寝袋を使用して腰痛になる原因として考えられるのは、寝た時の姿勢が固定化されてしまうことにあると見られます。また腰の血行が悪くなることで腰痛を引き起こすこともあるようです。
対策としては地面との接触を減らすために寝袋の下にマットレスなどを敷く事で腰痛をかなり緩和させることができますよ!
そのほかにもカイロなどを使った方法をまとめてみたのでぜひチェックしてみてください。
この記事では、
- 寝袋で腰痛になる!?腰痛になる原因と対策方法とは?
- 寝袋の選び方のポイントと寝る時の適した服装とは??
- おすすめの寝袋やアウトドア用のマットは?
- あると便利なキャンプ時のおやすみグッズとは?
といった内容をまとめてみました。寝袋で腰痛になる原因と対策方法について気になっている方には参考になるので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
寝袋で腰痛になる!?腰痛になる原因と対策方法とは?
寝袋を使用して腰痛になる原因として考えられるのは、寝た時の姿勢が固定化されてしまうことにあると見られます。
また腰の血行が悪くなることで腰痛を引き起こすこともあるようです。
著名人のYouTube等でソロキャンプをはじめとしたキャンプが人気となっています。
キャンプといえば宿泊を伴いますが、テント内で自然を感じながら一晩を過ごすのは格別の思いとなりますよね。
ふかふかのベッドでも容易出来れば最高なのですが、あいにくキャンプではベッドなどを持ち込むことは現実的ではありません。
そんな時に活躍する寝袋。冬場でも寒さを凌ぐその能力の高さはキャンパーにとっては必需品ですね。
しかし反面、腰痛もちには起床時の腰痛が酷く起き上がるのに苦労するとか、腰痛もちではなくても腰の痛みを感じる、といった意見が多いのも確かです。
テントと言えば地面に張るもの。床も布切れ1枚ですから如何に分厚い寝袋とはいえ、地面の凹凸を感じながら寝なければならないのが時にはストレスに感じます。
また特に冬場では、地盤の冷気が伝わってくることから血行が悪くなり腰痛の原因となることもあります。
対策方法としてはまず、地面との接触を減らすために寝袋の下にマットレスなどを敷くことがあげられます。
マットレスなし寝袋腰痛すぎてしぬ
— じまP@サンキューロック (@pokemon1542) June 4, 2022
枚数が多ければ多いほど良いのでしょうが、手荷物が増えるというデメリットもあります。
キャンプ用具専門メーカーからはアウトドア用のマットレス等様々なものが販売されていますので、状況に合わせて選定していきましょう。
また冬場は腰回りにカイロ等を貼ることで血行の促進を図り、冷え対策とすることが出来ます。火気が気になる場合は金属の化学反応で発熱するカイロもありますよ。
ハクキンカイロ。金属の化学反応により発熱する火のない安全なカイロ。キャンプの時とか、寝袋の足元に入れとくと血行不良な女子とかに好評。 pic.twitter.com/oPWIhNYvF2
— たーー (@renaidaigaku) September 4, 2014
さて、アウトドア宿泊を快適なものとするためにもどのような寝袋を選べばよいか、また寝るときの服装等に関してご紹介していきます。
寝袋の選び方のポイントと寝る時の適した服装とは??
アウトドア用品店に行けば様々な寝袋が置いてあり、初心者は何を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
価格の安いものについつい気持ちは走ってしまいそうですが安物買いの銭失い、とならないように選ぶ際に気を付けるポイントをご紹介します。
まずは寝袋の中綿。大きく「ダウン」と「化学繊維」の二つに分かれ、ダウンは保温性に優れ柔軟性に富むので収納性も高いですが、濡れには弱いという点があります。
化学繊維は濡れに強く洗濯も可能、価格面も安価ながら重量がダウンと比べて倍程重たくなります。
手運びではなかなか重量的に厳しい可能性もありますので、車での移動がメインとなる場合などに使用することをお勧めします。
もう一つ確認すべきポイントは「快適温度」や「最低使用温度」と呼ばれるものです。
製造元により表記は様々ながら、「快適温度」はその名の通り快適に使用できる外気温、「最低使用温度」はそれ以上低い温度下では性能を発揮しないことを表します。
快適温度ではさらに夏用・冬用・3シーズン用と三種類があります。使用する時期の温度と照らし合わせて選択していきましょう。
そして寝るときの服装について、寒いときは厚着をして寝るのが良い、と考えがちですが薄着を心がけましょう。
#ソロキャンプ
キャンプ小話。
寝袋は薄着じゃないと効果ありません。 pic.twitter.com/CgQxJYOLr7— フラミンゴ (@MadShingo) March 14, 2021
体から発せられた熱は、寝袋の中綿に行きわたったのちは寝袋内に再び戻るようになっています。
つまりは暖かい空気が寝袋内部で循環することからさほど厚着は必要ない、ということが出来ます。
また薄着であればキュンキュン詰めのイメージがある寝袋なれど内部で身動きが取れやすくなることから、長時間同じ体勢で固定されることなく結果腰痛なども引き起こしにくい効果が期待できます。
次の章では初心者でも迷うことなく購入をおすすめのできる寝袋などについて、どのようなものがあるか実際にご紹介していきましょう!
おすすめの寝袋やアウトドア用のマットは?
寝袋は専門用語では「シュラフ」と呼ばれ、その形状も様々です。
封筒型(レクタングラー型)
名の通り長方形の封筒の形をした寝袋。ゆったりとしている分密着性に乏しく保温性は低い。重たくかさばるところもネック。
マミー型(人型)
人の形に合わせた形状で、密着性が高く体温を逃がしにくい特徴があり、寒い時期や場所に活躍します。
コンパクトに収納できますが価格は高く、高い密着性がかえって窮屈に感じることもあります。
マミー型は経験者向けと考えられますので初心者で車でキャンプ場に向かう、といった場合は「封筒型」で十分ではないかと思います。
そして快適温度としては使用する時期などが極端に寒い等でなければ、バランスが取れている3シーズンタイプのものを選択することをお勧めします。
また寝袋の下に敷いて温度調節やクッションとして使用するキャンプ用マットについても様々なものがありますが、耐久性が高く持ち運びも手軽な「ウレタン製」のマットがおすすめです。
あると便利なキャンプ時のおやすみグッズとは?
さてシュラフを買いそろえたとしても、屋外であるキャンプ場ではその場に行かなければわからないことも多く、安眠が叶わない心配もあるかもしれません。
あると便利な、快適な睡眠のお供となるキャンプ時のお休みグッズの数々をご紹介しましょう。
エアーピロー
睡眠には枕も重要、しかし家で使用している枕を持っていくのは汚れも付くし嵩張って荷物にもなってしまいます。
そんな時に活躍するのがエアーピロー。空気を入れて枕とするために嵩張りませんし家の枕のようなフィット感も相まって快眠に役立つグッズとなります。
アイマスク
部屋は電気を消し、カーテンを閉めることで朝の光に目を覚ますこともありませんが、
テント内は電気はなくとも遮光性に関してはあまり期待が出来ないといえます。
そんな時に活躍するのがアイマスク。キャンプ場の朝の強い日差しに目を覚まされることなく快適な睡眠を行うことができます。
耳栓
鳥のさえずりや虫の鳴き声など、自然の音は癒し効果を持つものの睡眠時には気になる人もいることでしょう。
普段は睡眠時に使用することの少ない耳栓がそんな時には役に立ちます。
音に囲まれる大自然の夜、気持ちよく朝を迎えるためにも持っていて損はないグッズですよ!