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アナカリス等の水草にエアレーションが必要なのはなぜ?水草の上手な育て方

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アナカリスなどの水草にエアレーションが必要になるのは以下のような場合です。

  • CO2添加時
  • 植物がまだ育っていない状況

CO2の添加時やアクアリウムを作ったばかりの時には、まだ水草が十分に育っていない環境です。
このような場合にも、やはり光合成で作られる酸素の量が少なくなり、酸欠状態が起きやすくなります。

上記のようなことを回避するためにも、エアレーションは使用していた方が良いと言えるでしょう。
特に夜間は、可能な限りエアレーションを使用するのが望ましいと言えます。

アナカリスのエアレーションや、元気よく上手に育てる方法や枯れない対策などをまとめてみたのでぜひチェックしてみてください。

この記事では、

  • アナカリス等の水草にエアレーションが必要なのはなぜ?
  • アナカリスを上手に育てる方法とは?
  • アナカリスが枯れる・溶ける原因と対策方法とは?
  • 知っておきたいアナカリスのこと

といった内容をまとめてみました。水草にエアレーションが必要な理由について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

アナカリス等の水草にエアレーションが必要なのはなぜ?

水草水槽にはエアレーションは必須ではありません。ですが、条件によっては必要となる場合もあります。エアレーションが必要な場合を挙げて説明します。

CO2添加時

水草に光合成を促すため、CO2を添加する場合があります。

昼間は光合成によって酸素が作り出されているので問題はないのですが、夜間には光が無いので植物は光合成をしなくなります。
そのため、水中の酸素が減ってしまって、その影響により枯れてしまうおそれがあります。
このような場合には、夜間のみエアレーションを必要とします。

また、CO2を添加していると水中のpHがアルカリ性に傾きやすくなります。
pHを回復させる際にエアレーションは効果的なので、使用した方が良いと言えます。

植物がまだ育っていない状況

アクアリウムを作ったばかりの時には、まだ水草が十分に育っていない環境です。
このような場合にも、やはり光合成で作られる酸素の量が少なくなり、酸欠状態が起きやすくなります。

上記のようなことを回避するためにも、エアレーションは使用していた方が良いと言えるでしょう。
特に夜間は、可能な限りエアレーションを使用するのが望ましいと言えます。

アナカリスを上手に育てる方法とは?

アナカリスを植えるためには、まず下処理をします。

ポットに入って販売されているものの場合は、ポットから植物を取り出して根についている石綿(ロックウール)を取り除きましょう。

このとき石綿が残ってしまっていると、水槽内の水を腐食させてしまう原因となります。
そのため、必ず石綿をすべてしっかりと取り除くようにします。

石綿を外した後、またはあらかじめカットされて販売されているものはそのまま下の方の葉を切り落とします。

葉を切り落としたら水草専用の薬剤を使い、水草自体に付着している不純物を除去します。
不純物とは、雑菌や貝などの水槽内に害を及ぼすおそれのある生物やその卵を含みます。
これで下処理は終了です。

 

アナカリスを植える際には、いくつかの注意点があります。

• なるべく斜め気味に植える
• 重りを巻く
• 底床材の厚みをしっかり確保する
• 植え付ける間隔は広めにとる
• アナカリスのトリミング

一つずつ説明しますね。

なるべく斜め気味に植える

アナカリスは節から根が出るようになっています。
そのため、なるべく節を入れ込むように斜めに植えると良いでしょう。
しっかり根を張るまでの間に、抜けて浮いてしまうことも防げるというメリットもあります。

重りを巻く

アナカリスは、水草のなかでもしっかりと根付くものではないので、
植え付けるよりは重りを巻いて沈めたほうが確実です。
ただし、重りに金属を使用してしまうと、長い期間巻いたままにしておいた場合そこから腐食してしまうおそれもありますので、注意してください。

底床材の厚みをしっかり確保する

底床材が薄いと、根付く前に抜けやすくなってしまいます。
前述したようにアナカリスはしっかり根付く水草ではないので、きちんとした厚みが必要です。
目安としては、だいたい3~5cm程度の厚みがあるとよいでしょう。

