ダニ退治に酸素系漂白剤であるワイドハイターは効果がありません。
酸素系漂白剤というものは、根本的に「衣服の汚れやシミを白くする」というものであって、殺菌作用があるわけではありませんので、ダニ退治にはならないのです。
そもそも漂白剤には殺菌作用はありませんので、ダニ退治には下記の方法を試してみてください。
1. コインランドリーの乾燥機で熱処理
2. 宅配クリーニングに出す
3. 布団乾燥機でダニ退治
4. おうちクリーニングに入ってもらう
それぞれ詳しく解説していますのでチェックしてみてくださいね。
この記事では、
- ダニをワイドハイターで浸ければ退治できる?
- ダニに効果のある正しい退治方法とは?
- ダニがいるかどうか調べる方法と対策・予防方法
といった内容をまとめてみました。ダニにワイドハイターは効果があるかどうか気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ダニをワイドハイターで浸ければ退治できる?
結論を言いますが、ダニはワイドハイター浸けをしても退治できません。
ワイドハイターというのは、酸素系漂白剤です。
酸素系漂白剤というものは、根本的に「衣服の汚れやシミを白くする」というものであって、殺菌作用があるわけではありませんので、ダニ退治にはならないのです。
それでは、塩素系の漂白剤ではどうなのでしょうか?
塩素はいたるところで使われる殺菌作用のあるものですよね!
塩素で消毒されていますプールや温泉などはしっかり殺菌できていますもんね。
要するに、塩素自体は微生物の死滅効果はあると言えます。
今はコロナもあって、菌を退治するのに塩素系は良く活躍していると思います。
食中毒なども防げますし、強力であるのは確かです。
ただし、この塩素系漂白剤を洗濯機に入れて洗濯をするということでダニが完全に死滅するかと言われれば、完全は難しいのです。
あとで説明しますが、ダニを死滅させるには条件がそろわないといけないのですが、塩素系漂白剤に浸ける、洗濯するというのは、条件をクリアしていないということです。
前述もしましたが、そもそも「漂白剤」というもの自体に殺菌効果はありません。
あくまでも衣服を白くするためのものですので、ダニ退治に効果はありません。
ダニに効果のある正しい退治方法とは?
ダニに効果のある正しい退治方法を説明します。
そもそもダニを退治するには、条件をクリアすることが必要なのです。
ダニを退治するのに大事なポイントは下記の2つ。
• 高温
• 乾燥
部屋の中の布製品は頻繁に洗えるものにしか使わない
インテリアに布は禁物洗濯しても生き延びるダニ
高温洗浄のコインランドリーは頻繁に使うには経済的じゃない
アイロンがけで、衣類やシーツのダニは死滅する
羽布団とか、布団乾燥機のダニモード使うか
— アトピースクラップ (@magumaguma) October 5, 2015
この条件をクリアできないと殺菌作用のあるものをどれだけ使用しても死滅はしません。
ちなみに高温の定義としては、ダニは60℃以上の熱を与えるとすぐに死ぬということです。
ダニ退治の効果的な方法
手軽にダニ退治をするには下記の4つの手段がおすすめです。
1. コインランドリーの乾燥機で熱処理
2. 宅配クリーニングに出す
3. 布団乾燥機でダニ退治
4. おうちクリーニングに入ってもらう
それぞれ紹介していきます。
コインランドリーの乾燥機で熱処理
コインランドリーの乾燥機は高温です。
実際に実験でもコインランドリーの乾燥機63度の温度で40分乾燥したら、100%ダニが死滅したという結果がでています。
ダニの死滅にはコインランドリー乾燥機が一番おすすめです。
時間も早いし、費用も500円前後で済むし、確実なダニ除去が叶うからです。
宅配クリーニングに出す
クリーニング業者に宅配で依頼しましょう。
ダニの死滅が目的なので、「水洗い」「単品洗い」で依頼したらOKです。
宅配なので重たい布団の持ち運びをしなくても良いところがメリットですが、費用がちょっと嵩んでしまい、5000円前後かかってきます。
布団乾燥機でダニ退治
布団乾燥機でダニを完全に死滅させるにはちょっと時間を要します。
朝と晩で一回ずつ計2回を3日以上連続で布団乾燥機を掛けてやっと全体的に退治できると言う感じです。
一回の布団乾燥で約1/3程度は死滅させられるというくらいですね。
上記は集中して徹底的にダニを除去することですが、除去できてもまたダニが発生することは充分にあり得る事です。
ですので除去後は、ダニをできるだけ発生させない予防もしておくことが重要となります。
おうちクリーニングに入ってもらう
ダニ退治専門業者に、おうちクリーニングに入ってもらいましょう。
布団回りだけでなく、家にいるダニを一旦すべて退治してくれますよ。
デメリットは費用が大きくかかることですね。
ダニがいるかどうか調べる方法と対策・予防方法
ダニがいるかどうかを調べる方法と対策と予防法を紹介していきます。
ダニがいるかどうかの調べ方
まず前提としてなのですが、ダニがいない家はないということです!
その上で健康被害を直接的に及ぼす箇所にいるかどうかを調査する時は、
• 検査キッドの使用
• 身体の症状のチェック
この2点です。
検査キッドというのは、「ダニアレルゲン判定キット」です。
検査したい場所を掃除機で吸引して、専用の液体に浸すことでダニがどれぐらいいるのかをチェックしてくれるものとなります。
身体の症状のチェックというのは、自分の体に「かゆみ」「くしゃみ」「ダニに噛まれた跡」「鼻水」「気管支の違和感」などです。
ダニ予防の方法
ダニを予防するには下記の3つの方法を試してみてください。
敷布団に防ダニシーツを使用する
ダニ取りシートを設置する
マットレスに除湿敷きパッドを使う
それぞれ紹介していきます。
敷布団に防ダニシーツを使用する
一番確実でおすすめな方法は防ダニシーツを敷布団にかけるということ。
この防ダニシーツは、敷布団までダニの餌となるフケや皮脂を届きづらくさせています。
そのためダニがかなり発生しづらいのです。
ダニ取りシートを設置する
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— 家事ラクラク@便利グッズ紹介 (@kajirakura) June 21, 2022
防ダニシートまで大がかりではなく、ドラッグストアなどで気軽に購入できるダニ鳥シートを使用しましょう。
きちんと捕獲はしてくれますが、ダニ退治のために多少香りがします。
その香りが苦手な方は使用が苦痛になるかもしれません。
マットレスに除湿敷きパッドを使う
ダニは乾燥に弱いので、マットレスに除湿敷パッドを使用するだけでも発生を減少させることはできます。
上記3つが防ダニ対策ですが、完璧ではなく発生しづらくさせる、最小限にするというのまではできるのです。
その他やっておく方がよいことは、
• 毎日窓を開閉して換気をして空気を通すこと
• 布団は毎日たたむか掛けることをする
• 3日に一度は布団を天日干しする
• シーツは2.3日に一度取り換え
これらを実施できるとさらにダニ予防になりますよ。