免許を取った!車を買った!
「さあ、ドライブに行こう!」
と思った方は、ちょっと待って!!
何か忘れてないですか?
「任意保険」にちゃんと加入しましたか?
自賠責には入ってるよと思う方もいるかもしれませんが、
自賠責では、最低限の保障しかしてくれないので、
事故を起こした時には、場合によっては、何千万もの支払いが
降りかかってくる可能性があることを知っていてくださいね。
日本では、10代の後半から20代で90%ぐらいの方が、
車の免許を取得しています。
ここでは、若い方の車の保険事情を見ていきたいと思います。
まずは、免許取りたてだと、保険料に違いがあるのかを
確認していきますね。
結論から言うと、免許を取ってからの年数と保険料の金額には、
関係がありません。
自動車保険では、免許の取得からの年数ではなく、
年齢を重視して保険料を考えています。
自動車保険は若い方が安い?年代別や走行距離・保険の種類別値段の相場一覧4選。
実際に若い人が保険をかけるとなると、どれくらいの
金額になるのかを見積もりしてもらいました。
今回は、4社の保険会社から見積もりしてもらい、
平均を出しています。
初めて自動車保険に加入するとして、免許の種類をブルー、
保険の条件は、運転者を本人限定とし対人対物の保証を
無制限、車両保険有りにしてみました。
<年齢別の場合>
20歳以下 年間291,600円。
25歳以上 年間221,300円。
30歳以上 年間84,400円。
40歳以上 年間 399,400円。
次に、走行距離別に見てみましょう。
保険の条件は変えずに、年齢を20歳以下とし走行距離で
比較します。
<走行距離別の場合>
3000km 年間264,400円。
5000km 年間279,100円。
7000km 年間291,600円。
11000km 年間329,400円。
次に保険の種類です。
保険には、車両保険を付けたり、対物保障の金額を指定
したりできます。
これをすることによって、どれくらいの差が出るのかを
確認してみましょう。
設定としては、年齢20歳以下で初めての保険、
走行距離は5000kmで免許の色はブルーとしました。
車両保険を付ける場合 年間 279,100円。
車両保険を付けない場合 年間 120,900円。
対物保障を限定した場合。
1000万 年間 277,400円。
2000万 年間 277,700円。
4000万 年間 278,100円。
8000万 年間 278,400円。
「どうしてこんなに金額に違いがあるの?」という声が
聴こえてきそうですね。
保険っていろいろと内容が複雑で、難しいと思う人も
いると思います。
そこで、実際に見積書を見てみましょう。
楽天の自動車保険の概要欄参考!実際に見積もり書を見てみよう。ポイントも貯まるお得なプラン3選。
楽天では、3つのプランで自動車保険を用意しています。
1つめは、ベーシックプラン。
このプランは、対人対物無制限で人身傷害は1名までで
3,000万円まで補償をすることができます。
2つめは、セレクトプラン。
これは、補償内容を自分で決めることができるプランに
なります。
最後に充実プランですが、このプランは
車両保険・対人対物賠償・人身傷害・
搭乗者傷害がついたプランです。
それでは、保険の見積もりを出してみましょう。
条件としては、年齢20歳未満で免許証はグリーン。
運転者は本人限定として通勤通学用に使用します。
車種は軽自動車です。
ベーシックプラン 年間 163,490円
セレクトプラン 年間 332,290円
充実プラン 年間 344,100円
以上となりますが、ベーシックプランと他の2つの
プラントの差が大きいと思った方もいると思いますが、
この2つの違いは、「車両保険」が付いているかどうかの
違いとなります。
「車両保険」とは、事故を起こした時に自分の車の修理費
などを保障する保険です。
事故で壊れたときや落書きなどの被害にあったときにも
利用できますし、台風や洪水で車が故障した場合にも
補填があったりします。
付けるか付けないかでは、いざという時の保証が大きく違う
ので、初心者の方や新車を購入した方は、良く考えてプランを
決めてくださいね。
まとめ
若い方の保険料は本当に高く設定されています。
事故を起こす可能性が高いので、しかたがない
部分もあるのですが、少しでも安くしたいものですよね。
でも、いざという時の備えなので保証が軽いものも
心配になります。
今は、ネットで加入できる通販型の保険も増えていますが、
わからないことや不安なことが少しでもあったら、
代理店で説明を受けながら保障内容を決めるのが
良いと思います。
事故による損害は、何千万という金額が必要になる場合も
あります。
安いからと言って、簡単な補償内容にするのも考え物
ですよ。