植え付ける間隔は広めにとる

アナカリスは成長が早く、枝分かれもしやすい品種です。
そのため、間隔を狭めて植え付けると成長過程で葉が影となり、ほかの個体の成長を阻んでしまう恐れがあります。
それを防ぐためにも、間隔は広めに植えると良いでしょう。

アナカリスのトリミング

アナカリスは、本体の茎の真ん中あたりに節があります。
その節の下を切って、切った部分を底床材に植えこむ「差し戻し」という
手法を使って増殖させます。

もし根が出ている部分があれば、そこを切ると根付くのが早くなるためおすすめです。

また、アナカリスは成長速度が早い水草なので、伸びてきたなと感じたら早めにトリミングすると良いでしょう。

アナカリスが枯れる・溶ける原因と対策方法とは?

アナカリスは比較的丈夫な水草だといわれていますが、育てる環境によっては溶けてしまったり枯れてしまうこともあります。

そのようなトラブルが出てきた場合は、育成環境を改善しなければなりません。
育成している際のトラブルの原因と対策についてご紹介します。

水質・水温が適していない

水草は植物といえども、生き物です。
水を変える周期が長い、水温が高すぎたり低すぎたりする、などのことがあれば当然枯れてしまいます。

水温の調節には、冷却ファンや水槽用のヒーターなどを使用しましょう。

水槽内のpHにも気を付けてみましょう。
水草の育成には中性~弱酸性の環境下が適していますので、環境が整うように水質も調整してみましょう。

照明の点灯時間の過不足

水草も植物なので、昼間は光を利用して光合成をおこなっています。
ですが、光量が少なすぎたり、照射時間が短いと光合成がうまくいかずに弱ってしまい、枯死につながってしまいます。

逆に、照射時間が長すぎても同様の問題が起こります。
そのため、照射時間は自然界に合わせた方が良いでしょう。

24時間照射し続けてしまったり、消したことを忘れたままにしないよう、タイマーを利用したりして照射時間の管理をしていきましょう。

知っておきたいアナカリスのこと

ここで、アナカリスという水草がどういった植物なのか、ということについて紹介していきましょう。

アナカリスは、日本名だと「オオカナダモ」という名称です。
育て方が簡単かつ成長も早いため、主に小型の魚のアクアリウムによく用いられています。

葉はのこぎりの歯のような見た目で、4枚輪生で構成されています。
水上まで成長すると、5~10月に3枚の白く丸い花弁を持った花を咲かせることもあります。

根は、茎の下の方の節から白いひげ根を出します。
繁殖させる際にはこの位置でトリミングすると良いでしょう。

雌雄異株ですが、日本で生息しているのは雄株のみです。
池や川など様々な場所で採集することが可能ですが、病原菌や寄生虫などが付着していることもあるので、採集したアナカリスをアクアリウムに使用するのはおすすめしません。

アナカリスを水槽に使用する際のメリットは、他の水草が枯れてしまうような水質や水温の環境下でも育成が可能な丈夫さというところです。

水草は水質や水温に敏感で、わずかな変化でも傷んでしまうことがあるのですが、アナカリスはそういったことに左右されることがあまりありません。

そのため、初心者にも育てやすいと言えるでしょう。

また成長も早いので、水中の栄養過多を防止する効果もあります。
光量が不足がちでも育ち、光を多く吸収できれば成長速度も上がるので、トリミングに失敗してしまってもすぐに伸びてくるので、レイアウトに困りません。

アナカリスがつける花は白く美しいので、花が咲くととても神秘的に見えます。
比較的安価なのもポイントです。

逆にデメリットは、成長が早すぎるのでトリミングを怠ると、すぐに手に負えない状態になってしまうということです。

また、アナカリスは曲がりやすい水草ということでも有名です。
まっすぐに伸びて成長することが少ないため、アクアリウムのレイアウトはまっすぐな水草がいいという方には向いていません。

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