スイカの後作にはネギなどのネギ類が適しています。又その他、ホウレンソウもスイカの後作に良いとされています。
反面、スイカの後作に適していないものはきゅうり・かぼちゃ・ズッキーニ・ゴーヤといった「ウリ科」の野菜です。
なぜ向かないか?の解説や後作をきちんと剪定するメリットなど詳しく紹介しているのでチェックしてみてください!
この記事では、
- スイカの後作に向いている野菜と向かない野菜とは?
- 後作を選定する理由とメリットとは?
- スイカの他に様々な野菜の後作に向いた野菜
- 一緒に植えると害虫などを防ぐコンパニオンプランツ
といった内容をまとめてみました。スイカの後作に向いている野菜について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
スイカの後作に向いている野菜と向かない野菜とは?
スイカの後作にはネギなどのネギ類が適しています。またスイカを作る前の前作においてもネギ類は適しています。
又その他、ホウレンソウもスイカの後作に良いとされています。
反面、スイカの後作に適していないものはきゅうり・かぼちゃ・ズッキーニ・ゴーヤといった「ウリ科」の野菜です。
今日は夏至です。スピリチュアルな一日なので気合入れていこう。
さて⁰⁰一年で陽気が一番と充満する季節です。
雨降り対策に食べ物はウリ科のキュウリ、ズッキーニなどで体の水分代謝を高めます。
気持ちは怒らないように楽観的、愉快な気持ちで過ごしましょう。
よい一日でお過ごし下さい! pic.twitter.com/aEsaWg13YP
— 土屋幸太郎&幸の幸せ食養生@土屋薬局 山形県東根市|生理不順、生理痛など相談下さい。 (@tutiyak) June 21, 2022
スイカもウリ科に属しており、同じ科の野菜を育てると土中の養分が不足したり、害虫や病原菌が付きやすくなるといったことからも後作には適しておりません。
但しスイカと言えば何を思い浮かべますか?そうです、夏ですよね。
今年も熊本植木町のスイカをいただきました。
とっても甘かった!
夏ですな。 pic.twitter.com/KCB34qFW84— 浜崎貴司 (@HamazakiTakashi) June 23, 2022
夏の風物詩といえるスイカ、つまりは夏に向けて収穫される果物ですが、多くのウリ科の野菜も夏野菜であることが殆どです。
そのためまずはスイカを収穫したのちにウリ科の野菜を育てる、という事例は考えにくいのが現状です。
忘れがちなのがスイカ収穫後1年を経て、同じ畑に別のウリ科の野菜類を育てると連作障害を起こしてしまう可能性が出ること。
うまい具合に間にネギを栽培するなどして、土中成分バランスを適正に保つ工夫を行いましょう。
さて後作栽培は何故選ばれるのか、そのメリットとはいったい何なのでしょうか?
後作を選定する理由とメリットとは?
後作とは書いて字のごとく、主要な作物を収穫したのちの田畑で別の作物を栽培収穫することです。
じゃがいもの後作で小松菜を蒔いて3日目で目が出てきました。新芽はかわいいてすね。#じゃがいも #後作 #小松菜 #新芽 pic.twitter.com/uLckYBgPxT
— みは丸 (@mihaaya_maru) June 24, 2022
野菜や果物は年柄年中収穫が出来るものではありません。収穫に適した時期というものがありますよね。
主に育てた野菜・果物を収穫した後の土地は遊ばせておくのももったいないですし、別の野菜類を育てることで安定的な収入も見込めます。
また定期的に土中に刺激を与えることによって、作物の育ちにくい所謂「痩せた土地」となってしまうことも防ぐ効果があります。
収入・土地の活性化といったメリットが互いに絡むことで長期にわたる様々な野菜・果物の収穫に繋がるために後作や前作が選ばれる、ということが出来るでしょう。
スイカの他に様々な野菜の後作に向いた野菜
さて、なにもスイカだけではない後作の組み合わせ。一体どのようなものがあるのか簡単にご紹介していきますね。
基本的には「同じ科」に属してしまうと良くないため、異なる科とすることが大事です。
トマト(ナス科)
キャベツ(アブラナ科)・ブロッコリー(アブラナ科)・ネギ(ネギ科)
ニンジン(セリ科)
白菜(アブラナ科)・タマネギ(ネギ科)・キャベツ(アブラナ科)
ナス(ナス科)
かぼちゃ(ウリ科)・枝豆(マメ科)・トウモロコシ(イネ科)
ダイコン(アブラナ科)
枝豆(マメ科)・ネギ(ネギ科)
タマネギ(ユリ科)
トマト(ナス科)・ダイコン(アブラナ科)・すいか(ウリ科)
家庭菜園で人気なのはトマト・ナス等ではないかと思いますが、共に後作には向いていないのがわかりますね。
ですが今度は一緒に植えると野菜同士が共鳴し合うのか、害虫などに強い相性が出るものがあります。
それを「コンパニオンプランツ」と呼んでいますが、どのような組み合わせがあるのでしょうか?
一緒に植えると害虫などを防ぐコンパニオンプランツ
野菜にはそれぞれ、集まりやすい害虫やかかりやすい病気というものを持っています。
これら個別の特性を組み合わせることで害虫・病気の害を減らし結果農薬も減らすことが出来る良い組み合わせを「コンパニオンプランツ」と呼んでいます。
その組み合わせは様々ですが、代表事例はキャベツが主菜、コンパニオンがレタスや春菊です。
コンパニオンプランツの発する独特の香りがキャベツによって来る害虫を防ぎます。
またスイカにはネギが適します。これはネギの根に住む菌の出す抗生物質が土壌の病原菌を減らすためとなります。
意外なところでは、イチゴとニンニク。
ニンニクの香りがイチゴに移りそうですが、その香りにはイチゴの病気を抑える抗菌成分が豊富に含まれているようです。
相性のいいもの同士を植えて無事育てば、美味しさと喜びも2倍になりますね!