雨の日にインターネットが遅いと感じる事ありませんか?
ネットが雨の日に遅くなるのには理由があると考えられています。
- 電波が雨により吸収
- ユーザー数の急増
- 光ファイバー線の揺れ
上記3つが遅くなる理由の可能性が高いのです。ネットが遅いと本当にイライラしてしまいますよね。
この記事では雨の日のインターネットが遅い理由と対策、そもそもインターネット回線ってどうなっているのかということを紹介していきます。
雨の日にネットが遅いとイライラしている方、この記事には対策がばっちり掲載されていますのでスッキリしますよ!
雨の日にインターネットが遅い時の理由と対処法3選!
雨の日にインターネットが遅くなる理由については以下の3つの事が考えられます。
- 電波が雨により吸収
- ユーザー数の急増
- 光ファイバー線の揺れ
一つずつご紹介いたします。
電波が雨により吸収
電波は水分に吸収されやすいという性質を持っています。
なぬ、土壁は水分を含むのでWi-Fiの電波を吸収しやすいだと!?
— Ise-tsumugiya (@tsumugiya_ise) July 9, 2021
ポケットWifiなどの無線式のルーターなど、外部から電波を拾って端末に供給するタイプは電波の性質上、雨の日に影響を受けやすいといえますね。
しかし固定式Wifiなど、有線で引っ張ってきているものは室内だけしか電波が飛ばないはずですよね。
このようなタイプでも通信状態が悪くなるのはなぜか?それは雨の日では室内の湿度が上がることに原因があると考えられています。
湿度も水分なので、電波が吸収されてしまうという理屈ですね。
ユーザー数の急増
雨の日は特別な用事がない限り、外出をやめてしまうことも多いのでは無いでしょうか。
部屋にこもるとなれば、ネットの出番ですよね。映画を見たりネットサーフィンをしたりといった行動を取ることが少なくないでしょう。
しかしそう思うのは貴方だけではありません。大半の人が外出を控え家にこもる行動を取るとなると回線が混んでしまい、結果通信状態が悪くなります。
光ファイバー線の揺れ
ポケットWifiなど無線式ではないネット回線を新規契約する際、引き込み工事の実施をすることが多いと思います。
これは光回線を最寄りの電線から部屋まで引き込む工事となりますが、ネット回線を支える光ファイバーは電線つまり外部に張り巡らされています。
強い雨の日、電線を見ることも少ないでしょうがよく見れば結構揺れているのがわかります。
線が揺れることで、内部の光の反射が上手くいかずデータ通信の乱れが生じることがあります。
その他、台風や強風時もケーブルが揺れてしまうので遅延につながるときもあります。
線の揺れで遅くなってしまうのは以外な事例ですよね。
雨の日にネット回線が遅く感じてしまう背景にはそれなりの理由が潜んでいるのですが、
では何らかの対策方法があるのでしょうか?
雨や風による光ファイバー線の揺れを防止するのはかなわないですし、素人が触れるものでもないので諦めるしか無いですし、電波の吸収を防ぐ方法も正直無いですよね。
またユーザー数が増えることも個人の力では如何ともし難いですね。近場の人々にネットを使うな!と言うわけにも行きません。そのため諦めるしかないのだろうかと思ってしまいます。
ですがWifiを物陰に隠れる位置に置かないことや、同時接続台数をできる限り減らすなどといった工夫をすることで改善できるかもしれません。
また室内の湿度を下げる=水分を減らすことで電波の吸収を下げることが可能かもしれません。冬場でなければエアコンの除湿機能を使用して湿度を下げてみましょう。
知っておきたいインターネット回線のこと
もはやネットは現代人の生活において欠かせないものとなっていることは間違いありませんが、以外と回線の詳しいことには疎いのではないでしょうか?
例えばWifi。無線LANという言葉もよく聞かれますが、Wifiと無線LANの違いがいまいちよくわからないですよね。
無線LANとWifiは実は同一のものです。無線を使用するインターネット回線全般を「無線LAN」と呼び、様々な規格が存在しています。
Wifiはその無線LAN の一つの規格であり、いわばブランド名称のようなものです。
WiFiってブランド名だったのか
— 黒シャツ (@Linux114514) April 20, 2016
ではなぜWifiだけが無線LANとして知られているのか?それは一般消費者がよく使用する機器であればWifi機器がカバーしているからとなります。
大雑把にいえば「自動車」というカテゴリの中に私達一般消費者が乗る「乗用車」そしてプロ向けの「トラック」や「バス」「工事用車両」といった馴染みの浅いものが存在しているのと同じ、といえば感覚もつかみやすいのでは無いかと思います。
Wifiは自動車で言えば「乗用車」であり、使われている数も圧倒的であるからこそ無線LANという単語以上に一般的になったということができます。
また4Gや5Gといった名称もよく聞きますが、これらとWifiの違いはなにか?それは「4G」「5G」とは回線を表し、Wifiはその回線から電波を飛ばすための規格となります。
最近では5G対応のWifiという言葉もよく耳にしますね。これは5G回線で電波を供給できるWifiであることを表します。
回線であれば光回線と同じものとなりますが、光回線は有線に対し4Gや5Gは無線式。
そして5G は高速大容量とも謳われ、今後は6G の時代と言われているので光回線の出番も少なくなるかもしれません。
雨の日でもつながりやすいインターネットサービスはある?
電波の性質上、残念ながら雨の日でも繋がりやすいネットサービスは存在しません。
しかし無線LAN=Wifiの場合、繋がりやすい周波数に切り替えることができる機種が多くありますので、これらを使用することが一つの方法となります。