庭に山砂を敷くと水はけが悪いことから、苔などが発生しやすい環境を作ってしまうことがあります。水分により砂が固まってしまい、その結果水溜りができるという性質のものであるため、植物を植えても根がきちんと張ることなくうまく育ちません。
しかしながら、砕石だらけの庭では殺風景すぎたり、地盤が剥き出しの場合は景観的に好ましくない、といったケースで使用されてます。また前述のように雨で固まってしまい、根が張りにくいということは雑草も生えにくい点がメリットとなります。
花などで彩る必要のない部分は、山砂を敷くことで景観的にバランスを良くすることができると言えるでしょう。
この記事では、
- 庭に山砂を敷いた時のデメリットとは?デメリットを越えるメリットはあるのか?
- 山砂の特徴と使用方法とは?
- 山砂はどこで買える?価格はいくらぐらいか?
といった内容をまとめてみました。庭に山砂を敷いた時のデメリットについて気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
庭に山砂を敷いた時のデメリットとは?デメリットを越えるメリットはあるのか?
山砂は水はけが悪いことから、苔などが発生しやすい環境を作ってしまうことがあります。
盆栽棚の下どうしようかと考えてる…
庭でやってるので下が山砂なんですけど草や苔が凄い…
見栄えも良くないしどーしよ
少し掘ってバラスでも敷いとくべき?— 盆栽星人 (@Bonsai_Seizin) April 21, 2021
私たちの身近に使われている山砂は、小学校や中学校のグラウンド。そういえば雨がふると水溜りが良くできてしまっていましたね。
水分により砂が固まってしまい、その結果水溜りができるという性質のものであるため、植物を植えても根がきちんと張ることなくうまく育ちません。
確かに学校のグラウンドには雑草をあまりみたことがないですね。
あれ買うんだったら山砂(学校のグラウンドに主に使われる)のがまだ良い。
学校の校庭ってあんまり雑草生えないのは山砂で土を締めてるから。— sizuku@カーチャン (@sizuku0322) June 22, 2020
とデメリットが多くあるように見えますが、反面メリットがないわけではありません。
自然な感じが好まれることから、砕石だらけの庭では殺風景すぎたり、地盤が剥き出しの場合は景観的に好ましくない、といったケースで使用されてます。
また前述のように雨で固まってしまい、根が張りにくいということは雑草も生えにくい点がメリットとなります。
花などで彩る必要のない部分は、山砂を敷くことで景観的にバランスを良くすることができると言えるでしょう。
山砂の特徴と使用方法とは?
山砂は火山噴火などでできる花崗岩が風化して砂となったもので、明るい茶色をしており綺麗な見た目が庭を彩ります。
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※山砂(やまずな)
火山から噴火した岩石などが風化して細かくなった、山にある砂。
庭に敷くと明るい茶色で見た目が綺麗。栄養価も低くて雑草が生えにくい※工事
芝生工事※感想
あるある
工事中に上空を飛行機が飛んでいたら、ちょっと休む感覚で眺めるよね#1日1土木 #土木素人 #青森— だいち (@BokkemonDaichi) March 24, 2021
川で取れる「川砂」との違いは、水で角が取れていないことから見た目が粗く、粉状から大粒のものまでさまざまな種類が存在しています。
また水に揉まれていないことから、土に近い性質のものとなります。水はけが悪い、という性質が土に非常に似通っていますよね。
対して川砂は元々は山の石が水で流され、細かく砕けたもの。山砂と比べるとサラサラして通気性に優れ、水はけが良いという特徴があります。
ただ山砂も排水性がゼロというわけではありません。ある程度の排水性と固まるという性質もあることから、固い地盤の必要な芝生の下地材として使うことができます。
ただ山砂単体では硬さが不足することから、芝生の下地に使用する場合は一般的に砕石と一緒に使用しています。
また庭とは一戸建てを彩る、個人個人がこだわりを持つ部分と言えます。ただ草木を植えるだけでは殺風景のため、レンガ・コンクリート・木材などを使ってさまざまな彩りを持たせることが多いと思います。
ただしコンクリートなどの人工物を多くしてしまうと温かみの欠けるものとなってしまいます。山砂は自然で明るい印象を与えるため、要所要所で使用することで温かみのある庭を演出することが可能です。
レンガの隙間に埋めるだけでも彩りが異なってくるのがよく感じられますね。
ガーデニングにいそしんでます。
こうやって、石レンガの隙間に山砂を詰めていきます。 pic.twitter.com/K5Qc0RJ4RF
— だんご (@1pmGOVbIhaGGmXI) May 11, 2021
その他、園芸用の土としても使用することができます。ただし栄養分に乏しく、山砂それ単体では植物を育てることは不可能に近いです。
そのため腐葉土・ピートモス・堆肥などを一緒に使い育てる必要があります。山砂が混ざることで排水性も向上し、土自体も見た目的に彩りが出てきます。
山砂はどこで買える?価格はいくらぐらいか?
そんな山砂ですが、業者専用というものでもありません。比較的安価で手軽に入手できることから、個人で購入しさまざまな部分に使用するというケースも多いものです。
購入できる主な場所としては、ホームセンターが挙げられます。その他園芸関係のグッズを小売している販売店や、インターネット通販でも扱っているところが多々あります。
注意すべき点としては、採取した場所によって成分が異なること。酸性寄りであったり中世であったりとさまざまです。
使用する場所は決めているでしょうから、その場所だけは同一の山砂を使用することが大事と言えますね。
価格的には20kgで2,000円前後が小売価格の相場であるようです。
専門業者では1リューベーあたり1,500円ほどと量が多くなれば安くなる傾向がありますので、量によっては専門業者に依頼することも考えましょう。