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油性ペンの上手な落とし方!ビニールや布製品に着いた物でもきれいに落とす方法!

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油性ペンの落とし方で汚れてしまったものがビニール製品の場合はアルコールや除光液がおススメです。

比較的インクが浸透しにくくまた、表面も滑々しているのでインクを消しやすいです。

しかし、着色して時間が経ちすぎてしまいどうしても落ちない場合もあります。
その場合はメラニンスポンジ等で擦り消しましょう。

注意点としては、製品の他の着色にアルコールや除光液が影響しないかどうか。
また、擦り消す場合は問題が無いかどうかを事前にチェックしてから消す作業をしましょう。

この記事では、

  • 油性ペンの上手な落とし方!
  • 布やビニール製品等の色々な所に着いた物の落とし方は?
  • なぜ油性ペンは落としにくいのか?

といった内容をまとめてみました。油性ペンの上手な落とし方について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

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油性ペンの上手な落とし方!

油性ペンは書いた文字が「消えない」事をコンセプトにしているため、一度書くと消す事が困難です。
ほとんどの場合完全に消すことは難しいですが、有効な方法がいくつか存在するのでご紹介します。

油性ペンを消す方法

• アルコールを使う
• 除光液を使う
• 柑橘類のエキスを使う
• 擦り落とす
• 洗剤で落とす

アルコールを使う

油性ペンは「油性」というだけあって油分には溶ける成分でできています。
水で洗っても消すことができないのはそのためです。
アルコールは水性と油性のものを両方溶かす性質があるので油性ペンで書いた部分を消すことができます。

濃度が高ければ高いほど成分を溶かす力が強いので、80%以上の濃度のアルコールがおススメです。方法は以下の通りです。

硬質のもの(ガラス・金属・木など)

アルコールを布やキッチンペーパーに含ませて拭き取る。

布などのインクが染みこんだもの

あて布を敷いてから、消したい部分にアルコールを湿らせてティッシュなどでトントンする。そうすることであて布にインクを移して汚れを落とします。

アルコールには油性インク以外の染料を落としてしまったりする可能性があるため、使用前に少量を対象物に当ててチェックすることをお勧めします。

除光液を使う

除光液はその中にあるアセトンという成分が油性成分を溶かすため、アルコール同様の方法でインクを溶かすことができます。
ただし、除光液はアルコール同様に油性インク以外の染料や色を落とす可能性があるので、使用前に色落ちや変色が出ないか少量で試しましょう。
また、場合によっては一部プラスチックに関しては溶けてしまう事もあるので注意してください。

柑橘類のエキスを使う

柑橘類のエキスには「リモネン」という強い洗浄成分が含まれています。
これは多くの洗剤にも含まれており、油性ペンのインク成分を溶かしてくれます。
アルコールや除光液が手元にない場合は柑橘類の皮を絞ったエキスで擦ってみるのもいいでしょう。
ただし、リモネンにはゴム製品や一部プラスチックを溶かす効果もあるのでご注意下さい。

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擦り落とす

メラミンスポンジやクレンザーなどを使って擦り落とす事で着色してかなり時間が経った油性ペンも消すことができます。
ただし、布や木などのようにインクが浸透してしまったものはこの方法は使えません。
また、基本的に対象物の表面を擦るので傷がつくことがNGな物にはこの方法は使わない方が良いでしょう。
また、意外ですが消しゴムで油性ペンの汚れを消すこともできます。
消しゴムには表面を削り取る作用があります。滑々したものの表面であれば効果があるので試してみましょう。

洗剤で落とす

洗剤の原液につけてしばらくすると油性ペンのインクが溶けだします。
比較的インクが付いて時間が経っていないものには有効です。
対象物に洗濯用もしくは食器用洗剤を原液のままつけて30分以上放置し、その後再度洗剤を付けて洗いましょう。
それでも落ちない場合はアルコールや除光液を使った方が良いでしょう。
洗剤のつけ置きでもともとついていた塗料などが溶ける危険性もあるので注してください。

個人的には、対象物にもよりますがアルコールや除光液を使う事が高い効果をあげると思います。
それでも消せない場合はこすり落とす事も検討する。
アルコールや除光液が使えない対象物には洗剤のつけ置きをしてみるというように使い分けをしてみて下さい。

【油性ペンの落とし方】布やビニール製品等の色々な所に着いた物の落とし方は?

