レモンは育て始めて何年で実がなるかというと接木で早く実がなるとしても基準としては2年です。
種から育てた場合は早くて3年、大きくしっかりとした実になるには5年を見ておく方が良いでしょう。
気を付ける点としては、花が付いたらしっかりと授粉させることです。自然に任せて授粉させるよりも筆などを使って実行授粉させる方が結実の可能性はアップします。
まだ花も咲かないというのであれば、年数にかかわらずまだ木が若い可能性があります。下記の項目に気を付けて大事に育てましょう。
• 日光が思うように当たっていない
• 肥料の過不足
• 温度が適温ではない
• 病害虫のしわざ
• 水の過不足
• 剪定の失敗
この記事では、
- レモンは育て始めて何年で実がなるの?
- レモンの上手な育て方とは?
- 注意したいレモンの害虫と病気とは
- 知っておきたいレモンのこと
といった内容をまとめてみました。レモンは育て始めて何年で実がなるかについて気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
レモンは育て始めて何年で実がなるの?
レモンが実をつけるのは種から植えるのか、接木で始めるのかで実がなるまでの年数は違います。
お察しの通り、接木で始めるほうが早く実がなります。
接木で早く実がなるとしても基準としては2年です。
種からで早くて3年、大きくしっかりとした実になるには5年を見ておく方が良いでしょう。
実がつくのが遅くなる理由と対策
土壌に肥料が多すぎると木だけが成長して実が遅くなることがあります。
枝を下の方に引っ張って重しで固定してみてください。これにより負担がかかって、木が子孫を早めに残さないと!と勘違いを起こして実を付けだすんです。
木は自分が気持ちよくいられるのであれば、木としてどんどん成長していくのみなんです。ただ負担を感じたり危険などを察知したら、子孫を残すことを急ぎだすので実がなりやすくなるということですね。
レモンの実が一向にならない理由と対策を紹介しますね。
花が咲くけど実がならない
原因
• 受粉不良
• 木が成長しすぎている
• 株が充実していない
対策
• 開花したときに筆などで人工授粉してあげてください。
• 木が成長しすぎる時は、木に負担を与えてみてください。
実がならないのには上記のような理由が考えられます。
花も咲かないし実もならない
• 日光が思うように当たっていない
• 肥料の過不足
• 温度が適温ではない
• 病害虫のしわざ
• 水の過不足
• 剪定の失敗
花が咲かないのは上手に育てられていない可能性が高いので、対策と詳細について詳しく説明しますね。
レモンの上手な育て方とは?
レモンの上手な育て方を紹介していきます。
レモンの水やり
• レモンは乾燥が大の苦手ですので、土が乾いたら多めに水をあげましょう
• 鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出てきたらOK。
• 地植えの場合は、雨でOK。雨が降らずに乾燥した日が2週間継続されたら水やりをしてください。
• 植えつけから1年~2年の間は、根つけのために水は適宜あげてください。
レモンの土壌
水持ちと水はけの良い土を好みます小粒の赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜておく。
でも、こだわりがない場合や、初心者、育てるのに自信がない人は、レモンは一般的な園芸店などの培養土でOKなので、市販のものにしておけば無難です。
レモンの肥料
1. 緩効性肥料を植え付け時に肥料を使う。
2. 果実が大きくなる6月と9月に追肥。
3. 収穫の11月にさらに追肥。
肥料の錠剤がレモンの果実に触れないように注意です。
庭に植えている時は土の中に埋め、鉢植えの時は鉢に沿って土の上に置きます。
レモンの植え付け
レモンの植えつけは、3月、4月です。
レモンを地植えして複数の株を育てる場合、苗どうしの間は6mほどあけておきましょう。
苗木は深く植えないようにしてください。
接ぎ木部分が土から出るようなくらいがちょうど良いです。
レモンの植え替え
1. ひと回り大きな鉢を用意して、ネットと鉢底石を敷いておきます。
2. 掘り上げるときは、根を傷つけないよう、ゆっくりと引き抜きます。
3. 活着させるために、『植物用活力液リキダス』を水に1000倍に薄めてあげます。
レモンの剪定
日光をすべての葉っぱに当たるように剪定してください。
小さな枝は根元から切ってOKです。
また、下方向に伸びている枝なども切ってください。
明かに枯れている枝、葉っぱがついていない枝も切ってしまいましょう。
注意したいレモンの害虫と病気とは
レモンを育てる上で注意したい虫や病気を紹介していきます。
注意したい虫
アブラムシ
症状:レモンの樹にウイルスの病気を誘発させる。
対処方法:牛乳スプレー。水と牛乳を同率混ぜたものでスプレーする
対策:薬剤で早めに対処。
アオムシ
症状;柔らかい新芽から葉っぱを食べてしまう。
対処方法:ティッシュなどでそっとこする。
対策:見つけたら捕殺する。
カミキリムシ
症状:幼虫は木を食べ枯らしてしまう。
対処方法:殺虫剤を使用する。
対策:木の幹に穴をあけるのでその穴に針金を差し込んで捕殺する。
注意したい病気
黒点病
症状:カビが原因で、カビ菌が増殖して、葉や果実に黒い斑点ができること
原因:水はけ、通気性の悪さ
対策:剪定をする、水はけのよい土に変更する
そうか病
症状:葉、枝、果実にイボのような突起ができて、かさぶたになる。
原因:レモンの木のカビ。湿気が原因
対策:予防にも対処にも薬剤で対応する。
灰色かび病
症状:葉っぱに白いカビが付く
原因:梅雨や雨の湿気に弱る
対策:湿気のないところに栽培場所を移し替える
知っておきたいレモンのこと
レモンの木には品種が世界中にたくさんあるのです。
• リスボン
• ユーレカ
• フェミネロ
• ベルナ
などが代表的なものですね。
レモンの花言葉は、香気や、心から誰かを恋しく想う、という可愛さや健気さが象徴されています。
レモンって、お料理に使うだけではなくて、育てている鉢植えが観賞用にもなったりするし、インテリアなどにも見た目が可愛くて良いですよね!
お料理の面では最近流行しているヴィーガン料理レシピがあって皮ごと調理するんですよ。
レシピ:レモンとオリーブのマリネ
用意するもの
レモン 1個
黒オリーブ種抜き 150~200g
パクチー(コリアンダー) 1束
ニンニク 1~2片
タマネギ 中1/2個
プチトマト 10~15個
オリーブオイル 適宜
塩 適宜
1. レモンは洗って種を取ったら、皮ごとみじん切り
2. ニンニク、玉ねぎは細かいみじん切り、黒オリーブ、ミニトマト、パクチー(コリアンダー)はざく切りにします。
3. 全ての材料をボウルに入れたら、塩とオリーブオイルを入れて混ぜ合わせます。
4. 野菜から水分が出て味が薄まるので、塩は気持ち強めに振りましょう。オイルはボウルにぐるりと1周回しかけるようなイメージです。
癖になる味ですよ。