布団圧縮袋のデメリットは、カビ、ダニの温床になる可能性があること、ふわふわ感が無くなる事、布団の寿命が短くなることなどがあげられます。
しかし反面メリットとしても、布団を埃や汚れから守ってくれること、カビ、ダニを予防すること、コンパクト収納などがあります。
布団の正しい保管方法と、圧縮袋の正しい使い方や注意点を理解していれば、長期間良い状態の布団を保つことができます。
今回の記事では、
- 布団圧縮袋のデメリット
- 布団圧縮袋の使い方
- 布団圧縮袋のメリット
- 布団圧縮袋のおすすめ商品
- 布団の正しい保管方法
を紹介していきますので、布団の保管方法に困っている方は最後まで読んでいただくと解決できると思います！
布団圧縮袋のデメリットについて
布団圧縮袋は布団を小さく収納してくれる強い味方です。
しかし、デメリットもある事を理解して使うようにしましょう。
布団圧縮袋のデメリットはこちら！
- 場合によってはカビ、ダニの温床になる
- 布団のふわふわ感が無くなる事がある
- 布団の寿命が短くなる
場合によってはカビ、ダニの温床になる
布団圧縮袋を使う前にきちんと布団を乾燥させて、キレイにしておかないと長期保管後にカビやダニが圧縮袋内で大量発生する場合があります。
布団圧縮袋を使う前に布団を一度天日干しして、付着している埃やゴミを落とすのがベスト。
天日干しできない場合は、掃除機で汚れを吸い、布団乾燥機を使い乾燥させましょう。
また、保管時にきちんと密封されず空気の出入りある場合もカビやダニの発生率が高まります。
ダニやカビは空気が無いと生育できないモノがほとんどです。
空気をシャットダウンさせて生育を押さえる事が重要だと覚えておきましょう。
布団のふわふわ感が無くなる事がある
布団の材質によっては布団圧縮袋を使ってはいけないモノもあります。
代表的なものは「羽毛」。
羽毛は圧縮袋に長時間入れると形状が壊れてしまい、そのふわふわ感が無くなって今います。
それによって保温性も失われてしまうので要注意。
もう少しだけ手遅れなんだけどさ、羽毛布団圧縮袋に入れて保管してる人いるよね
アレやったらあかんよ。
言うの遅くてごめんね。 pic.twitter.com/chwD329r7c— ウェルスナビび (@wealthnavi_days) June 6, 2022
羽毛以外でも布団圧縮袋に長時間入れた事で型崩れしてしまうモノがあります。
布団を購入した際の注意書きをよく読み、布団圧縮袋を使いましょう。
布団の寿命が短くなる
布団圧縮袋は通常の保管よりも圧力をかけているため布団に負荷がかかっています。
当然負荷がかかると布団は痛み寿命も短くなるのでそれを覚悟して使いましょう。
基本的にどんな材質の布団でも布団圧縮袋を使うと多少は傷みます。
布団を小さく収納するのか、多少寿命が短くなるのを使用する際は選ぶ事になるという事を天秤にかける事になると思っておきましょう。
布団圧縮袋の使い方について
布団圧縮袋は大きく分けて次の２種類があります。
- 掃除機で吸引するタイプ
- 手で圧縮するタイプ
それぞれの正しい使い方をご紹介します。
ポイントを押さえる事でしっかりと圧縮でき、効果的に使えるので覚えておきましょう♪
掃除機で吸引するタイプ
まず、布団を折りたたんで袋に入るサイズにして下さい。
この時になるべく折りたたむ回数を少なくした方が布団の型崩れが起きにくいです。
布団を袋に入れてファスナーを閉じます。
新品でない場合はファスナーにゴミが付着していると空気漏れの原因になるのでファスナーをきちんと拭いてから使うのがオススメです。
その後、ファスナーを閉じて空気吸い込み口から掃除機で吸引します。
あまり吸引しすぎず、吸引袋の説明通りの吸引の留めておきましょう。
吸引しすぎると布団が傷みます。
手で圧縮するタイプ
手で空気を押し出すタイプは掃除機で吸引するタイプ同様に布団を折り畳み袋に入れてファスナーで密封します。
完全に密封せずに少し開けておき、自分で押して空気を出します。
適度に空気が抜けたらファスナーを完全に閉じて完成です。
どちらのタイプもポイントは以下の内容になります。
- ファスナーにゴミを付けないように拭いてから使う
- 適度に空気を抜く。（抜き過ぎない）
- 布団を折りたたみ過ぎない
これらのポイントを守りしっかりと圧縮袋を使いましょう♪
布団圧縮袋のメリットについて
では、布団圧縮袋のメリットについてご紹介します。
正しく使う事で布団圧縮袋は暮らしを豊かにしてくれます。
布団圧縮袋のメリットはこちら！
- 布団を埃や汚れから守る
- カビ、ダニを予防する
- コンパクト収納
布団を埃や汚れから守る
布団を袋に入れる事で、収納時に汚れが付くのを予防してくれます。
布団は押し入れに入れる事が多いと思いますが、押し入れの中と言っても長期間経つと埃が蓄積し、不衛生になるのです。
