柔軟剤のにおいを消す6つの方法は以下の通りです。
- 酸素系漂白剤に浸けこむ
- ピリカレ浸けこむ
- エタノール(アルコール)を軽くしみこませる
- 天日干しでにおいを飛ばす
- クエン酸水にしみこませる
- クリーニング
柔軟剤は近年ではとてもにおいがしっかりついているものが多いので、その匂いを不快に感じている人もいるようです。
柔軟剤の匂いを抑える方法としては、柔軟剤の代わりのものを使用する、もしくは柔軟剤の種類で無香料や香りの弱いものを使用すると言う方法があります。
今回の記事では、柔軟剤のにおいを消す6つの方法と、きついにおいを防ぐ方法、天然素材を使ったおすすめの柔軟剤を紹介していきますので、柔軟剤のにおいに悩んでいる方は最後まで読んでいただくと問題が解決しますよ。
柔軟剤のにおいを消す6つの方法
柔軟剤の匂いを消す6つの方法で、以下のものを使用してにおいを消すことができます。
- 酸素系漂白剤
- ピリカレ
- エタノール(アルコール)
- 天日干し
- クエン酸
- クリーニング
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は色落ちの心配もないのがメリットですが、一回で効果はでづらいので繰り返して洗うことが必要になります。
- 大さじ2の酸素系漂白剤をバケツにいれる
- バケツに8割程度のお湯をいれ、溶かす
- 服を浸して半日程度放置
あとは通常洗濯をするという方法です。
ピリカレ
ピリカレとは、洗濯用粉せっけんの1つで、粉せっけんの中でも随一の消臭力と汚れ落としの力があります。
- 5gのピリカレをバケツにいれる
- バケツに8割程度のお湯でしっかり溶かす
- 衣類を浸けこむ
- 2~3時間放置
エタノール(アルコール)
アクリルやナイロン、レーヨンの割合が大きい衣類に特に効果的ですが、デメリットとしてはほかのものより少し高値であることと、エタノールの匂い残りがあることです。
- バケツに衣類を入れる
- エタノールを衣類に軽くしみこませる
- 衣類がしっかり沈むくらいの水を追加する
- 半日放置する
天日干し
できる限り長い時間干しましょう。最低でも6時間、1週間程度干しっぱなしにしておいても良いくらいなので、デメリットとしては長期戦になること。
しかし、一番おかねもかからずすぐに取り掛かれる方法です。
クエン酸
長年の洗濯で衣類にしみこんだ洗剤や柔軟剤が抜け、お肌にやさしい衣類にもどすことができます。
しかしこれも長期戦で根気よく続けて匂いをとることが大事です。
- バケツにクエン酸を大さじ3~4程度いれる
- 溶けるように水をバケツの8割程度いれる
- クエン酸水にしみこませるように衣類を投入
- 半日以上放置
クリーニング
ご家庭で洗いづらい素材のものは、クリーニングに依頼しましょう。
しかしクリーニング店としては「柔軟剤の匂いはとれません」というのがスタンスです。においだけをとるとしたら、50%くらいの効果を期待してください。
正しく柔軟剤を使ってきついにおいを防ぐ方法
そもそも柔軟剤の役割というのは主に以下の3つです。
- 衣類をやわらかく仕上げる
- 静電気によるホコリや花粉の付着を抑える
- 香りを楽しむ
柔軟剤に含まれる陽イオン界面活性剤には、抗菌剤として使われる成分が含まれています。そのため肌への刺激が強い場合もあり、柔軟剤で肌荒れを起こす人も実際にいます。
ただしく柔軟剤を使うには、使う量をきちんと守ることと、柔軟剤の説明を読み自分の体にあっているか事前に確認することが大切です。
そのほかの方法としては、水の量をかなり多めにして薄める、柔軟剤を規定量より少なくするということを試している人もいます。
特に部屋干しだと洗剤や柔軟剤の香りは残りやすくなりますので部屋干しの場合は無香料のものを選ぶと良いですよ。
