夏バテで痩せる場合、多くは数キロから10キロ弱という人が多いようです。
症状としては、体のだるさ、食欲不振、頭痛やめまい、たちくらみ、下痢など様々なものが現れます。
夏バテを起こしてしまうと、体の免疫機能が低下するということなので、普段は風邪で済むものが重症化しやすくなったりします。
特に高齢者などは免疫力もかなり低下しているため、命取りになりかねません。
今回の記事では、夏バテの体重減少について、夏バテの主な症状と対処法を紹介していきます。
よく夏バテをしてしまう人はこの記事を読むことで対策がとれるので次の夏からは夏バテ知らずになれますよ!
夏バテで痩せる人は何キロぐらい落ちる?
夏バテで痩せる場合、多くは数キロから10キロ弱という人が多いようです。
本格的な夏を迎え、暑い日々が続きますよね。夏といえばプールや海といったマリンレジャーに川遊びも楽しむことが出来る季節。
しかし夏を迎えるまでに、体についた余分な脂肪を落として水着の似合う体にならなければ・・・と思う人が大勢いるでしょう。私もその一人です。
その為にダイエットに励む方も多いと思いますが、中には夏バテでストンと体重が落ちた、という声が続出するのも夏の時期の特徴といえるかもしれません。
夏の時期は多く汗をかきますし、体を冷やすためにも冷たい飲み物や食事をとりがちですが、このような食生活は夏バテを引き起こしやすいので注意が必要です。
また意識的に夏バテ状態を引き起こして体重を減らす、なんて無謀な行動をとる方も見られますが、危険なので止めるべき行動といえます。
夏バテとなると食事量が減りますので体重は確かに落ちますが、これは脂肪が落ちているのではなく筋肉も同時に落ちるからです。
筋肉は体内に取り込んだ栄養素を燃やすための重要な組織。
体重が落ちたからと言って食べ始めると、燃焼機能が弱っているために消化しきれない栄養素が体脂肪へと変換されてしまいます。
暴飲暴食をしていないのに以前よりも太る、所謂「リバウンド」は筋肉が落ちてしまったから起きる現象です。
夏バテで体重を落とすことは結局は体の機能も落とすことに繋がりますのでやめておきましょう。
しかし夏バテは実際に味わってみなければわからない辛い症状が続きます。一体どのような症状が現れれば夏バテといえるのか、詳しくご紹介していきましょう。
夏バテの主な症状とは?
夏バテとは「自律神経」が乱れてしまい体の機能が低下することを表します。
高温多湿の環境下で汗による体温調節が乱れる、熱帯夜により深い睡眠がとれない、
冷たいものを摂取することで胃腸の不調を引き起こすことが原因となります。
その症状は体のだるさ、食欲不振、頭痛やめまい、たちくらみ、下痢など様々なものがあり、これらが複合して続くと夏バテを起こしていると考えて間違いないでしょう。
また怖いのは体の免疫力も同時に低下していることから、ウイルスなどの感染症にもかかりやすくなっていることです。
夏場にインフルエンザが蔓延することはまず聞いたことがありませんが、そのような強力な感染力を持っているウイルスに侵されやすいことは十分理解する必要があります。
特に新型コロナウイルス禍がまだ完全に収束していない現状では、夏バテを起こすような生活習慣は止めるべきでしょう。
特に高齢者となるほど夏バテは命の危機に繋がりかねないといっても過言ではありません。
その理由は何故なのか、また対策方法についてご紹介していきましょう。
高齢者は夏バテすると命の危機?対策方法とは?
人間は高齢になるほど、体の免疫機能が落ちていくことは良く知られている事実です。
前述の通り夏バテを起こしてしまうと、体の免疫機能が低下していることの表れでもあり、風邪にかかりやすかったり今まで抑えられていた疾患が急に出てくることもあります。
続に言う持病の悪化や体調不良の回復が行われず重症化してしまったり、特に水分不足が血管のつまりを引き起こし脳卒中などに繋がりやすいリスクは高齢になるほど高まります。
思わぬ病気に繋がる可能性のある夏バテを引き起こさないためにも、普段の生活を大事にすることが大切となってきます。
まずは食生活。暑いために冷たいそうめん等を食べる頻度は多いでしょうが、毎日続いてしまうと栄養が偏ります。
夏でも冬でも食事内容は変えず、たまにそうめんなどを食べるといったバランスの良い食事をとることが大事です。
そして暑いからとどうしても避けがちですが、適度な運動も重要です。夏バテは自律神経の乱れとご紹介しましたが、適度な運動は自律神経を整える効果があります。
暑い時間帯は避けたうえで、ウォ―キング等の軽い運動を日課としていきましょう