頑固なドクダミは根っこを抜くだけの除去方法で撲滅はほぼ不可能で駆除できません。
一度生えてしまったドクダミを駆除するには、以下が効果的です。
- 除草剤の散布
- 熱湯
- 塩をまく
- 重曹
しかし対処の前に「予防する」ことが重要となってきます。
ドクダミが一度頑固に根付いてしまうと庭一面がドクダミに侵略されてしまう恐れがあります。
そうなる前にこの記事では、頑固なドクダミの効果的な駆除方法、頑固なドクダミを生えさせない、増やさないための予防対策を説明していきます。
今からでも遅くないのでドクダミで困っている方はすぐに取り掛かってみてください。
頑固なドクダミは根っこを抜く事で駆除できる?
ドクダミは根を抜くだけの除去方法で撲滅はほぼ不可能です。
一応できなくはないですがですがかなりの労力を使います。理由はドクダミの増殖方法にあります。
ドクダミは「地下茎」を地面の中に張り、そこから増殖します。
普通の雑草のように地上部に生えている部分の根だけを取れば撲滅ができる植物ではなく、地下に少しでも地下茎が残っていればそれが伸び、また再生します。
地下茎を持つ植物は他にもいるのですが、根絶が難しい事で知られているので間違っても庭に植えないようにしましょう。
代表的な地下茎を持つ雑草にはドクダミの他にスギナや笹、竹なども挙げられます。
ドクダミの根を抜く草むしりの効果は?
正直1回の草むしりだけでは数日後に地上部が生えてきてしまいます。
地下茎が多少残っているだけでもその部分から地上部が生えてくるので、下手にクワなどでかき混ぜて地下茎が千切れて他の地面に散らばると生息域が拡大する事もあるようです。
ドクダミの根っこの上手な抜き方
もし、根を抜く方法で除去する場合には以下の方法を取ってください。
- 増殖初期に叩く
- 数日ごとに抜き続ける
増殖初期に叩く
増殖初期はまだ、地下茎がそれほど広い範囲に広がっていないため何回かの草むしりと地下茎の除去で根絶ができる可能性が高いです。
ただ草むしりをするだけでなく、草むしりした後の地面もクワなどで掘り返して地下茎を根気よく取り除くことで効果が高まります。
数日ごとに抜き続ける
地道に数日ごとに、生えてきたドクダミを抜いてその地下茎も除去し続ける事が出来ればドクダミも弱ってゆき根絶が可能です。
地上部を除去し続けるとドクダミは光合成ができないので徐々に弱ります。
しかし、現実的に週末のみの草むしりでも大変なのに数日おきに草むしりをするとなると仕事をしているとほぼ不可能になります。
時間がある場合と安全にドクダミを除去したい場合はチャレンジしてみても良いでしょうがオススメはできません。
頑固なドクダミの効果的な駆除方法とは
一度生えてしまったドクダミの有効な除去方法をご紹介します。
- 除草剤の散布
- 熱湯
- 塩をまく
- 重曹
除草剤の散布
最も効果が高く、手間のかからない方法です。
しかし、他の植物にも影響を与えたくなかったり農薬を使いたくない方にはオススメできません。
ドクダミの除去に使う除草剤は根にも効果のあるタイプの除草剤を使ってください。
それによって、地下茎も枯れさせる事が出来ます。
基本的に1回の除草剤の散布では根絶は難しいので生えてきたらその都度散布を行い、ドクダミが生えてこなくなったら根絶成功となります。
良くCMを見かけるラウンドアップは葉から吸収され根まで枯らし、その成分は土の微生物にも分解されます。化学成分が残らない事からもオススメです。 https://twitter.com/ohmistar/status/1273458100654215168
私は5月ころと7月の終わりころに2回まいています
熱湯
ドクダミに限らず熱湯をかける事で雑草を枯らす事ができます。
特に地上部は熱湯をかけた場所は100%枯れます。
しかし、地下茎は地面の奥にある事もあるので熱湯が覚めてしまい生き残る可能性が高いです。
この方法も何回も行うことでドクダミが弱り効果が出ます。
塩をまく
塩水を巻くことでドクダミを脱水にさせて枯らす事が出来ます。
しかし、この方法は何回も行うと土地に塩がついてしまい塩害と同じ状況に陥って何年も植物が生えなくなってしまう場合もあります。
コンクリートの隙間などの植物が本来生えない事を想定している場所がいいでしょう。
基本的に家庭菜園や花壇はNGです。
重曹
除草剤代わりに重曹水をまくことでドクダミを枯らすことができます。
除草剤よりも吸収されにくい事が欠点なので、鎌などでドクダミを傷つけてその後に重曹水を散布しましょう。
傷から重曹水が吸収されます。自然素材なのでとても安心な方法です。
除草に使う重曹は大量に必要ですから業務用を購入することをお勧めします。
頑固なドクダミを生えさせない!増やさない!ための予防対策!
厄介なドクダミですが、一度生えてしまうと除去が大変なので増やさず生えさせない事が重要です。有効な予防方法を御紹介します。
- ミントを植える
- 土のpHを調整する
- 除草シートを張る
ミントを植える
ドクダミと同じく強力な繁殖力を誇るミントを植える事でドクダミの生育を抑える事が出来ます。
ただし、地下茎が旺盛に生えてしまった後だと効果が薄いのでドクダミが生えた初期が効果的です。
ただし「ミントテロ」という言葉があるくらいミントも地下茎で増える植物で根絶が難しいです。
ミントを取るかドクダミを取るかの2択になってしまう事を覚悟しましょう。
最悪の場合両方が繁茂する可能性もあるのでミントの地植えもあまりオススメはできません。
土のpHを調整する
ドクダミは酸性の土壌を好みます。
そのため、農業用の苦土石灰を土に混ぜ込み土壌をアルカリ性にすることで生育を妨げる事が出来ます。
同じく地下茎で増えて根絶が難しい植物である「スギナ」にもこの方法は効果があります。
ただし、ブルーベリーなど酸性土壌を好む植物を育てている場合は気を付けて下さい。
除草シートを張る
あらゆる雑草が生える事を予防してくれます。
除草シートを張った後に砂利を敷くことでドクダミが地上に生えてくることを予防できます。
ただし、除草シートのちょっとした隙間からもドクダミは顔を出すのでしっかりと隙間なくシートを敷きましょう。
こんな感じのお天気です☆
にしても、
ドクダミは少しの隙間から
出てくるね…。
除草シート敷いてそんなに
経ってないのにね…。 pic.twitter.com/ZVu12MTqlA— 三つ葉と四つ葉 (@aka_kurobei) June 20, 2022
除草シートは不織布が絶対にお勧めです。高い社交性と強度から雑草の突き抜けを守ってくれますので草取りの手間をかけたくないのであれば検討してみてください。
リンク先から2m幅のものなど、サイズ違いもそろっています^^
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