パンダガジュマルが枯れる原因は主に下記の5つです。
• 水のやりすぎ
• 日光不足
• 強すぎる日光で葉焼け
• 寒さ
• 病害虫
パンダガジュマルは比較的乾燥に強くあまり水切れを起こしません、ある程度の日光は必要なのですが強すぎる日光に弱く、5度以下になる場所で枯れてしまうので寒さにも注意です!
注意したい病害虫は、【黒星病】【カイガラムシ】【ハダニ】です。
対処法などまとめてみましたのでチェックしてみてください。
この記事では、
- パンダガジュマルが枯れる原因と対策方法とは?
- 知っておきたいパンダガジュマルのこと
- パンダガジュマルを上手に育てる方法とは?
といった内容をまとめてみました。パンダガジュマルが枯れる原因について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
パンダガジュマルが枯れる原因と対策方法とは?
パンダガジュマルが枯れる原因はこちらです。
• 水のやりすぎ
• 日光不足
• 強すぎる日光で葉焼け
• 寒さ
• 病害虫
水のやりすぎ
最もガジュマルを枯らせてしまう原因として注意してほしいのが「水のやりすぎ」です。
ガジュマルは比較的乾燥に強くあまり水切れを起こしませんが、逆に水を与えすぎていると根腐れを起こして枯れてしまいます。
水やりは、土が乾いてから行うようにしましょう。常に土が湿っていると枯れてしまいます。
日光不足
あまり太陽光を必要としない植物ですがある程度の日光が無いと生命力が無くなり枯れてしまいます。
症状は枝が貧弱に伸びてしまう。また、葉の色が抜けたようになってしまいます。
このような症状が見られたら日当たりのいい場所に移動させてあげて下さい。
強すぎる日光で葉焼け
パンダガジュマルは日光不足でも枯れてしまいますが直射日光に当たり続けると葉焼けを起こして葉がダメになってしまいます。
基本的にはレースのカーテン越しの日光浴程度がちょうどいいので直接日光に当て続けるのはNGと思って下さい。
寒さ
原産が暖かい地域の植物なので5℃以下になる場所では枯れてしまいます。
冬季の管理はとても重要です。5℃以下になる地域では家の中で暖かい状態を保って下さい。
寒さにやられるとまず葉が黄色くなり落葉してしまいます。
良くあるのが冬場に窓際に置いてあったのですが、窓際はとても寒くなるので枯れてしまったというケースです。
冬場は暖かい昼間は窓際、夜は家の中央付近など置く場所に注意しましょう。
病害虫
パンダガジュマルを育てる際に注意すべき病害虫はこちらです。
どれも枯れてしまう原因になるので、症状がある場合は対処しましょう。
黒星病
葉の内側からく黒っぽいシミが発生します。
カビの菌が原因の病気なので、病変した葉は切り落とし、土が汚染されているので植え替えましょう。
また、殺菌剤をかける事で原因菌を殺すことができるのでさらに安心です。
カイガラムシ
葉や幹に白い小さな点がある場合はカイガラムシが発生しています。
ハブラシなどでこする事で取り除くことができます。
一度発生すると増殖するので、早期対処と殺虫剤をかける事が重要です。
パンダガジュマルの樹液を吸い取って弱らせてしまいます。
ハダニ
こちらも樹液を吸い取って弱らせてしまう虫です。
小さくほぼ目に見えませんが、葉や茎に白い点や白くかすんだような跡がある場合は発生が疑われます。殺虫剤で対処しましょう。
知っておきたいパンダガジュマルのこと
パンダガジュマルはこんな植物です。
色々な情報を用意しましたのでご紹介します。
特徴
普通のガジュマルと違い葉がかわいらしい丸い形をしているのが特徴です。
センカクガジュマルの突然変異種です。
市販されているものはガジュマルの木に接ぎ木されたものがほとんどです。
そのため、ガジュマルの丈夫さも兼ね備えています。
実生のパンダガジュマルは枝が細いのが特徴です。稀に市販されています。
しかし、とても管理が大変なので園芸初心者は接ぎ木されたものを購入するのが良いでしょう。
また、育てていると実をつける事もあります。
花言葉
パンダガジュマルの花言葉は見つからなかったのですが、ガジュマル自体はとても縁起の良い花言葉を持っています。
「健康」や「たくさんの幸せ」です。
この縁起の良さから贈り物にも好まれます。
言い伝え
沖縄原産のパンダガジュマルの木には精霊「キジムナー」が住むと言われています。
そのため「多幸の木」とも呼ばれ縁起が良いです。
そのため、大事に育てていればとても縁起が良いのですが粗末に扱うと影響があるという説も⁉
どこで手に入る?
ホームセンター等の園芸品取扱店で買う事が出来ます。
また、最近ではネットでも購入ができ手軽に入手が可能です。
パンダガジュマルを上手に育てる方法とは?
パンダガジュマルを育てるポイントをご紹介します。
• 育てる場所
• 水やり
• 土
• 肥料
• 剪定
育てる場所
冬の寒さにはとても弱いため通年を通して屋内でも5℃以下になるような場所は、育てるのは辞めましょう。
基本的に10℃以上の気温が生育には必要です。
成長させるためには25℃以上の気温が必要になります。
また、日当たりに関しては直射日光を避けて下さい。葉焼けしてしまいます。
水やり
基本的に土が乾いたら与えるようにしましょう。
乾燥にはある程度強いですが、水の与えすぎは要注意です。
冬は特に水やりは減らします。
通年を通して葉に霧吹きで水をかけてあげると元気になります。
土
一般的に売られている観葉植物の土がいいでしょう。
自作する場合は赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜたものを用土として下さい。
また、ハイドロカルチャーでも育てる事が出来ます。
その場合は定期的に液肥を加えて栄養補給をしてあげて下さい。
肥料
冬以外の時期、月1回程度暖効果の化成肥料を適量与えて下さい。
ハイドロカルチャーなどで育てていて液肥を使う場合は2週に1回程度の頻度で適量を与えて下さい。
剪定
剪定の適正時期は春です。
弱った枝や込み合った枝を整えるように剪定してください。
注意すべき点は、パンダガジュマルが接ぎ木されている場合です。
接合部分を切断してしまうと取り返しがつきませんので、接合部分以降の剪定をするようにしてください。
パンダガジュマルを大きく成長させたい場合は気温を高く保ち、肥料を適正に与える事が大事です。そのほかの管理ポイントをしっかりと抑えて元気なパンダガジュマルを育ててゆきましょう!