圧縮袋に入れる事で衛生的に布団を保存できるメリットがあります。
カビ、ダニを予防する
しっかりと布団を乾燥させて汚れを落としたうえで空気を抜いて保管する事でカビやダニを予防できます。
カビやダニは空気を必要とします。
しっかりと密封保存する事でカビやダニが増える事が出来ず、衛生状態も保たれるのです。
まずはしっかりとカビやダニを落としたうえで収納する事。
そして、空気を抜いた状態を維持する事を意識しましょう。
コンパクト収納
布団圧縮袋を使う最大のメリットがこちらです。
布団は空気を含んでいるため体積が多く、それ一つで押し入れの中を占領してしまいます。
特に一人暮らしのアパートなどでは収納は限られているため、コンパクトに収納するメリットは大きいです。
布団圧縮袋を使い布団を収納する事で無駄に収納用品を増やさず部屋をスッキリとさせる事ができるでしょう。
布団圧縮袋のおすすめ商品について
オススメの布団圧縮袋を独断のランキング形式でご紹介します。
商品ごとのオススメポイントをご紹介しますので購入時の参考にしてみて下さい。
５位：カンティデザイン 圧縮袋
2枚入りで2,000円の圧縮袋です。
この圧縮袋の良いところは、掃除機を使っても、手押しでもどちらでも圧縮ができる点。
また、ダブルファスナーなので空気が抜けにくく保管が便利です。
⇒こちらから(カンティデザインのHPに飛びます
４位：レック スティック掃除機対応布団圧縮袋H00307
オススメのポイントは圧縮後の形状維持です。
圧縮後10日経っても１㎜程度しか厚みが変わらないのが強み。
長期保管に適しています。
３位：Opaza ふとん圧縮袋
ダブルの掛布団も収納できる130×100cmの大きさが嬉しい圧縮袋です。
ここまで大きいサイズはなかなかないので大きい静が欲しいならコチラがおすすめです。
２位：レック スティック掃除機対応布団圧縮袋H00308
バルサンの製品だけあってダニ避け防虫効果がある布団圧縮袋です。
長期保管の時に気になるダニの発生を抑えられるのが嬉しい一品。
さらに、サイズ感も大きめの布団が収納可能なのでLサイズがオススメです。
1位：Amazonベーシック真空圧縮収納バッグ
なんと15枚入りで2,500円程度と驚きの安さの製品です。
こちらの嬉しい点は色々なサイズの圧縮袋の詰め合わせという点。
布団が収納できるのは、X特大が2枚、特大サイズが5枚、大サイズが4枚で合計11枚もあります。
その他のサイズの袋は旅行や引っ越しの際にも大活躍するでしょう。
とりあえず迷ったらこれを買っておけば問題ない一品です。
布団の正しい保管方法について
布団の正しい収納方法を知って、しっかりと布団を長く快適に使いましょう。
覚えておきたいポイントはこちらです。
- 湿気の無い場所で保管する
- 時々天日干しする
- 素材によって保管する袋を変える
- コンパクトに畳むコツ
湿気の無い場所で保管する
まず、布団を保管する場所は湿気が少ない事が大前提です。
同じ押し入れでも下段よりも上段の方が湿気が少なく保管に有利だと覚えておきましょう。
どうしても湿気が多い場所に保管せざるおえない場合は除湿剤を入れたり布団圧縮袋などに入れて密封しましょう。
時々天日干しする
布団圧縮袋に入れて保管する場合もそうでない場合も、長期保管する場合は数か月に1度は外に出して天日干しする方が長持ちして衛生的です。
天日干しは晴れた日を狙い、表と裏を１時間ずつ行いましょう。
天日干しができない場合は、換気した部屋で空気の通り道ができるように布団を何かにかけて干してください。
ソファーなどに掛けて空気の通り道を確保しても良いですし、折り畳みベッドであれば、ベッドをくの字に折り曲げてその上に布団をかけても良いでしょう。
素材によって保管する袋を変える
素材別に保管に適した袋、適していない袋があるのでご紹介します。
羽毛
ビニールは布団が傷む可能性があるのでNG。
通気性の良い不織布などの袋が良いです。
綿
布団圧縮袋も使用可能。
基本的には通気性の良い不織布がオススメ。
羽毛はかなりデリケートなのでビニール製の袋に保管すると、傷んだりカビる危険性が高いという事を覚えておきましょう。
布団圧縮袋を使うのは羽毛以外の布団や、タオルケットだけにしておきましょう。
コンパクトに畳むコツ
布団は自己流で畳むよりも次に紹介する方法で畳んだ方が小さくなります。
- まず布団を広げます。
- 縦方向に次のように折りましょう。
シングル：3つ折り。ダブル：4つ折り
布団が縦長のロール状になります。
- 両端を交互に折り、立方体にする。
- 最後に、広がらないように抑えながら収納袋に入れる。
コンパクトに収納するには収納袋は必須になります。
大きな不織布の袋か、圧縮袋を用意しておくと良いでしょう。