そして、柔軟剤を使わないを使わないでふわふわにして、におい防ぐには以下のものを代用品として使ってみるのもありなのです。
- 重曹の使用
- 酢の使用
- リンス、コンディショナーの使用
重曹
重曹は水質を柔らかくする効果がもともと含まれています。
天然の柔軟剤と言われているほどなので柔軟剤の代用としてぴったりです。
シルクなど一部の生地には使用できない場合もありますが、ほとんどは大丈夫なので柔軟剤の匂いが嫌な方は重曹で柔軟剤代わりにすると良いですよ。
酢の使用
洗濯物で柔軟剤を使用しないとゴワゴワするのは、洗剤の弱アルカリ性の成分の影響によるもので、繊維が硬くする性質があります。
そこで酢という酸性のものを使用することで、中和が起き、ふわふわに仕上がるというわけです。
さらに酢は消臭や殺菌の力も持っているので、洗濯物の嫌な臭いもスッキリ取ってくれます。
リンス・コンディショナー
リンスやコンディショナーが柔軟剤の代用品になるポイントは、陽イオン性界面活性剤というものが含まれているからなのです。
衣類の繊維を整えふわふわにする力があるのですが、なんとなく髪も柔らかくしてくれるイメージなのでわかる気がします。
縮んでしまったセーターなども繊維を整えることで元に戻すという作用もあるのでかなり効果的です。
そのほかとして、ふかふかにそして生乾きのにおいにならないように、干す前の乾燥機使用OR振ってから干すというのも効果的ですよ。
天然素材を使ったおすすめの柔軟剤
最近人気の「オーガニック柔軟剤」。このオーガニック柔軟剤とは、人工的な香料や成分を極力使用しないものです。食べ物と同じで有機栽培による原料、自然由来の成分だけでできている柔軟剤ということになりますので、安心です。
オーガニック柔軟剤を使うメリットは以下になります。
- 敏感肌でも安心して使える
- 強い香りが苦手な人も使用できる
- 環境にやさしい
おすすめのオーガニック柔軟剤をいくつか紹介していきます。
植物由来成分を厳選して配合 さらさ 無添加柔軟材 600ml
「さらさ」の無添加柔軟剤はドラッグストアなどでもよく見かける身近にあるものです。
香りは、ピュアソープの香りでやさしくほのかなもので、着色料無添加により、「赤ちゃんの衣類にも安心して使用できる」と人気です。
ランドリン 柔軟剤 クラシックフローラルの香り 600ml
ランドリンの柔軟剤も比較的身近によく見る事ができますが、香りの種類がいくつかあり、好きな香りが見つかるのが嬉しいポイントです。
香りは、クラシックフローラルの香りが一番人気なのですが以下の物が使われています。
- トップノート:ピーチ、アップル
- ミドルノート:ローズ、ミュゲ、ジャスミン
- ラストノート:ウッディ、ムスク、シダー、バルサミック
マイクロカプセル不使用で衣類をより柔らかくしてくれるので赤ちゃん用の衣類にもおすすめ。
部屋干し等で起こる菌の繁殖からの嫌なニオイもしっかり抑え、どんな干し方でも仕上がりに満足できます。
ピジョン ベビーソフター ひだまりフラワーの香り 600ml
ピジョンといえば、赤ちゃん用商品でよく耳にするメーカーですよね。
香りは、ひだまりフラワーの香りでやさしい安心する香りです。
日本製という安心感もあり、赤ちゃんも0カ月から使用できるのが大きな特徴なほどやさしいつくりになっています。
さらに静電気防止効果、花粉の付着を防ぐ効果もあるのが嬉しいですね。
ソネット(sonett) ナチュラルランドリーリンス 容量1,000ml
ソネットのナチュラルランドリーは、おしゃれな人が使っているイメージです。
香りは無香料なので柔軟剤の匂いが苦手な人はとてもうれしいですよね。
オーガニック洗剤のパイオニアと名高いメーカーであるドイツにあるソネット社のもので、使用後の成分が分解され自然に還るという環境面にも配慮されている柔軟剤です。