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買ってきたメダカは袋のまま何時間生きていられる?購入後のケアなど

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買ってきたメダカは袋のままなら入っているメダカの数や水量にもよりますが丸2日程度は問題なく生存します。

ただし水温が極度に変わりそうな場所に置くと環境の変化からメダカが耐えられなくなり亡くなってしまうこともあるので注意が必要です。水槽に入れるまでは日が当たらずなるべく温度が変化しない場所で管理してください。

そして少しでも早く水槽に移してあげることがメダカにとっては一番です。

メダカはとても繊細な生き物なので、環境の変化がいきなり起こると死んでしまいます。水槽に移すときは徐々に袋の水と水槽の水を置換して、1時間程度慣らしてあげましょう。全部で約2時間程度かけて水合わせをするのです。

メダカを長生きさせるためには、水質をきれいに保つことと栄養バランスのよい食事がキーポイントとなってくるので日頃のお世話をどれだけこまめにできるかにかかっていると言えるでしょう。

ぜひこの記事で勉強していってくださいね。

今回の記事では、

  • 買ってきたメダカは袋のまま何時間生きていられる?
  • 購入後は必ずしてあげたい!メダカの水合わせとは?
  • メダカの上手な育て方
  • メダカの上手な増やし方
  • 一緒に飼ってもケンカしないメダカと混泳できる生き物
  • 旅行などで数日ケアできない時の水槽の管理方法

などメダカを購入してから管理するまでの方法をくまなく解説していきますので、メダカを飼い始めた人、飼いたいと思っている人は情報をGETして楽しくメダカと暮らしてみてください!

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買ってきたメダカは袋のまま何時間生きていられる?

メダカが販売時に入れられている袋ですが、入っているメダカの数や水量にもよりますが丸2日程度は問題なく生存します。

最近では通販で熱帯魚を購入できるようになりましたが、メダカを購入して輸送に2日間かかっても全く問題なく生きているので十分な酸素が封入されているのです。

次の場合は輸送時にどれだけ酸素があっても危険なので要注意です!

  • メダカの個体数が多すぎる
  • 温度変化が大きい

それぞれ解説していきます。

メダカの個体数が多すぎる

メダカの数が5匹程度までならそれほど長期間放置しても問題ありませんが、数が増えれば増えるほど酸素の消費量も多くなります。

当然、生存できる期間は短くなるのでなるべく早く袋から水槽へ移動させてあげましょう。

温度変化が大きい

袋に入れられた状態では、せいぜい1ℓ程度しか水が入っていない状態です。

水は量が少ないとその分外気温の影響を受けやすく水温が変化します。

輸送や、保管する場所が暑すぎたり寒すぎる場合はそれだけでメダカが死んでしまう事も…。

輸送時間だけでなく、輸送、保管時の環境も気を付けましょう。

購入後は必ずしてあげたい!メダカの水合わせとは?

メダカを水槽に入れる際には「水合わせ」と呼ばれる作業が必要です。

その理由はこちら♪

  • 温度を合わせる
  • pHを合わせる
  • 寄生虫や病原菌を水槽に入れない。

メダカはとても繊細な生き物なので、環境の変化がいきなり起こると死んでしまいます。

そのため、約2時間程度かけて水合わせをするのです。

2時間かけて水槽と袋の中の水質の変化に慣れさせる作業を行います。

手順はこちらです。

  1. メダカの入ったビニール袋を移動先の水槽に1時間程度浮かべる
  2. 水槽の水を別容器に移し、その容器に袋を移動。
  3. 袋の口を開き5分おきに水槽の水をコップ1杯程度入れて水を入れ替える
  4. 3の作業を合計3回行い、1時間程度水に慣らす。
  5. メダカだけを取り出して水槽へ移す

ポイントはこちらです。

  • 水槽温度に合わせるために1時間ビニールを水槽内で浮かせる事
  • 別容器に移す事で、袋の中の水を水槽内に入れない
  • 徐々に袋の水と水槽の水を置換して、1時間程度慣らす

この3つを行う事で、「温度」「pH」を水槽内の水に徐々に慣らす事が出来ます。

さらに、袋の中の水はショップの水ですが病原菌や寄生虫が入っていることもあるので要注意!

