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子猫の離乳食は何時間おきにあげればいい?あげ始め~食べない時の対処方法

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ミルクから初めて子猫に離乳食を与えるときは1日に4~6回と複数回少量ずつ与える必要があります。

最初に離乳食をチャレンジして食べないという場合は、一度ミルクに食事を戻し、翌日から離乳食を与えると食べるようになることが多いのです。

離乳食を適時に適量あげていかないと、いつまでもミルクのままでは成長しませんし、自分で「食べる」という力が身につかなくなってしまいます。

この記事では子猫のミルクから離乳食への流れや離乳食を食べない時の対処法、子猫の成長に対しての飼い主ができる教育などを紹介していきます。

子猫を飼い始めた方はなにかと心配事が多いのですが、この記事を読めば対処法がバッチリ書いてありますので安心に繋がります!

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子猫の離乳食は何時間おきに与えればいい?あげ始め~食べない時の対処方法

子猫の離乳食についてまとめてみました。離乳食を始めるときの参考にしてみて下さい。

  • 離乳食を与える回数
  • あげ始める時期
  •  離乳食として与えるもの
  • 食べない時の対応
  • 下痢をしたら

離乳食を与える回数

ミルクしか飲んだ事の無い子猫の消化管は未発達です。

そのため、離乳食を与えるときは1日に4~6回と複数回少量ずつ与える必要があります。

与える回数すべてで1日の摂取量になるくらいに量も調整します。

初めて与えるときは小さじ1杯程度から始めて下さい。

1日に4~6回与えると4~6時間ごとに与えないといけませんのでそれなりに苦労がある事を理解しておきましょう。

あげ始める時期

人間と違い、子猫は2~3週間で離乳食が食べられるようになります。

目安は乳歯が生えてきて自分で排泄もこなせるようになった頃です。

このころからミルク以外に少しずつ慣れさせるようにしましょう。

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離乳食として与えるもの

結論から言うと「柔らかくて飲み込みやすい食事」です。

いきなり固いドライフードを子猫は食べられませんので「子猫用」とされているドライフードを水でふやかしたものや子猫用ウェットフードを与えましょう。

まずは小さじ1杯程度をごはんと認識させてあげるために鼻先に持って行き、少しずつ舐めさせます。

離乳食としてそのまま使えるフードも売られていますのでネットやペットショップで確認してみましょう。

 

食べない時の対応

一度ミルクに食事を戻し、翌日から離乳食を与えると食べるようになることが多いです。

粉ミルクを離乳食にふりかけてあげるのもいいでしょう。

何も食べない時は具合が悪い事もあるので、体調に変化が無いかどうかもチェックしてください。

下痢をしたら

ミルクに食事を戻す、または一度に与える量を減らしてみると改善されることが多いです。

それでも症状が治らない場合はただの消化不良ではない可能性もあるので動物病院に連れて行くこともオススメします。

食べたものなどを聞かれるので把握しておくと良いでしょう。

子猫にミルクのあげる時期~離乳食~ドライフード(ご飯)に切り替える時期とは?

子猫の食事は次のように変化します。

「ミルク」→「離乳食」→「通常の食事」

それぞれに切り替えるタイミングと時期をご紹介します。

  • ミルクの時期
  • 離乳食の時期
  •  通常の食事への変化のさせ方

ミルクの時期

生まれたばかりの子猫はミルクしか飲むことができません。

この時期は生後2~3週間続きます。

離乳食へのシフトの合図は「乳歯が生えてきた」「自分で排泄を行えた」です。

この二つが揃ったら離乳食にトライしてみましょう。

離乳食の時期

離乳食を与える時期ですが生後約6か月までになります。この時期に徐々にミルクから離乳食への変化をさせてゆきます。

離乳食を始めたらごはんと一緒に水も与えるようにしてください。

離乳食を辞める目安は「乳歯から永久歯への生え変わりが完了するまで」です。

猫の永久歯は生後約6か月で生えそろいます。それを離乳食終了の目安にしましょう。

歯が生えそろうと固いドライフードも食べられるようになります。

この時期には消化器系も十分に成長しているので通常の食事を与えられるようになります。

離乳食の選び方にも注意が必要です。

初めはミルクに近い水分の多いものがオススメですが、水分が多いものだけだとなかなか体重が増えません。

この時期に猫の体は大きくなるので徐々に水分量が少ない離乳食にシフトさせてゆきましょう。

水分の適正量は子猫の便の状態でも判断できます。

ゆるい便の場合は水分量が多すぎ、コロコロの便が続くようなら水分が少なめです。

通常の食事への変化のさせ方

こちらも永久歯が生え変わったら徐々に離乳食からドライフードに慣れさせるのがオススメです。問題なくドライフードを食べられるようになったら離乳食終了です。

生後約12か月までは子猫の成長は続いており、成長に必要な栄養素が沢山必要です。そのため生後12か月までは「子猫用ドライフード」を与えましょう。

子猫用ドライフードは成長に必要な栄養素が豊富に含まれています。その後は成猫用ドライフードを与えて問題ありません。

  • ミルク:生後2~3週まで(乳歯が生え始めるまで)
  • 離乳食:生後約6か月まで(永久歯が生え終わるまで)
  • 子猫用ドライフード:生後約12か月まで(成長期の終了時期)

