春からの新生活、一人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか?
一人暮らしは経験してみると合っていた、無駄だったという個々の意見があります。しかし経験をしたことで、一人暮らしと実家暮らしのそれぞれのメリットが体感できますので決して無駄な時間ではないと言えます。
一人暮らしと実家暮らしのメリット、デメリットを理解して今後の自分はどちらのほうが合っているのか見極めてみると良いでしょう。
今回の記事では、一人暮らし、実家暮らしのメリット、デメリットと一人暮らしを始める手順を紹介していきます。
一人暮らしは無駄だった?メリットとデメリットとは
まずは一人暮らしのメリットとデメリットを紹介していきます。
一人暮らしメリット
- 自由な時間が過ごせる
- 家計管理が身に付く
- 生活のノウハウ、スキルが身に付く
- 両親への感謝の気持ちが湧く
一人暮らしのメリットは上記のように「自由」と「自立」でしょう。今までのように家族の干渉がなくなりますので時間の使い方もライフスタイルも自分自身で決定していける自由が手に入ります。
併せて今まで実家でされていた家賃、水道光熱費など生活するためにかかる必要経費を自分で賄うことになりますので、自身の収入で生きていくという家計管理能力が身に付くのは自立として大きな一歩でしょう。
併せて慣れていくと生活の上での工夫や節約などのスキルも身についていきます。
そして何より今まですべて両親が管理していた大変さを体感でき、今まで実家で育ててもらったことへの感謝が芽生えることは間違いないです。
一人暮らしデメリット
- 出費がかさむ
- 生活が乱れる
- 安心心理の減少
- 生活水準が下がる
一人暮らしのデメリットは自由が手に入る分すべて自分で管理することになるので煩わしいことが多くなることでしょう。
今まで生活費用の住宅費、水道光熱費などは家族が払っていたものを自身が支払うことになるので娯楽費などの減少はやむ負えないので実家暮らしより生活水準が下がることが考えられます。
実家にいたころは食事の時間になれば食事ができていて、いつのまにかお風呂も沸いていて、寝坊したら起こしてもらえるなど気づかないうちに楽な生活をしていたのですが、一人暮らしになるとすべて自分でしなければいけないので煩わしく感じ生活が乱れるという人が多いですね。
家に誰かは必ずいたという心理的安心感がなくなるためセキュリティー面の不安や心理的な寂しさからの不安などが生じる事もあります。
やっぱり実家が楽!実家暮らしのメリットとデメリット
次に実家暮らしのメリット、デメリットを紹介していきます。
実家暮らしのメリット
- 生活必需品の出費がない
- 娯楽に使える時間が多い
- 安心感がある
- 生活に苦労が少ない
実家暮らしのメリットはなによりも生活費用が掛かっていない点と安心感が大きいことでしょう。
一人暮らしは「暮らす」という時点でお金が発生します。しかし実家はそれが無料なのでその時点で家賃分が浮くのは大きいですよね。併せて水道光熱費などのライフラインの費用もかからないので自分に使えるお金は多くなります。
さらに「誰かが家にいる」という安心感は一人暮らしをするとわかりますが、一人とは全然気持ちが違います。実家は自分以外の誰かがいるのでセキュリティの面でも安心が大きいでしょう。
実家暮らしのデメリット
- 自立心、独立心が養われない
- 家族に干渉される
- 周囲の目が気になる
実家暮らしのデメリットの一番は自立心が芽生えないことと家族の干渉が多いことでしょう。
一連のツリー、これよく
「実家暮らしの男性とは結婚するな。一人暮らし経験があり家事一通りできる男性がいい」
と言われるけど肝心なのは「男も家事やる意識があるかどうか」なのよな。
いくら出来ても「結婚したら家事は女がやるもの」という意識の人は「やっと免除だ!」とばかりにやらなくなる。 https://t.co/Krqlb4XnXV— 希@アカ作り直し (@no___0303) March 4, 2023
実家にいる限り生活面は親がめんどうみてくれているため必然的に甘える環境にあります。しかしそれが甘えだとも気づくことができないので、なかなか自立できないことになります。
それと自分が好きなことをしていたくても家族の干渉があるので煩わしさを感じます。一人暮らしなら自由な時間に帰宅できるけど実家は親の目があるので気になるというようなことです。実家暮らしである限りは家族の干渉がめんどくさいと感じることは多いですね。
一人暮らしを始める手順と予算とは?
一人暮らしを始めるにあたっては順序があります。
まずは少なくとも最初の初期費用、敷金、礼金など入居に必要な資金の確保をすることが大前提です。できれば先2.3ヶ月の家賃、光熱費の計算をしてみてその分の費用も確保した状態で始められると安心感が違います。
①物件探し
以下の条件を確認し、自分のライフスタイルに合った物件を探しましょう。
- 勤務先、学校からの距離は適当か?
- 家賃(生活費からの割合)に無理はないか?
- セキュリティ内容(女性だったら2階以上の物件が安心)
- 間取り内容
物件が決定したら不動産の会社申し込みです。
②引っ越し
新居が決定したら引っ越しです。引っ越しのポイントを伝授しますね!
- 家具家電は購入した店から直接搬入してもらえないか確認する
- 引っ越し業者が必要なら業者に申し込みする
- 引っ越しが無事終了したら、両隣などに挨拶
※業者に依頼しない場合は引っ越し先の現地で家具家電を購入するほうが楽です。
※引っ越しのあいさつは必須項目ではないのですが、挨拶をして顔を知っておくほうが今後の生活で何かあったときに助かります。
③諸々の手続き
一人暮らしになると生活費用の管理が必要になります。諸々の手続きは以下のようなものがあります。
- 住民票の移動(移動が市外である場合)
- 水道光熱費の契約と引き落とし口座の手続き
- 家賃の振り込み、口座振替手続き
- 自身の身分証明の住所変更
一人暮らしをするということは、自分で自分のことをすべて管理するということになります。特に費用面や上記のような手続きというのは大事なポイントなので責任もってしっかりやっていきましょう。
不安や心配があれば、実家の親、一人暮らしの先輩、市役所などの公的機関に質問、相談することで解決できます。