そのために別容器に移して、新しい水槽に病原菌や寄生虫が入るリスクを限りなく少なくすることも一手間ですが行いましょう。

水合わせには市販のチューブを用いて、水槽の水を点滴する方法もあります。

100均でもすべての道具が買えるので安価に準備ができます。

用意するモノ

  • エアーチューブ
  • チューブ用コック
  • バケツ
  • シリンジ(化粧品用スポイト)

エアーチューブの先にチューブ用コックを用意し、シリンジで水を吸って呼び水し、バケツに点滴するようにします。

水合わせで、水槽内に1時間浮かべた袋をバケツに開け、その後温度を保ちながらバケツ内に点滴をして水槽内の水を入れ込む方法です。

点滴は6秒に1滴になるようにコックを調整しましょう。1時間ほど水合わせ出来たら、メダカだけを取り出して水槽に移して作業完了。

結構手間がかかる作業なのですが、確実に自動的に水合わせができるのがメリットです。

メダカの上手な育て方

メダカを元気に健康に育てるための情報をまとめました。

飼育に必要な道具の準備から普段の管理まで、次のポイントを守って楽しみましょう♪

  • 準備するモノ
  • 日々のお世話
  • 長生きさせるためには

長く楽しむためには知識が必要ですのでぜひ覚えて行ってください。

準備するモノ

メダカを育てる方法は大きく分けて三つあります。

  • フィルター付きの水槽
  • 金魚鉢等のインテリアタイプの水槽
  • 睡蓮鉢

今回は、最もメダカの健康が維持しやすい育て方という事でフィルター付きの水槽について解説してゆきます。

必要なモノはこちら
  • 水槽
  • 照明
  • エアポンプと濾過フィルター
  • 底砂
  • 水草
  • カルキ抜き剤

なんと、これらを全て揃えてセット販売している商品が売られています。

このような商品を揃えれば、その日からメダカを水槽に放つこともできますので、ぜひ気軽に揃えてみて下さい。

餌は季節によって与える量が変わります。

  • 春(4、5月):1日1回少量
  • 初夏(6月):1日2回
  • 真夏(7~9月):1日3~4回
  • 秋(10月):1日2回
  • 冬(11月~3月):1日1回少量・水温12℃以下は餌止め

メダカは寒くなると餌を食べなくなり、活動量も減ります。逆に暖かくなればなるほど活発になり、餌を多く食べるようになる生き物。

餌は食べ残しがあると水質が悪くなる原因になるので、上記の与える量を参考に食べ残しが無い程度に調整して与えましょう。

餌は次のモノがオススメです。

  • ミジンコ
  • ゾウリムシ
  • 配合飼料

ミジンコ

生餌として与えられるメダカの餌です。

簡単に自分でも増やすことができ、お近くの河川から採取してきてバケツなどの中でベランダでも育てる事が出来ます。一度繁殖してしまえば、経済的にもうれしい生餌です。

x.com

とても食いつきも良く、栄養価もいいのですが植物性のモノを一緒に与えると栄養バランスがとても良くなるので、配合飼料との併用が最も良い使い方でしょう。

ゾウリムシ

こちらも、ミジンコと同じ動物性のプランクトンです。

増殖させるためのキットが売っているので、それを使うと良いでしょう。

オススメ商品こちらです。

水の浄化能力もあり、稚魚の成育にもとても良い生餌です。

配合飼料

最も栄養バランスがいいのですが、生餌ではないので食いが悪いのが欠点な餌です。

ただ、とても手軽で、生餌と違い餌の培養も必要ないのがとても楽♪

オススメはこちらです。

この製品は、水中の悪いバクテリアを善玉菌が排除してくれる働きも持ち、水質浄化能力も高い餌です。

値段も安価なので、とりあえずこれを用意しておけば間違いないでしょう。

日々のお世話

餌以外の普段のお世話は、水質の管理が必要になります。

水の管理は大きく分けて次の2つが必要です。

  • 濾過フィルターの掃除
  • 水替え

この作業は一緒に行い、約2~3週間ごとに行いましょう。

理由は、水質悪化をさせるバクテリアは約2~3週かけて砂やフィルター内で増殖するから。

手順はこちらです。

  1. 機材のコンセントを安全のため全て抜く
  2. 水槽表面の油膜やコケをキレイなスポンジで落とす
  3. 水替えホースを使い、水槽底の汚れを水槽内の水1/3~1/2程度と一緒にバケツ内に移す
  4. 水を出したバケツ内で、濾過フィルターを軽く洗い、汚れを落とす(水道水厳禁!)
  5. カルキ抜きした水を水槽に足して完了