では具体的にどの対象物に対してどんな油性ペンインクの消し方をしたらよいのかをご紹介します。

• ビニール・プラスチック
• 陶器・ガラス
• 木材
• 布製品
• 紙
• 人体

ビニール・プラスチック

ビニールやプラスチック製品はアルコールや除光液がおススメです。
比較的インクが浸透しにくくまた、表面も滑々しているのでインクを消しやすいです。

しかし、着色して時間が経ちすぎてしまいどうしても落ちない場合もあります。
その場合はメラニンスポンジ等で擦り消しましょう。

注意点としては、製品の他の着色にアルコールや除光液が影響しないかどうか。
また、擦り消す場合は問題が無いかどうかを事前にチェックしてから消す作業をしましょう。

陶器・ガラス・金属

陶器・ガラス・金属も基本的にビニールやプラスチックと同じ方法で消すことができます。
こちらも、油性ペン以外の色落ちがしないかどうかを確認してから消す作業をしましょう。

木材

木材の場合は、木材の中にインクが浸透しているかどうかでインクを消す作業の難易度が大きく変わります。

家具などの場合、表面を撥水ニスなどでコーティングされている場合が多いです。
そのようなコーティングをされているとインクが浸透していないのでメラニンスポンジ等で擦り消す事が出来ます。

問題はコーティングがされていないまたは不十分でインクが浸透してしまった場合です。
この場合は色を消すことはほぼ不可能です。

木材ごと漂白剤に漬けるなどの方法もありますが、木材全体の色落ちが起こるのであまりお勧めできません。

布製品

布製品の場合は、インクがついてから直ぐの場合は多くの場合消すことができます。
繊維を傷めないためには洗剤で漬ける方法が良いです。

それでだめなようであれば、アルコールや除光液を使いあて布の上に対象品を置きあて布にインクを移すようにティッシュなどでポンポンしましょう。

ただし、布の染料も落ちてしまったり、色が変わる可能性もあるので自己責任で行ってください。

紙についた油性ペンインクは消すことがほぼ不可能と思いましょう。
紙は今までご紹介した消す方法を取ると紙自体が破れる危険性があります。
仮に色を落とせても元のキレイな紙の形状を保てない場合があるので要注意です。

人体

人体に油性ペンのインクが付いてしまった場合は比較的簡単に落とすことができます。
どの方法でも落とすことはできるのですが、肌に優しい方法を取りましょう。

アルコールを使う方法や、普通の石鹸やボディーソープでも何度も洗う事で落とすことができます。
また、口紅やハンドクリーム等でも落とすことができます。これらい含まれる油分が油性インクを溶かすのです。

直接除光液を使う事や、強く擦り洗いをすると肌荒れの原因になるのでやめましょう。

なぜ油性ペンは落としにくいのか?

油性ペンで書いてしまった字が落としにくいのには訳があります。
それらをご紹介いたします。

• 浸透してしまう
• 染料が含まれる
• 表面を樹脂がコーティングする

浸透してしまう

油性ペンのインクは紙に浸透するように設計されています。
もちろん紙以外も布や木材等に浸透します。
基本的に浸透してしまった場合は表面を擦るだけでは落とすことは難しくなります。

染料が含まれる

油性ペンはその着色のために消えにくい染料が含まれています。
しかもその染料は油性のためただ水で流しても溶けません。
字が消えにくいのはいいのですが、その分消すのには労力がいります。

表面を樹脂がコーティングする

書いた字が時間経過と共に消えにくくなる原因はこちらです。
油性ペンインクには樹脂成分が含まれており、乾燥すると表面をコーティングしてしまいます。これによってより消えにくく強固な構造になるわけです。
なるべく、乾く前に対処することがキレイに消すコツです。

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