これを目安にしてみて下さい。

子猫の世話の仕方~留守番まで

子猫を向かえ入れて育てるためには色々な準備が必要です。

子猫を育てるために必要な事はこちら。

  • 定期的な健康チェック・ワクチン接種
  • 子猫用フード・食事容器
  • 子猫用ベッド
  • トイレ
  • おもちゃ・キャットタワーなど

定期的な健康チェック・ワクチン接種

親猫の母乳を飲んでいる子猫は母乳から色々な病気に対する抗体を手に入れています。

しかしその抗体の効果も2~4か月でなくなってしまいます。

生後2か月くらいを目途に自分で病気に対する抗体を作るために混合ワクチンを接種しに動物病院へ行きましょう。

その際に必要なゲージも用意するといいでしょう。

動物病院でついでに健康チェックもしてもらうと病気の有無がわかります。

野良猫の子猫を保護した場合は、2か月を待たずにすぐに動物病院へ連れてゆき病気の有無や治療をしてから家に迎え入れて下さい。

その場合は生後2か月を過ぎたあたりにもう一度連れてゆきワクチンを打ちましょう。

子猫用フード・食事容器

まずは子猫用のミルクや離乳食、フードを準備します。

食べるための食器や水皿も用意してあげましょう。

現在の成長度合いに合ったごはんを用意してあげて、その都度成長にあったものを買い揃えるようにしてください。

子猫用ベッド

子猫が安心して休める子猫用のベッドを用意してあげて下さい。柔らかい座布団などでも良いです。

隠れられるような場所を用意してその中に入れてあげましょう。段ボール箱などの隠れ家で十分です。

トイレ

トイレや猫砂が無い場合は用意してあげましょう。

口に入れても安全なものだと安心です。
子猫は猫砂を食べてしまうケースもあるので、そんな様子が見られたら↓↓の記事を読んで対応してあげてください。

おもちゃ・キャットタワーなど

こちらは子猫がある程度大きくなり動き回るようになってからでもいいです。

たくさん遊んでストレスを解消してあげる事も子猫の生育に重要です。ぜひ用意してあげて下さい。

 

 

これらを準備したら世話が始まります。正直言って子猫の世話はとても大変です。

数時間おきに食事を与えないといけない事も承知しておきましょう。

しつけや世話についてはこちらを参考にして下さい。

  • トイレ
  • 爪とぎ
  • 誤飲注意
  • 事故防止
  • お留守番

 

トイレ

トイレで用をたすことができるようになるのが生後約1ヶ月頃からです。

このころにトイレで排泄をするようにしつけ始めます。

子猫が前足で色々な場所をかきはじめたり、そわそわしたらトイレのサインです。

トイレに連れてゆき用をたしてもいい場所だと認識させましょう。

トイレは常に清潔に保つと猫のストレスも減ります。

こまめに猫砂の中の排泄物を処理しましょう。

爪とぎ

重要なしつけになります。

猫は習性で爪を研ぎますが家の中のそこらじゅうで研がれるととても困ります。

そのため、市販の爪とぎや爪を研いでも良い場所に麻ひもを巻くなどして爪を研ぐ場所を作りましょう。

そこで爪を研いで良い事を教えると覚えます。

誤飲注意

子猫は人間の赤ちゃんと同じでなんでも食べてしまい喉に詰まらせてしまうリスクがあります。

輪ゴムや小さな紐などを放置しないようにしましょう。

また、洗剤なども要注意です。手の届かない場所に保管しておきましょう。

ちょっとしたことが痛ましい事故につながるかもしれません。

事故防止

子猫は筋力が無いため、ちょっとした場所に落ちてそのまま出てこられない場合があります。

特に家の中で注意する場所は風呂場です。バスタブに入って出られなくなる場合もありますし、水が張っている場合は窒息してしまいます。

また、洗濯機の中に入りそのまま気が付かず洗濯をしてしまうなどの事もあります。

事故になりそうな場所には注意しましょう。子猫は思った以上に色々な場所に移動します。

お留守番

親猫と一緒に子猫を飼っていない場合は基本的に大きな飼育用ゲージの中でお留守番をさせる事をお勧めします。

親猫がいる場合は子猫を危ない場所に行かないように世話をしてくれますが、そうでない場合、子猫は危険個所に勝手に行くこともあります。

子猫がいる場合は短時間の外出にとどめて、ゲージ内に入れましょう。

まだ離乳食の時期までは定期的にごはんもあげないといけません。

手を離せない事を理解して子猫を育てましょう。

 

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