梱包材のプチプチの向き(凸凹)は、正確にどちらが表か裏かというのも決まっていません。
クッション性はどの向きでもあまり変わりませんが、凸の向きを表に向けて梱包した方が良いもの、裏に向けて梱包した方が良いものがありますのでご紹介します。
つぶつぶ(凸)を外側に向けた方が良いもの
- 固くて角張ったもの(ガラスや金属、プラスチックなど)
- ひっかかりそうなもの(突起があるもの)
- つぶつぶの突起で破損する可能性があるもの(PCの部品など)
つぶつぶ(凸)を内側に向けた方が良いもの
- コップや食器など
- 瓶
この記事では、
- 梱包材のプチプチは凸凹の向きによって差はある?
- 梱包材のプチプチを使用して上手に梱包する方法
- 梱包用のプチプチを入手するおすすめの売り場
- 梱包以外にも使えるプチプチの意外な用途とは?
といった内容をまとめてみました。梱包材のプチプチの向きについて気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
梱包材のプチプチは凸凹の向きによって差はある?
結論から言うとクッション性はどの向きでも変わりません。
そのうえ、正確にどちらが表か裏かというのも決まっていないそうです。
しかし、包むものによって適した凹凸の向きがあります。
つぶつぶを外側に向けた方が良いもの
つぶつぶを傷つけてしまう可能性があるものはつぶつぶを外側にして梱包する方が良いです。また、つぶつぶ自体で破損する可能性があるものはつぶつぶを外側に向けましょう。
• 固くて角張ったもの(ガラスや金属、プラスチックなど)
• ひっかかりそうなもの(突起があるもの)
• つぶつぶの突起で破損する可能性があるもの(PCの部品など)
つぶつぶを内側に向けた方が良いもの
丸みを帯びたものはつぶつぶを内側にすることで、より緩衝材が密着するのでクッション性が良くなります。
• コップや食器など
• 瓶
梱包するものに合わせて凹凸の方向を選びましょう。
荷物梱包などに使うクッション材の「プチプチ」ですが、「プチプチ」という呼び方は川上産業株式会社の商品としての登録商法の商品名なのです。
正式名称は「気泡緩衝材」と言います。
他にもエアクッションやエアパッキンなどの商品名があり、英語名では「bubble wrap バルブラップ」とも呼ばれます。
構造はポチエチレンの薄い膜で空気を包んだものです。
ではこの気泡緩衝材ですが、使う時の向によってクッション性の違いはあるのでしょうか?
梱包材のプチプチを使用して上手に梱包する方法
きれいな梱包のやり方
キレイな梱包のやり方には4つのポイントがあります。
• 隙間ができないようにする
• つぶつぶを外側に向ける
• 厚みを均一にする
• 壊れやすい部分は2重に巻く
一つずつ説明していきます。
隙間ができないようにする
包むものと密着させて隙間が無いようにするときれいに見えます
つぶつぶを外側に向ける
包むものにもよりますが、つぶつぶを外側にして平らな面を内側にすることでより隙間が出来ずにきれいな見た目になります。
厚みは均一に
包んでいるプチプチは均一することもきれいに見えるコツです。
均一に梱包されておらず、ぼこぼこしていると不格好に見えます。
壊れやすい部分は2重に巻く
梱包するものによっては一部分が飛び出ていたり壊れやすい素材が使われた部分があるものもあります。
その場合は部分的に2重に巻くことで弱い部分の保護につながります。
受け取り側に丁寧な梱包の心使いが通じるでしょう。
テープでプチプチを留めるコツ
キレイにプチプチをテープで止めるコツは下記の2つです
• 手順を守る
• 重なった部分はすべて留める
順番に説明しますね。
手順を守る
① まずはプチプチの中心に包むものを置きます。
② 左右を折って包み、テープで留めます。
③ 上下を折って包み、テープで留めます。
この手順で包むときれいに包めます
重なった部分をすべて留める
テープで留めるときは一部分だけを留めるのではなく重なった部分すべてをテープで留めましょう。
プチプチカットのコツ
包むものの大きさに合わせてカットすることがコツです。
具体的には、包んだ時に2cm程度が重なるようにするのがおススメなので、
実際にものをつつんでみて、目測でカットすることをお勧めします。
梱包用のプチプチを入手するおすすめの売り場
プチプチは色々な場所での購入が可能です。
代表例をご紹介します
100均
手ごろな量のプチプチを手に入れるのにおススメです。
30㎝ほどの小さめなサイズや1メートルほどのものなどが売っています。
また、色付きのものもあるので、おしゃれな梱包をしたい際にはおススメです。
デメリットは、小分けに売っている分少し割高です。
ホームセンター
大量購入ができ、その分値段も安いのがメリットです。
1メートル×20メートル巻きのものが約1,000円程度で買う事が出来ます。
通販
基本的にホームセンターや100均と同じようなものが同程度の値段で売られています。
デメリットは送料です。
大量に使う場合はホームセンター、小分け使用の場合やおしゃれな梱包なら100均、購入に出かけるのが面倒ならば通販と使い分けるといいでしょう。
梱包以外にも使えるプチプチの意外な用途とは?
プチプチは空気が含まれていることから断熱材の代用としても使う事が出来ます。
窓に張り付ける事で、夏場は部屋の冷気を逃がしにくく冬場は暖かい空気を逃がしにくくなります。窓に張り付けるときはつぶつぶ面を窓に当てるようにしましょう。
空気の層がより大きくなるため、断熱効果が高いです。
冬場のお風呂の断熱に窓にプチプチを張る方もいるようです。
まとめ
梱包材として馴染み深いプチプチですが、正式名称は「気泡緩衝材」と言います。
正確にどちらが表か裏かというのも決まっていないそうですが、包むものによって適した凹凸の向きがあります。
つぶつぶを外側に向けた方が良いもの
• 固くて角張ったもの(ガラスや金属、プラスチックなど)
• ひっかかりそうなもの(突起があるもの)
• つぶつぶの突起で破損する可能性があるもの(PCの部品など)
つぶつぶを内側に向けた方が良いもの
• コップや食器など
• 瓶
また、プチプチで荷物梱包するときは包むものによってコツがありますのでお気をつけください。
他にも多くの商品名があるプチプチですが、クッション材としての使用以外にも断熱材としても代用が可能です。
予想以上に色々な用途があるプチプチ、使用のコツを覚えて有効活用しましょう!