ダニの退治の方法はいくつかあるのですが、布団乾燥機で退治することも可能です。
しかし布団乾燥機やその他の方法でダニを撃退しても、その後必ず掃除機はかけた方が良いのです。
なぜかというと、ダニの死骸を吸い込むため。ダニの死骸からアレルギーは発生します。
ですので、ダニを殺すだけでなく除去するまでが適切な対処なのです。
ダニの性質や死骸になっても有害であることを知っておかないとアレルギーになってしまうリスクがあります。
今回の記事では、ダニの性質から、ダニの撃退法、除去法までを紹介していきますので清潔な布団で毎日過ごせるようにしていきましょう！
布団乾燥機でダニ退治！撃退後は掃除機をかけないでも大丈夫？
布団乾燥機をかけたあとの布団は、必ず掃除機をかけるようにしましょう。
長時間布団にくるまったり、ソファーに座っていると熱を帯びますね。
人間の体温がそれらに伝わり熱をためてしまうからですが、同時に人間の体からは湿気も放出されることから、放っておくとカビが生えてくることもあります。
湿気と熱気はカビ以外にも、ダニの繁殖に繋がります。布団を長期間干していなかったりすればダニによりアレルギー症状が発生することもあります。
今月、ダイソンと布団乾燥機を買いました。早速布団乾燥機に掛けてダイソンで表面吸ったら信じられない量の細かいほこりが取れて、今まで夜になったら足がかぶれたり喉がおかしくなっていたのが治りました。やっぱり花粉ではなくダニアレルギーだったのか、ショックすぎる。
— ぬいぬい (@nuinui_dayo) May 14, 2021
温度20～30度、湿度が60％以上の場所を好むこと、更には人間の皮膚や髪の毛を餌とすることからも布団はダニが生活するのにうってつけの場所となります。
一方で50度以上の高温で死滅するという性質があることから、布団の天日干しはダニ退治にも布団の消毒という点でも効果的な方法として用いられてきました。
【布団は天日干し！】
布団を天日干ししていますか？
布団は天日干しすることで乾燥するだけでなく、
ダニを死滅させたり、寝心地が良くなる効果もあります！
ブラシで掃除するだけでなく、定期的に天日干しをしましょう！ pic.twitter.com/4mDqBoiGxP— ケアきょう介助 (@CareKyo_kaijo) June 24, 2020
しかし日当たりが良好な住宅ばかりではないので、なかなか布団を干すことがかなわないケースもあるでしょう。そこで活躍するのが布団乾燥機です。
名の通り本来は布団を乾燥させる機械ながら、50度以上の高温でダニを死滅させることも可能なのです。
子の夏こそ、布団のダニを一掃しましょう。
方法は簡単。
青空駐車している車の中は60度〜70度以上の温度になっています。ダニは50度以上の温度で死ぬそうです。
そこで、お布団を車の中へ。数時間も置いておけば、布団の中のダニはほぼ全滅するそうです。
あとは掃除機で死体吸引しましょう。
— としのり＠モモタマズ合同会社代表 (@polo39471) August 5, 2021
しかし死滅したあとでもダニは厄介な存在。死骸の状態でも人体にアレルギーを引き起こすことがあるために取り除かなければ健康上安心とはいえません。
そのため面倒だと思っても、ダニ退治目的で乾燥機を使用したあとは掃除機をかけてダニの死骸やフンを取り除くことが大事です。
布団乾燥機でダニ退治～布団に掃除機をかける方法とは？
さて、ダニを退治するために布団乾燥機をどのように使うのか、闇雲に使っても効果が発揮できなければ意味がありません。
まずは効果を高めるためのコツとして、布団を十分に温める目的のためにも部屋の温度を上げておきましょう。
一方でダニは湿気を好みますので、湿気がこもらないよう部屋の換気も十分に行いましょう。
乾燥機はできる限り「ダニ退治機能」のついたものを選びましょう。通常の布団乾燥機能は30分程度しか稼働せず、ダニを十分に死滅させられないおそれがあります。
ダニ退治機能は長くて6時間ほどかかる場合もありますが、その分十分に死滅させる期待が持てます。
さらに大事なのは、1回だけでは効果が薄いこと。大抵は1回行えば満足してしばらく行わないのですが、人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくと言われています。
つまりは湿気が常に発生することになりますので、ダニが繁殖しやすい環境となるのに変わりはありません。
駆除しきれなかったダニたちが息を吹き返すことにもなりますので、駆除は朝晩の2回、3日は連続して行いましょう。
↓こちらのダニ撃退ふとん乾燥袋を使えば公式サイトでも99%のダニが退治できます。確実にダニを退治したいのであればこちらの製品がおすすめです。布団を袋に詰めて加熱するのでマットタイプよりも確実ですよ。
そして乾燥機をかけたあとは、掃除機を忘れずにかけましょう。
布団用ノズルのある掃除機であれば尚良しです。ダニは温度の低い方へ逃げていくので、乾燥機の風があたっていない面からかけていくと効果的です。
掃除機の風によりダニの死骸などが舞い上がる心配もあるので、持っていれば空気清浄機も併用することをおすすめします。
布団乾燥機以外でダニを退治する方法はある？
さて、布団乾燥機を持っていない場合にはダニの駆除を諦めなければならないのでしょうか？
実はアイロンがその代わりになります。アイロンといえば高い熱を出しますので、布団に直接当てることで駆除効果を発揮することとなります。
気をつけなければならないのは高温で布団を焦がしたりしてしまうこと。布団素材がアイロンの使用が問題ないか、よく確認しましょう。
またスチームアイロンも使用できますが、使用後は湿気が残るためにしっかりと乾燥させることが大事です。
市販のダニ対策シートやダニ対策スプレーなども効果的ですが、シートの場合は即効性がないこと、スプレーの場合は死骸が残るのでやはり掃除機がけは必須です。
最も手軽なのは布団クリーニング。費用と日数はかかりますが専用機械で丸洗いし死骸まで除去してくれるので手っ取り早い方法と言えます。
また防ダニ加工も施しておけばより安心。時間がないときや、季節の代わり目で布団を入れ替えるときにはクリーニングもおすすめですよ
