ペットボトルの水を開封後常温でどのくらい持つかというと、口をつけなかった場合の常温保存は夏の暑い時期で当日〜1日経過、冬の寒い時期であれば1週間程度は日持ちすると言われております。
ペットボトルを置いておく状態が様々なことから日にちにばらつきがありますが、いずれにせよ早く使い切ってしまった方が無難です。
生のまま飲むのはちょっとまずいかな…と思った時は、上記期間内の場合は私は沸騰させて使っています。
飲用には心配だなと思ったら育てている野菜や花に与えるようにしています。貧乏性なので少しでも役立てようと必死です(笑)
この記事では、
- ペットボトルの水は開封後は常温保存でどのくらいもつ?長く保存するポイントとは?
- 傷んだ水を見分ける方法と飲まずに利用する方法
- 備蓄用の長期保存水を長く保存する方法
といった内容をまとめてみました。ペットボトルの水は開封後は常温保存でどのくらいもつのかについて気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ペットボトルの水は開封後は常温保存でどのくらいもつ?長く保存するポイントとは?
ミネラルウォーターなどのペットボトルの水は、開封後に口をつけなかった場合の常温保存は夏の暑い時期で当日〜1日経過、冬の寒い時期であれば1週間程度は日持ちすると言われております。
ミネラルウォーターのペットボトルは現代では様々な銘柄が販売されておりもはや生活の一部と言えるまでに浸透していますよね。
また災害発生時の水分補給としても重要な役割を果たすため、災害備蓄品として防災倉庫には欠かせないグッズとなっています。
【備品紹介1】ウォーターサーバー
昨年秋に行われた防災備蓄倉庫からの配布会で仕入れた大量のミネラルウォーター。
これなら万が一部室に幽閉されても1週間くらいは生きていけるはずである。 pic.twitter.com/GjBR4AJhF0— 滋賀医科大学コンピュータークラブ (@sums_cc) March 28, 2020
気になるのはその賞味期限ですが、箱詰めであればその箱に記載されているのと、それぞれのペットボトルのラベルに記載されており、備蓄用は結構な期間日持ちすることに驚きますね。
しかし一度開封してしまえば話は別。できる限り早く飲み切ってしまわないと安心とは言えません。
冒頭に記載の通り、「口をつけなかった場合」は気温により多少は日持ちすると言えますが、開封する場合は飲むための理由が圧倒的に多いですよね。
意識することはまずないと言えますが、口をつけた瞬間に細菌が大量に混入してしまい、水の劣化が進んでいくこととなります。
そのため口をつけた場合はその日中に飲み切るか、勿体無いですが廃棄してしまうように心がけましょう。
しかし中身は飲みたいが、全量は飲みきれない・・・というケースも多いでしょう。そんな場合はコップなどの容器に移して飲むことをお勧めします。
口をつけてしまうと雑菌がより入り込んでしまうために、口をつけずに飲むことで進入をできる限り少なくする、という方法となります。
とはいえ、保存の環境などは常に一定であるとは言えません。気候・気温が日々移ろいゆくのと同様、ペットボトルが環境から受ける影響も千差万別。
未開封でも開封後でも、見た目でその中身が傷んでいるかどうかは中々判別は難しいと言えるでしょう。見分ける方法があるのでしょうか?
傷んだ水を見分ける方法と飲まずに利用する方法
当然ながら水自体の色に変色が見られる場合は何らかの不具合が発生していることとなりますので迷わず廃棄することをお勧めします。
それ以外には水面に何か浮かんでいたり、水中に何らか浮遊物や沈殿物がある場合は傷みの疑いがあります。この場合も飲むことは避けるべきと言えるでしょう。
しかし例外があります。それはラベルに「白い沈殿物・浮遊物が出ていても害がない」と注意書きがされてある場合です。
これはミネラルウォーターに含まれるミネラル分が結晶化したものであり、人体には害がありません。
この結晶は日本品とは処理が異なる海外製品によく発生が見られますので、まずは開封前にラベルの注意書きをよくチェックすることが大事ですね。
見た目に不具合が見られなくても、開封後に匂いに違和感があれば傷んでいる可能性が高いためにこれも飲むのは控えるべきと言えます。
飲料用のため傷んでしまえば廃棄するしかありませんが、勿体無いと思う気持ちも湧いてしまいますよね。
ただ単に捨てるのは忍びないので、できる限り人体に触れないように何らかの洗い落としに使用したり、植物の水などに使うことも良いかと思います。
備蓄用の長期保存水を長く保存する方法
昨今の大規模災害の頻発により、防災備蓄への意識が全国的に高まり各地で防災備蓄倉庫や場所が多数設けられています。
旧長野電鉄屋代線雨宮駅の跡地に千曲市消防団第二分団の詰所が完成。本日、引渡式が行われました。
防災備蓄倉庫も併設され、地域防災力の要となる拠点が強化されました。#長野県千曲市 #千曲市 pic.twitter.com/pOJlT5PQwK— 千曲市長 小川修一 (@ogashu67) March 28, 2022
食料はもちろんのこと、人間に欠かせないのは水分。ペットボトル入りの水が多数備蓄されていますが、その賞味期限は驚きの5年間。更には10年や15年なんてものもあります。
なぜこのような長期間保存が可能なのかと言えば、専用設備で殺菌処理を完全に行なった後、これまた完全な密閉処理を施し外気が入り込むのを防いでいるからです。
更には長期保存用のペットボトルは通常のミネラルウォーターのものよりも厚いものを使用、保存用段ボールも厚くし外気の透過性を徹底的に低くする工夫をしています。
それにより長期間の保存を可能としているのですが、かといって保管方法を怠ってしまっては元も子もありません。
直射日光は厳禁、温度や湿度の低い場所を選んで保管することがベストです。自宅であれば地下や半地下の場所があればベストですね。
自治体の防災備蓄倉庫も長期間の保存を念頭に堅牢で断熱性能をもつ倉庫を採用したり、古い使用されなくなった公民館などの建物を丸ごと備蓄倉庫にしたりといったケースが多数採用されています。
誤った保存をして、いざという時に使えないとなれば目も当てられないですからね。