草を水槽に入れる前にしっかりケアをしよう!

残留農薬や微生物等の心配がある水草ですがしっかりとアクアリウムに入れる前に処置をすることで安全に使えます。
それらの処理をご紹介します。

  • しっかりと洗う
  • 別の水槽で事前育成する
  • 活性炭を入れて有害物質を除去する
  • 残留農薬除去剤を使う

しっかりと洗う

水草の表面にはプラナリアや巻貝の卵などが付着している場合があります。
水道水をためた容器で水草を傷めない程度に振り洗いすることで水中の塩素でそれらを落とす事が出来ます。
まずはアクアリウムに入れる前に水草を水道水で洗いましょう。

別の水槽で事前育成する

アクアリウムに入れる前に他の水槽で水草を2~4週間事前に育てる事で自然に残留農薬を抜く事が出来ます。
ショップで長期間水槽に入っていた場合は農薬が抜けている場合もあるので確認してみましょう。
事前育成することでプラナリアや巻貝が付着しているかを事前に確認できるのでオススメです。
ただし、水槽が余分に必要なので時間とスペースに余裕がある場合に行いましょう。

活性炭を入れて有害物質を除去する

残留農薬が本当に抜けているかどうかが不安な場合は水草導入するアクアリウムに活性炭を入れたりフィルターに活性炭を追加しましょう。
残留農薬等の有害物質を吸着してくれます。

残留農薬除去剤を使う

最も確実に手軽に行える残留農薬の除去方法です。
代表的な除去剤に「水草その前に」というものがあります。
1包200円程度で手に入ります。
こちらは残留農薬だけでなく害虫や腐敗菌等も除去してくれるので1つで複数の下処理をしてくれます。

「水草その前に」の主成分は「焼成カルシウム」です。
手元にない場合は消石灰でも代用が効くようですが濃度調整をミスると水草を枯らしてしまう事もあります。
おとなしく市販のものを買う方が安全でしょう。

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