水槽内のバクテリア環境を維持するためにも、水は最大でも1/2程度までしか捨てないようにしましょう。

また、フィルターには有用な細菌がついている為、水道水で洗うのは厳禁です。

水道水中のカルキで、有用細菌も全滅してしまい濾過能力が減ってしまいます。

長生きさせるためには

メダカを長生きさせるためには、次の2つが必要です。

  • 水質をキレイに保つ
  • 栄養バランスの良い食事

水質は、定期的な水替えや有用なバクテリアを維持する事で管理しましょう。

餌に関しては、生餌と配合飼料をうまく混合して使うのがオススメですが、配合飼料だけでも問題ありません。

水槽の状態をしっかりと見極め、適切な生活環境と食べ物を与える事をしてあげればメダカは必ず答えてくれます。

メダカの上手な増やし方

メダカの増やし方のコツはズバリ「稚魚」と「成魚」を分ける事。

細かい手順も含めてポイントをご紹介します。

まず、メダカを増やすためには産卵が必要です。産卵は水草に行うので、必ず水草を用意しましょう。もちろん、オスとメスのメダカを一緒に育てる事も必要です。

産卵をしたことが確認出来たら、卵の付いた水草を小さな水槽に移しましょう。孵化後、1.5㎝程度まで育ったら稚魚から幼魚になっているので、親がいる水槽に戻しても問題ありません。

稚魚を幼魚と分ける理由は、共食いです。メダカは稚魚を間違えて餌と思い食べてしまう事があるのです。

稚魚を移動させる時は傷つけないように、ネットを使い移動させましょう。

一緒に飼ってもケンカしないメダカと混泳できる生き物

メダカと一緒に買う事ができる生き物としてオススメはこちら♪

一緒に育てる相手は、しっかり選ばないとメダカに被害が与えられる事もありますのでご注意を!

  • エビ
  • ドジョウ
  • 一部の小型熱帯魚

それぞれ特徴を理解して共生させてあげましょう。

エビ

ヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどの小型のエビはメダカと一緒に育てる事が可能です。

さらにこのエビたちは水槽の苔を取ってくれるのでオススメです。

メダカと生息水温も一緒なのが高いポイントです♪

イシマキガイやタニシ、カワニナなどの貝もメダカと一緒に育てる事ができ、苔をしっかりと取ってくれるのでオススメ。

貝はとても強く、大して管理も必要でないので水槽に入れておくだけで簡単に共生してくれます。

ドジョウ

ドジョウは基本的に水槽の底にいるため、水槽中部~上部を泳ぎ回るメダカとは生活圏が違うため、干渉しません。

餌も共通のモノを食べるので一緒に飼えます。オススメ品種は「シマドジョウ」。ペットショップなどで購入が可能です。

一部の小型熱帯魚

ネオンテトラ、カージナルテトラ、アカヒレ等の一部の小型熱帯魚もメダカと一緒に育てる事が可能。メダカの生活水温と同じ温度帯でも問題なく生活ができる強い小魚が限定となります。

基本的に餌も同じもので問題ありません。

ただし、今までご紹介した生物よりも混泳が少し難しく、個体によってはケンカをする場合もある事をご理解ください。

旅行などで数日ケアできない時の水槽の管理方法

旅行などで長期間ケアできない時の水槽管理で最も気にすべきは「餌の管理」です。

しっかりと長期旅行でも餌が供給され続けるタイプのモノが売られているのでそれを使用しましょう。

オススメ商品はこちら!

この商品は、5日間にわたって餌が水中でふやけて供給され続けるというものです。これを入れておけば5日間はメダカが餌を食べれないという事はありません。

冬の間はほとんど餌を食べないため、この餌を入れておけばかなり長い期間留守にしても問題ないでしょう。

ただし、餌の問題が解決されても突発的な事故などが起こる事もあります。良くあるのが、停電などで電源が切れてしまいエアー供給が絶たれるという事態。

これがあるとすぐに水槽内が全滅してしまうので、定期的に友人や家族に水槽を見てもらえると最も良いと思います。

停電対策に予備電源や太陽光パネルを用意して停電に備えている愛好家もいるようですよ。

x.com

 

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