夜間にしっかり髪を乾かしたにも関わらず、朝起きたら前髪がべたついていることに頭を悩ませている人が多いのではないでしょうか。これは、就寝中に皮脂や汗が分泌されるためと考えられています。
夏などの高温時にはさらに、髪が油気を帯びやすくなる傾向にあります。ですので、前髪が油っぽくなるのを防ぐ方法として、髪の洗い方や使用するシャンプーを選ぶ際のポイントがとても大切です。
さらに、もしもの時すぐに使える便利なアイテムもお教えしましょう。ぜひこれらの情報を参考にして、悩みを解消してください。
朝の前髪トラブルと手軽な解決策
朝の慌ただしい時間帯に、前髪が油っぽくなってしまっている状況は気持ちを暗くさせますよね。気になる前髪をすばやくキレイにするための、手軽で有効な3つの対処法をご紹介します。
ベビーパウダーを使った簡単ケア
ベビーパウダーを利用すれば、汗や脂を吸収して前髪をすっきりとさせることが可能です。適量を髪になじませることが重要です。さらにおでこにも薄く塗ると、皮脂が出にくくなります。ただし、使いすぎは避けてください。白く残ると、フケのように見えてしまうためです。
「前髪がベタベタ。すぐ束になって割れる」という人。原因は皮脂。おでかけ前や昼休憩、『おでこにフェイスパウダーを多めにつける』。これだけで、汗や皮脂が前髪につかないから、夜までベタつき知らず。おでこがマットになると小顔効果あり。イヤな顔まわりのクセ毛も防げる。パウダーは正義。
— りょう|美髪のプロ (@ryoyano0701) April 26, 2023
ドライシャンプーで即効リフレッシュ
ドライシャンプーをシュッとスプレーすれば、余計な皮脂が取れて不快なにおいも抑えられます。忙しい朝でも手早く使えることから、ドラッグストアなどでよく目にするアイテムです。特に暑い時期にはぜひ試してみたいものです。
この季節前髪がすぐにベタついて悩んでいたけど、このドライシャンプー使うと嘘のようにサラサラになって秒で前髪生き返る。ミニサイズで持ち運びがしやすいしシャンプーした後のように気持ちいいので前髪ベタつき民は絶対買うべき pic.twitter.com/0Y6hJLzSY5
— ラムネちゃん💎 (@ramunechan46) June 6, 2024
カーラーでふんわりキープ
準備をしている間に前髪をカーラーで巻けば、ふんわりした自然なスタイルが実現します。更にカーラーのあとにドライヤーで温風と冷風を交互に当てると、より持ちがよくなります。ただ、時間にゆとりがある朝は、前髪だけを洗髪して乾かすのがベストです。いずれにしても、時間に迫られている時は、これらの対策で乗り切りましょう。
前髪をサラサラに保つためのお手入れ方法
前髪のべたつきに悩まされがちな方々は、肌が皮脂を多く分波するタイプであったり、汗をかきやすい性質を持っていることが多いです。そうした問題に対して、前髪の脂分をしっかりとコントロールするための対策をご紹介いたします。
重要なのは、ご自身の肌質にフィットしたシャンプーをピックアップし、その上で適正な髪の洗い方をマスターすることです。これが、前髪のテカリを抑える秘訣になります。
シャンプー選択のポイント
賢明なシャンプー選びにおいては、ノンシリコンやクレンジングシリーズが推奨されます。これにより、過剰な皮脂を効率的に取り去り、べたつきを防ぐことができます。
近頃、多くの人々がノンシリコンシャンプーを常用し、そのさっぱりした使用感に高い満足度を示しています。また、クレンジングシャンプーは汚れを徹底的に取り除く役割を果たし、週に数回の利用が適切だとされています。
洗髪の技術
髪を洗浄する際には、以下の手順が重要です。
- 洗前に髪をブラッシングしてほこりや不純物を取り除く
- 指の腹で頭皮をしっかりマッサージし、シャワーで皮脂と汚れを洗い流す
- シャンプーは泡立てて頭皮に優しくなじませる
- すすぎ残しがないよう念入りに流す
市販されているシャンプー専用ブラシを使用すると、汚れが一層落ちやすくなる上、頭皮のマッサージ効果も期待できます。
髪を洗う前の事前ブラッシングとブラシのメンテナンス
髪を洗う前のブラッシングは汚れの除去を容易にすると同時に、触り心地を向上させることもできます。また、頻繁なシャンプーによる必要以上の皮脂の分泌を抑制する意味でも、このプロセスは大切です。使うブラシは清潔に保ち、頭皮を傷つけないものを選ぶことが推奨されます。
髪の毛を洗うとき、洗う前に髪の毛をブラッシングしてから洗ったほうが絡まりを防ぐので、髪を傷めにくい
— 生活の「裏」技 (@LifesST) January 20, 2023
寝ている間の前髪のテカリ対策
多くの人が夜寝ている間に前髪がテカってしまうことに頭を悩ませています。皮脂が多く分泌される肌や気温が高い時期は特に、朝目覚めた際の脂っぽい髪がスタイルを決める上で障害となることでしょう。そこで今回は、睡眠中に前髪をテカらせない方法をいくつかご紹介いたします。
髪洗いの最適なタイミング
毎晩ではなく、朝にシャンプーする習慣を身につけることで、夜通し皮脂が溜まるのを抑え、スムーズな朝の髪形作りに繋がります。
適したヘアケア製品の選択
夜用のヘアセラムやオイルを利用することで、根元から毛先にかけての保湿を維持しながらも、皮脂の多量分泌を避けられる可能性が高まります。使用する際は、軽めのテクスチャーのものを選び、前髪に直塗りするのではなく、髪中間から毛先に配すると良いでしょう。
ヘアアクセサリーを賢く使用
夜の間、髪の擦れを避けるため、シルク素材のヘアバンドやスカーフを活用して毛束をしっかりと留めると有効です。シルクは髪に柔らかく、摩擦から来る静電気を防ぎ、油分の吸着も防止します。これは朝のベタつきを緩和するだけでなく、髪質を維持することにも寄与します。
睡眠スペースの環境整備
寝室の温度や湿度は前髪のコンディションに影響を与えます。涼しく快適な寝室環境は、夜間の汗や皮脂の分泌量を減らす助けとなります。エアコンや扇風機の使用をお勧めします。
前髪のベタつき解消法
前髪のべたつきを手っ取り早く解消する手段としては、ベビーパウダーやヘアカーラーが有効です。しかし、これはあくまで一時しのぎです。サラサラの前髪を維持するためには、長期間にわたってシャンプーの選び方を見直したり、洗髪技術を改善することが求められます。これから訪れる暑い時期でも、これらの対策を活用して、いつも通りの清潔感ある髪をキープしましょう。